Automatic for the People


automaticfp.jpgAutomatic for the People/R.E.M.

 難解な作品だと思う。ポリティカルな部分が見え隠れするR.E.M.はもともと難しいという印象なんだけど、これは群を抜いてる。評価が二分するアルバムだろう。こんなの最低だと評する人もいるだろうし、そして確実に、彼らの最高傑作だとする人もいるはずだ。

 楽曲は特に10曲目から12曲目が素晴らしい。逆に、それまでの9曲はここまでに至る布石のような感じもする。

 ジム・キャリー主演の、同タイトル名の映画の主題歌<MAN ON THE MOON>。単純なメロディが深く心に残る。映画自体はジム・キャリーのワンマンショーみたいな感じだったけど。"put a man on the moon"は熟語で何か意味があった気がするが、単純に「信じられるかい?人類が月に行ったんだぜ」(If you believe me, they put a man on the moon)みたいな解釈でいいと思う。
 <NIGHT SWIMMING>はとにかく美しい曲。ピアノの一定のメロディパターンに、実に見事に歌とストリングスがのっていて、もう究極的に美しい。ちなみに、ナイトダイビングをした時、頭の中でこの曲がずっと流れ続けていた。ビーチから帰ってきても流れ続けていた。
 そして最後の<FIND THE RIVER>は、涙が乾ききった後のような曲。もう何も残ってないんだけど、それでも立たなきゃいけないんだよ、みたいな。

 暗い。でもロック。重い。でもロック。美しい。でもロック。


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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
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