宮古の海を愛してやまない元ダイバーの僕ですが、実は宮古の海はこんな状況になってます。
伊良部漁協、再びダイバー排除伊良部町漁業協同組合(奥原隆治組合長)は一日から、伊良部島白鳥岬などに監視船五隻を出航させ、同組合と海面利用協定を結んでいないダイビング業者の排除行為を行っている。ダイビング船を、軍艦マーチを鳴らした漁協の監視船が取り囲み、平良海上保安署が巡視船を展開、漁協側に警告するなど異様な光景が続いている。
漁師側の行動は問題だけど、言い分はすごく真っ当だ。ポイントに船をとめておくため平気でアンカーを海底に向かって投げるし(もちろん投げないショップもある)、初心者ダイバーは平気で珊瑚を傷つけまくる。
でも、多分宮古は観光なしではやっていけないというのが現状だろう。「宮古島はダイビング業者と漁師がもめてて、ダイビングできない時もあるんですよ」なんていう話が広まったら、宮古に潜りに来ようとする人も少なくなるのではないだろうか。
この記事だと漁師達の行為が始まったのがGW連休中、200人もの人に影響を与えたとのこと。彼らが無事潜れたのかどうかは知らないけど、もし潜れずに帰ったとしたら気の毒である。はるばる宮古島まできたのに、目の前の海に潜ることもできないなんて悲しすぎる。もう2度と宮古にはこないだろう。
漁師達は魚を捕って生計を立ててるけど、ダイビング業者はこれで生計を立ててるわけだし、さらに潜りに来る人達はその他の観光産業にも寄与している。
ダイビング業者達だって、ボランティアでオニヒトデの駆除や、トライアスロンのサポートをやるなど、色々と貢献している部分もあるのだから、漁師さん達はそういうところも評価して欲しい。もちろんボートをとめるときはアンカーを投げ入れるのではなく、ロープをブイにくくりつけるべきだし、初心者ダイバー達はいきなりボートなんていうことは謹んで欲しい。ダイビング業者の方も、船の上ではタバコを吸ってるだけでなく、きちんとしたブリーフィング、珊瑚がこの形になるのには何年かかって、とかそういう話をしてもらいたい。
ダイバー一人一人の自覚が大事、なんて綺麗事でまとめるしかないんだよね。残念だけど。