sometimes somewhere


sometsomew.jpgSometime Somewhere/小田和正
 ふとたまに、小田和正のやさしい歌声が聴きたくなる。綺麗で無責任で、僕のことも世の中のことも何一つわかっていないような歌声を。

 92年の作品。中学1年か2年のときに買った。他の同級生達がミスチルやマイラバを聴いている中、僕は小田和正なんかを聴いていたわけで、音楽的に偏屈になる素質はその頃からあったのかもしれないと今になって思う。

 そして10年近く経って初めて、このアルバムは映画のサントラ的存在であったことが判明。小田和正が映画監督をやったことがあるのは知ってたけど、これがその作品に関係していたとは全然知らなかった…。たしかに他の作品と比べて何となくこぢんまりしている感じがあるし、ストーリー性のある展開も少し気にかかっていた。曲のタイトルに"冬子のテーマ"や"正木のテーマ"などがついていて、一体なんのことなのかよくわからなかったんだけど、そうか映画か…。

 小田和正の音楽は、僕に言わせれば何かが決定的に足りない。その何かがあればずっと良くなると思うのに、それがないのでたまにしか聴かない。ベースはこの頃からネイザン・イーストだし、ギターも佐橋佳幸、コーラスは佐藤竹善を起用。ちゃんとこだわりはあるのに、ものすごい歌唱力なのに、どうも曲が今ひとつなんだよな。まあ単純に好きになりきれないというだけなんだけど。
 とは言うものの。中学生のときなんかそれほどお金もなく、あまりCDを買うこともできなかったので、今よりもずっと繰り返し何度も何度も、そして丁寧に聴いていた気がする。<恋する二人>のサビがめちゃくちゃ良かったことや、<風と君を待つだけ>の歌詞に勇気づけられたことをよく覚えている。

 小粒揃いの小曲集みたいなアルバムかな。


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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