最高のライブパフォーマンス


TOSHIKI KADOMATSU & His Friends Performance 2004?2005
“Fankacoustics★Solid & Elastic TOUR”
 ?ALLOVER JAPAN もう一度・・・?
2004.11.17 中野サンプラザ

 沼澤尚のドラムで幕を開けた。決して揺らぐことのない確かなビートと、彼特有のグルーヴ。そして次々とミュージシャンが登場。ベース松原秀樹、キーボード小林信吾、ギター浅野祥之、サックス本田雅人、そして何とトランペット数原晋!一瞬自分の目を疑った。まさか、数原晋が聴けるとは。彼ら全員、ここ10年、20年、名実共に日本の音楽シーンを作ってきたトップミュージシャンだ。これだけ豪華なメンバーを集められるのは、角松が昔から一貫してバックミュージシャン達に敬意を払ってきたからだろう。CDのセールスを考えれば、はっきり言って驚異的である。
 ライブというのは大きく2つに分けることができると思う。1つは、ただただ観客を喜ばせるためのエンターテイメントに徹するライブ。そしてもう1つは、CDの演奏をそっくりそのまま再現させるライブ。角松は後者、そして彼の場合さらにそこから上にいく。それぞれミュージシャン達をフィーチャーした、オリジナルでは聴けないような、ライブだからこそ実現するアレンジ。「たら」も「れば」もなく、ステージ上のミュージシャン達は皆本当に格好いいし、ほぼSEなしの生演奏は圧巻と言うほかない。それぞれの良さを、角松は見事に引き出す。それでいて自分の位置も見失わない。23年間積み重ねてきたものを感じさせる。
 ライブ中盤あたりになってくると、ステージに引き込まれてくる。周りの観客達は単なる飾りに過ぎない。存在しているのはステージと自分だけ、そんな感覚になる。細かい理屈抜きに、気持ちいい。知名度もセールスも今ひとつだけれど、このクオリティは日本最高峰と言って過言ではないだろう。これができるアーティストが、日本には一体他に何人存在しているというのか。
 あっという間の2時間40分。角松は最後に必ず「素晴らしいミュージシャン達にもう一度大きな拍手を」と口にする。それだけバックメンバーを大切にしている。僕らは彼らに、いつまでも惜しみない拍手を送る。そして僕たち、角松ファンは、決まって次々とこう口にする。もちろん僕も例外ではない。
 ありがとう、角松。


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