2005年03月01日

流れてゆく雲を見ていた

 研究室の窓からのんびりと流れてゆく雲を眺めながら。

 行くあてもない雲。一体どこで生まれて、どこで消えるのだろう。今見ている雲は、どこから来て、そしてどこに行こうとしているのだろう。雲に寿命というものはあるのかな。たとえ今の形は変わったとしても、僕たちが「雲」と認識できるそのひとかけらがなくなるまでと考えると、一体どれぐらい生きていられるのだろうか。半日?一週間?それとも一年?
 そして僕は。僕はどこで産まれたのかわかっているし、どういう過去を過ごしてきたかも知っている。記憶もあるし記録もある。でもこの先一体どこで、いつまで、何をするのか、そんなことは全くわからない。何のために?誰のために?たくさんの人達と出会い、そして別れてきた。始まりがあって終わりがある。僕にだって終わりがある。それを知りながら、人は何かを求め、出会い、そして消えていく。僕は今まで一体何をやってきたのだろう。
 これまで23年間生きてきてこれといった後悔もないし、不満もない。割と好き勝手に生きてきたと思う。でも、もしこの後の23年間がまたこの繰り返しであるならば、それは悲劇としか言いようがない。

 なんてことをのんびりと進む雲を見ながら、自由気ままに飛んでいる鳥を見ながらぼんやり考えていたら、涙が出そうになってしまった。研究室で一人泣くわけにはいかないのでこらえたけど。弱いなあ…情けないなあ…。

Posted by take at 16:28 | TrackBack(0)
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