ルノーのスタートの秘訣


 今年、ルノーチームのスタートが他チームと比べて圧倒的に良い。はっきりいって、これほどのアドバンテージはない。今のF-1はレース中に前のマシンを抜くのがかなり難しい。だから、例えポールポジションを獲れなかったとしても、スタートダッシュを決め3位から一気に1位まで順位を上げることができたのなら、それはポールポジションを獲ったのと同じことになる。つまり、ルノーとしては3位でもポールポジションと同じなのである。
 かつてはスタートに強いドライバーというのがいた。僕の記憶する限りでは、ジャック・ヴィルヌーブやヨス・フェルスタッペンなどがそういうドライバーだった。彼らのロケットスタートはハンパじゃない。予選でトップを獲ることはほとんどなかったけど、中盤、例えば10位以下だったとしても、5,6位スタートで順位を上げてくるのである。その後ローンチスタートと言って、ボタンを押せば勝手にマシンがスタートしてくれる電子制御システムが導入された。今はそれが禁止になってマニュアルスタートのはずなんだけど、かつてほどスタートを得意とするドライバーがどういうわけか表れず、一方でルノーだけが安定してずば抜けてるのである。
 で、ここからは噂の話。ニッサンの技術者、徳永さんという人が開発したクラッチシステムが、このルノーのスタートダッシュに大きく貢献していると言われているのである。ルノーとニッサンの提携はこんなところでも影響が出ている。ちなみにこの徳永さん、以前はフェラーリなどが引き抜こうとしているという噂が出ていたのだが、最近はほとんど話が出てこない。ルノーのスタートの良さは日本人技術者の力のおかげだと思うと、見方も少し変わってくるかもしれない。


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