2005年03月13日

ある愛の形

 こんなこと書いちゃっていいのかな。まあ書いちゃったしいいかな…。

for my dears

 4年間付き合ってきた彼女と別れた。

 もちろんこれは僕ではなく友人の話。他愛もない話をしていたら、突如いきなり打ち明けられた。なぜだかはわからないけど、僕はそれが凄くショックだった。やりきれない思いでいっぱいになった。
 彼はやけにあっさりとしていて、まるでそうなることが運命だったかのようにポツリポツリと語ってくれた。きっと僕に話したくないこともあるのだろうし、うまく言葉にできないこともあるのだろう。いくつか話に矛盾点があることがそれを感じさせた。多分後悔というか、別れたことが正しかったのかどうかまだ迷っている部分もあるのだと思う。だから何となく自分を納得させるように話しているという印象も受けた。

 別れた理由は、その子との未来が想像できなかったからだという。倦怠期みたいなものではないらしい。色々とありながらも4年間付き合ってきて、春から社会人になる二人。この後に何かあるとしたら結婚ぐらいだが、その子と家庭を築く姿は全く想像できず、このままズルズルいく前にケジメをつけておきたかったとのこと。タイミング。自分にはやりたいことが色々とあって、相手のことまで考えることができない、結果的に彼女を傷つけるようなことはしたくないとも言ってた。
 何かを得るためには何かを捨てなきゃいけないんだよ、何にでも後悔はつきものだよ、と彼は口にした。この話を受け入れてくれた彼女には感謝しているとも。

 僕には、彼の気持ちは正直あまりよくわからない。本当にその選択肢しかなかったのか。彼女の方は本当にそれで納得できたのか。僕があれこれ言うことではないので、黙ってひたすらただ話を聴き続けたけれども。

 きっとお互い好きだというだけじゃやっていけない部分もあるのだろう。僕らはもう10代ではない、23だ。目を背けたいことから背けてはいけない年なのかもしれない。自分の言葉と、行動と、そして気持ちに責任を持つ必要があるのかもしれない。
 もう連絡を取ることはないだろうという。4年間一緒にいたとしても、元々は赤の他人。ふとしたきっかけで近づいて、そして離れて。愛が作られて失われて。僕らは一体どこに行こうとしているのだろう。

 変わらないものなんて何一つない。頭を抱えて泣き叫びたい気分だ。一組の小さなカップルの終わりのために、できるものならば僕が代わりに泣いてあげたい。

Posted by take at 18:36 | TrackBack(0)