2004年10月28日

8度目の宮古へ:本屋編

 宮古に持っていく本を買いに近所の本屋に行った。行く前から、おそらく置いてないだろうなという予感はあった。そして予感は的中した。かつてそこに置かれていたことがあったという形跡すらなかった。まるでそんな本この世に最初から存在してなかったかのように、絶望的に存在していなかった。やれやれ。
 仕方ない、別の本屋に行くしかない。「走れよ」と誰かが僕に言う。「そうするしかないみたいだね」と僕は返す。隣町の駅まで走ろう。2つの丘をこえておよそ3キロ。F1では、グランプリ直前にシェイクダウンと言って、実際に使用するマシンの慣らし走行を行う。今週の日曜に10キロ走る僕にとって悪くない距離だ。2つ目の上り坂で、少し足が痛む。明らかにシューズが足に合っていない。止まろうと思えば僕は止まれる。でも僕は止まらない。遠くを見るから辛くなる。もう少し視線を手前にもってくれば割と楽になる。焦る必要はない。そして丘を越え、ちょっとした自信へと変わる。僕は止まらない、止まれない。タイムは約14分、息も切れてない。悪くない。
 横浜の地下街にある有隣堂。僕はこの本屋が昔から大好きだった。小さい頃よく父親に連れてきてもらい、色々な本を買ってもらった。新しい本は、僕に無限の可能性を期待させた。今でもこの本屋にくると、無限の世界が広がっていることを僕は想像する。ワクワクさせてくれる。
 文庫本を1冊買って、普段ほとんどかけてもらうことのないブックカバーをかけてもらった。丁寧な青色のブックカバー、宮古に持って行くには悪くない色だ。 

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Posted by take at 16:24 | TrackBack(0)
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