デビッド・サンボーンで始まる朝


 朝起きて、なんとなく音楽が聴きたくなったのでデビッド・サンボーンをかけてみた。フュージョンそのものとして考えれば、同じアルトサックス奏者でも、僕は本田雅人の方が好きである。もちろん両者を比較したとき、どう考えたってサンボーンの方が全てにおいて圧倒的に上だ。しかし、サンボーンは他の人のバックでこそ味が出るのであって、リードをとってもあまり目立つことはない。
 どれだけいいメロディーを奏でようとも、そこから聞こえてくるのは、ハイラム・バロックのギターであり、マーカス・ミラーのベースであり、スティーブ・ガッドのドラムである。珠玉の演奏だ。彼らの主張が強すぎるのか、それともサンボーンのプレイの本質とはそんなところにあるのだろうか。
 フュージョン(あるいはクロスオーバー、R&Bファンク、なんでもいいが)のみにとどまらず、スティービー・ワンダー、エリック・クラプトン、ポール・サイモン、そんな大御所のバックで吹くとき、彼の音色は周り全てをのみこむ。大地を切り裂き、天を駆け上がる。そういうことができるプレイヤーだ。間違いなく世界最高峰のサックス奏者だと聴くもの全てを確信させる。
 だからまあ、彼名義のソロアルバムはそれほど面白いところがないんだけど、そんなものかなとも思う。朝っぱらからバリバリのフュージョンやられてもね。

As We Speak
time again


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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