初めて買った映画のDVDが、このグランブルー。これは素潜りの話だけど、全ダイバーのバイブルである。もう何度観たかわからない。そして僕も、多くのダイバー同様、これを観て蒼の世界へ引き込まれていった・・・。
実際にはかなり脚色されているらしいのだけど、世界で最も有名なダイバー、ジャック・マイヨールの物語。変に恋愛話を持ち出すところはいらないと思うが、それがないと単調になってしまうのかもしれない。結局は海の話に収束するんだけどね。
18の夏、初めて海に潜ってみようと思ったのには色々な理由があるものの、間違いなくこの映画の影響もあったと思う。そして僕の二十歳の誕生日にジャック・マイヨールが自殺したというニュースを知り、僕は2年ぶりに潜ることを決意した。と言うと何だか重大な決意があったように聞こえるけど、実際はそれほどたいしたことではない。
最初のライセンス(オープン・ウォーター・ダイバー)をとったとき、一緒に潜ったアシスタントインストラクターの人のログブックに書いた言葉。今思うと、僕は一体なんてことを書いたのだと思うのだけど・・・。
「人は皆、海に還っていくのかも知れませんね」