年忘れ音楽談義 vol.6


1年を締めくくる音楽(後編)

 これにて年忘れ音楽談義シリーズは終了です。一見何の脈絡もなく好き勝手に取りあげてきただけと思われるかもしれませんが、実は僕自身にとっては色々な意味を持った選択・選曲でした。読んでくれた方、ありがとうございました。もうここまでまとめてやることはないだろうけど、音楽の紹介はこれからもちょくちょくやっていきたいと思います。

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僕の中の少年/山下達郎

 1年を静粛に終えたいのであれば、厳粛な気持ちで締めたいのであれば、"蒼氓"しかない。ジャックスカードのCMなどで有名。

憧れや名誉はいらない
華やかな夢も欲しくない
生き続けることの意味
それだけを待ち望んでいたい

 こんな歌詞を山下達郎の圧倒的な歌唱力で歌われると、世界が振り出しに戻るような気分になる。原点、出発点が何だったかを思い出させてくれる。

 ちなみにライブ音源を集めた『JOY』の同曲では、最後固定パターンの繰り返しの上に、"People get ready"(Impressions)、"What's Going on"(Marvin Gaye)、"Pride(In The Name Of Love)"(U2)の歌詞が重ねられている。このセンスに脱帽。またCD音源はないが、ライブでは上記の歌と共に、"Caravan Of Love"(Isley Jasper Isley)や"私達が望むものは"(岡林信康)が歌われることがある。

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Reason For Thousand Lovers/角松敏生

 日本語に訳すと大晦日になってしまうのだろう"New Year's Eve"。普段ラブソングしか歌わない角松が、安らかな気持ちにさせてくれる。やさしい歌詞がいい。

偶然に出会った暖かな笑い声
生きる事に疲れたときは
ほら耳を傾けてよ
誰でも見果てぬ夢を追い続けて
日々をはぐくんできた
ありがとう
この想いを今君の胸に

 1年を締めくくるのに最も相応しい言葉は「ありがとう」だろう。最後のコーラスが、全てを許してくれる。それは永遠に続くかのように思える。“Let's sing along. You're not alone...”
 そしてまた明日への一歩を踏み出せる。

 1年間本当にありがとう。


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