AIRPLAY


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 ウェストコースト系AORの代表作。歴史的名盤の1枚だろうな。デビッド・フォスターとジェイ・グレイドンのユニットで、前者は世界を制覇した名プロデューサー(キーボード奏者)、後者はドナルド・フェイゲンに認められたギタリスト。彼らを知らずして音楽を語る事なかれ。

 このうさんくさい"This is 80's!"みたいなジャケットからは想像もつかない音楽がつまっているのである。

 ボーカルのトミー・ファンダーバーグ、こんなのあり得ないっていうぐらい綺麗な高音を聴かせてくれる。グレイドンも何曲か歌ってて、これも結構うまいんだけど、トミーのインパクトには負ける。あとビル・チャンプリンが参加している曲もいくつか。
 しかし豪華である。ドラムはジェフ・ポーカロがほとんどだし、ギターはグレイドン以外にスティーブ・ルカサー、レイ・パーカーJr。ベースがデビッド・ハンゲイト。キーボードがデビッド・フォスターなのは言うまでもない。
 いいねー、バリバリ80年代の黄金期!デビッド・フォスターがサウンドにかなりこだわっているので、驚くほど完成度が高い。ボーカルとシンセとギターの幸せな融合とでも言うべきか。

 かなり有名な一枚だから、誰もが一度は収録されている曲のどれかを耳にしたことがあるんじゃないかと思う。これから夏にかけてのマストアイテム。ただし、一枚まるまる聴くと疲れる。高速を140キロぐらいでぶっ飛ばしているようなテンションなので、最後までもたない。コンピレーションアルバムでアクセントとして使うといいだろうと思うし、どの曲も1曲だけ切り出して使えるものをもっているんだけど、まあ僕はコンピアルバム好きじゃないので何とも。

 余談だが、いくつかの曲に邦題がついていて、それが結構笑わせる。まずこのアルバム、ユニット名=アルバム名になっているんだけど、邦題では『ロマンティック』・・・。どういうセンスだ。あと"SHE WAITS FOR ME"という曲が"彼女はウェイト・フォー・ミー"。何だよ、その中途半端さは。まあこのジャケットだし、それぐらいでいい気もするけど…。絶対ジャケットと邦題で損しているな。

 騙されたと思って聴いてみて下さい、と思わず人に勧めたくなってしまう一枚。


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80年代AORの名盤 「ナイト・フライ/ドナルド・フェイゲン」      それまでスティーリー・ダンとして数々の名盤をリリースし 80年発表の「ガウチョ」以降一時活動休止に入った後、 1982年に発表した第1弾ソロ作品にして 80年代AORを代表する名盤    ... 続きを読む

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1981年12月23日生まれ
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