Dreamwalkin'


dreamwalking.jpgDreamwalkin'/Eric Tagg

 リー・リトナーが発掘してきた(多分)ボーカリスト、エリック・タッグのソロ・アルバム。これからの季節にぴったりの1枚。甘い声と、きっちりと仕事をしているバックミュージシャン達の演奏が何とも心地よい。

 面白いことに、リトナープロデュースであるものの、彼のアルバムで歌っているときとはまた違った印象を受ける。まあリトナーのアルバムではデビッド・フォスターやハービー・メイソンなんかもプロデュースに参加しているから、音作りという点で違いがあるのかもしれないけど。とにかく、こっちは"エリック・タッグのソロ作品"。リトナーのアルバムに参加している場合は、あくまでもボーカリスト。こんな違いが楽しめるのも、AORの醍醐味の1つじゃないだろうか。
 しかし、たまらなく素晴らしい。いいね。歌詞もいいし、アルバムの曲順もいい。アレックス・アクーニャのドラムが凄い。ベースも見事(デビッド・ハンゲイト、ネイザン・イーストなどが参加)。1曲目の<NO ONE THERE>でいきなりやられるし、次の<MARIANNE>なんか一歩間違えれば安っぽい歌謡曲に成り下がってしまう気がするけど、見事極上の"ポップス"に仕上げた。問題といえばイヴァン・リンスの曲、<MAOS DE AFETO>の歌詞がポルトガル語で何言ってるかわからないところだけど、メロディがいいので良しとしよう。
 夏の、サンセットの後から夜が辺りを包むまでの時間帯に聞くとぴったりかもしれない。綺麗にまとまってる。陰の功労者はデビッド・フォスターの気がするんだけど、どうだろうな。
 
 佐藤竹善のCORNERSTONESシリーズで何曲かカバーされているので、あっちで知った人にはオリジナルのこっちも聴いてみてもらいたい。オリジナルの方が全然いいから。竹善先生のリスペクトは偉いと思うけどね。これがホンモノである。ホンモノであることがどれだけ素晴らしいことか。

 そういえば今月リー・リトナーが来日するとか。エリック・タッグも連れてくるのだろうか?それとも杏里が出てきたりして。Blue Note行きたいなあ…。


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1981年12月23日生まれ
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