2004年09月15日

ヴィルヌーブがF1復帰

 ジャック・ヴィルヌーブがF1に戻ってくる。昨年佐藤琢磨にチームを追い出されるという屈辱的な形でBARを離れていったヴィルヌーブだが、ルノーのヤルノ・トゥルーリがチームとの関係をこじらせ、離脱を発表、代わりにヴィルヌーブが起用されることとなった。今週のテストでマシンに乗り、もしダメだったらテストドライバーが使われるとされてるけど、多分ジャックなら大丈夫だろう。
 トゥルーリは今年、ファイナルラップの最終コーナーでフェラーリのルーベンス・バリチェロに抜かれたことがある。これには当然チームが激怒、そのしばらく後に、トゥルーリはルノーを今年限りで離れることを発表した。移籍先はトヨタだと言われているけど、金に目がくらんだのでなければ、多分チーム残留が第一希望だったと思う。ここまで着実に力をつけてきたチームから、いきなりギリギリポイント圏内にギリギリ届くか届かないかのチームになんか行きたいわけがない。間違いなくこれが引き金となった。
 チームとの確執は相当なもので、その後結果を残せないことをチームのせいにし、不思議とそれまでの勢いもピタリとそこで止まった。当然チームはそんなことするわけがないとこれを一蹴しているが、これはどちらの主張が正しいかよくわからない。選手権2位争いをしているチームが、わざとトゥルーリをダメに見せたところであまり得するところがないので、僕はトゥルーリの気にしすぎではないかと思ってる。そういうメンタル面が、そのまま結果にも表れているのではないかと思う。
 もしかしたら今年中にトゥルーリがトヨタで走ることがあるかもしれないし、何よりヴィルヌーブが帰ってきたのが嬉しい。“No Villeneuve, No F1.”というメッセージは今でもしばしば見られる。あれだけ個性的なドライバーは貴重な存在である。

(22:00追加)

 ついさっき、ヴィルヌーブがザウバーと2年契約を結んだことを発表した。忙しいったらありゃしない。これでミカ・ハッキネンがくれば…それはないか。ザウバーのマシンじゃどこまでやれるかは微妙なところだけど、最近調子は上向きなので、来シーズンもいいマシンを作って欲しい。まだまだ若いもんには負けられんよ、とアロンソ、ライコネン、モントーヤあたりを蹴散らして頂きたい。

Posted by take at 18:12 | TrackBack(0)
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