
気づけば半年以上にも渡った就職活動。これを一気に振り返ってみたいと思います。長くなってしまったので三部構成に。まずは前編ということで、昨年の11月から今年の2月まで。
・2004年11月
真剣に就職活動を考え始めたのはこの時から。それまでは漠然と就職について考えたことはあったものの、具体的なことは何一つ考えず先送りし続けてきた。10月に入ってだんだん企業からダイレクトメールが送られてくるようになったせいか徐々に意識し始め、11月中頃からそろそろ動こうかと決意。
手元にあったパンフの中から何となく興味のあった2社にプレエントリー。既に説明会が行われていることを知り、ちょっと焦った。そのうちの1社、某外資コンサルティング会社の、理系を対象とした説明会に初めて行ってみる。そこで理系でも活躍できるフィールドがあることを知り感動。選択肢の1つとして、コンサルティング企業を検討することに。
あと、これはもう実名を出しちゃおう。日テレの技術職を受験した。選考が早いことで有名で、一足先に選考を経験したい人は大体受験する(少なくとも僕の周りでは)。周りに流されるような形で受けた。エントリーシート&Web試験は通ったけど、次の1次面接(12月)であえなく敗退。この時の雰囲気が全くダメで、その後マスコミは全部パス。この話はまたいつか機会があったら。
・2004年12月
今思えばという話だけど、業界トップのコンサル会社の説明会なんかにいってしまったおかげで、僕は完全にのまれていたのだと思う。もうレベルが違いすぎた。東大博士課程、海外大学院出身なんて人がゴロゴロしてて、それだけでやたら煌びやかなイメージが。なんとか自分の居場所をこの中に見出そうとしていたのかもしれない。とりあえず外資コンサルティング会社を受験することを決意。
理系人間として、直接R&Dや設計に携わるのではなく、そのエンジニア達の力を活かせるような仕事をしてみたい。そんなことを考えていた。ということで、コンサルには会計やらITやら色々あるけど、いわゆる戦略系のみに絞った。無謀としか言いようがない。
あとは年内提出のエントリーシートが1つあったので、それを書いたぐらいかな。まだそれほど忙しくなかった。
・2005年1月
就職活動最初にして最後のピーク。1月頭に出したエントリーシートが初めて落ちた。これも最初にして最後の書類選考落ち。たしかに今考えれば、落ちても当然とも言うべき内容だったかなと思う。
その他にもエントリーシートは6社ぐらい書いたし、あとは説明会やら筆記試験やら盛りだくさん。六本木一丁目なんていう駅で降りたら、東京で働きたいと思うようになって当たり前である。改めて東京を好きになった。
それとは別に、ここでも書いたけど、理系の大学院生を対象とした「メーカーを見る目を養うガイダンス」に行ってきた。これは色々な意味で良い経験になったと思う。
まず、僕は有名企業**社集結!合同説明会!なんていうのが気にくわなくて、絶対に行きたくないと思ってた。リクルートスーツ姿の学生がビッグサイトや国際フォーラムに何千人(何万人?)と集まるなんて、想像しただけでも気分が悪くなる。結局行かなかったけど。実際に行った友人曰く、全然意味はないけど周りを見てやる気がでるかも、とのこと。
だから合同説明会の類は全く行かなかったのだけど、マニアックな企業が集まり、しかもかなりクローズドな説明会ということで行ってみた。そうしたら企業を選ぶ視点ということで経営観点からの話をしてくれたし、あと直接技術者達と近い距離で話すこともできた。だんだんエンジニアに惹かれてくる。
選考通過の連絡が初めてきたのもこの時。大体が非通知でかかってくる。知らないと慌てます。あと友人とヨーロッパ旅行計画を企てた。当時受験して選考待ち状態だった3社、どれか落ちたら行こうと決意したが、3社とも選考通過…。悔いを残さないためにも、今は自分のやるべきことをやるという結論に。
・2005年2月
引き続きコンサル。筆記試験やグループディスカッション、面接。一体いくつあったのだろう…。手帳を調べればわかるけど。外資は選考が早いので、この2月で既に後半戦という感じ。そして大きな転機。
とある企業の面接後に社員の方がお茶に連れていってくれたのだけど(今考えてもおかしな制度だと思う)、その時に言われた言葉が僕の中に大きく残った。
「何やっていいかわからないんだったら、うちにくるといいよ。自分だってまだ何やっていいのか全然わからない」。・・・そんなものなのか!?と僕は困惑した。
もちろんこれだけが全てではないが、自分が描いていた将来像が大きく揺らいだ。決定的に。30過ぎて、何やっていいかわからないなんて口にする大人にはなりたくない、その気持ちだけは確かだった。きちんと自分の行動に自信を、そして責任を持ちたいなと思った。僕は何をしたかったのか?全然わからなくなった。
そこからもうボロボロ。
2月後半、書類選考が通っていた会社の説明会をキャンセルし、いいところまで進んでいた選考も辞退。研究室にもろくにいかず、ぼんやりとした時間を過ごしていた。ありきたりな言葉で言えば、自分を見失っていた。
あと初OB訪問。大学近くのファミレスだった…。今なら候補の一つにいれたかもしれないけど、でもやっぱり・・・むにゃむにゃ。これも実名出しちゃおう。NTTの持ち株こと、NTT研究所。研究者3000人を抱え、年間予算1700億円!科学技術の発展に貢献をすることが国から科せられた使命らしい。かっこいい。
さて、次はどん底の3,4月。お楽しみに。