2004年12月24日

大音量で音楽を

 朝、親が掃除機をかける音で目が覚めた。はっきり言って最悪の起こされ方である。あの何とも言えない一定の周波数の音が、ひどく不快だ。ということで、それに対抗すべく部屋のステレオで大音量で音楽を流すことにした。
 だがしかし、大音量で流せる音楽というのは限られている。我が家は角に位置しており、僕の部屋も角部屋で隣の家まで道一本離れてるから、それなりの音で鳴らしても大丈夫だと思うんだけど、万が一聞こえてしまったら申し訳ない。近所迷惑も甚だしい。ということで、やはりクラシック。もし聞こえたとしても、お隣には今日オーケストラが来ているのね、ぐらいに思ってくれるかもしれない。
 クラシックの中からは何を選ぶか。交響曲だと、第一楽章の頭からいきなりババーンとくるものがない。ここはやっぱり激しいピアノ曲だろう。とういことで、まずはリストの超絶技巧練習曲をかけてみた。クラウディオ・アラウの演奏。が、録音があまり良くなく、ボリュームをあげていくとノイズが聴くに堪えられないレベルに。却下。
 続いて先日買ってお気に入りとなったツィメルマンのショパン。これが結構凄かった。ステレオのアンプのつまみを半分近くまで上げる。空気の震えがそのまま体に届く。部屋全体が、世界が震えた。ただし、ショパンはこんな風に聴くべきものではなかった…。
 最後にアシュケナージのラフマニノフ。これが正解だった。通常の音量で聴いていたのとはまた違った、新しい感動があった。大音量で聴かなければ見えてこないというものが確かにあった。ピアノ協奏曲の3番・4番と聴き終え、何だかすっきりしたけど、ちょっと疲れを感じた。
 こういうのもたまには悪くないかな。まあ、ほどほどに。

Posted by take at 17:54 | TrackBack(0)
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