夕食をすませた後、宿の駐車場で空を見上げたらかなりの星が出ていた。これまで月夜だったのであまり星は見えなかったけど、今夜はそのお月様の姿も見あたらない。もしかしたらと思って車を30分ほど走らせ、2年前ナイトダイビングの講習をやって、天の川を見たビーチに行った。宮古島の南側に位置していて、周りにほとんど生活の光はない。星を見るには絶好の場所だ。そのビーチに近づくにつれ、街から遠ざかるにつれ、どんどん見える星の数が多くなってくるのがわかり、僕の期待は膨らんでいった。
ビーチに着き、車から降りて空を見上げた瞬間、胸が震えた。言葉を失うぐらいの数の星。数千、数万という数の煌きが辺り一面に広がっている。それも手を伸ばせばすぐ届きそうな距離に。もはや、どれがオリオン座で、どれが北斗七星かという話ではない。なんだか別の宇宙を見ているみたいだった。これらすべて、遠いはるか昔の輝きなのだ。あまりに綺麗だったので、なんだかもったないような気がして、30分ぐらいそこを離れることができなかった。いつまでもずっと眺めていたかった。
そして、僕は生まれて初めて、この目で流れ星が落ちていくのを見た。何かが動いたと思った瞬間、赤白い尾を引きながら縦にすっと消えていった。あまりにも突然の出来事だったので、とっさに思いついた願いごとは、人に言えないぐらい単純なものだった。でも多分、それは今の僕が細かい理屈抜きに、何よりも心から求めていることなのだろう。
When you wish upon a star/Ned Washington
When you wish upon a star
Makes no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you
If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do
Fate is kind
She brings to those to love
The sweet fulfillment of
Their secret longing
Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dreams come true
星に願いをこめるとき
君が誰であろうと関係ないのさ
心の底から望んでいること
それが本当のことになるんだ
夢は叶うと信じているのなら
不可能なことなんてひとつもない
星に願いをこめるとき
運命は君にそっと微笑みかける
そうなることが当然であるかのように
すべてはやさしく愛に包まれるんだ
その想いが強ければ強いほどね
星に願いをこめるとき
君の夢は叶うのさ
(translated by K.Takeda)