2005年07月10日

世界の終わり

 日曜の昼間は、使い道のない時間が流れていく。今日はショパンを流しながら本を少し読んだり、まどろんだりしていたけど、そんな感じで時間が過ぎていくことを思うとどうしようもない気持ちになってくる。せめて雨でも降ってくれれば、それでも許される気になるのだろうけど。

 元々僕は積極的に人付き合いをする人間でもなければ、行動的な人間でもない。一人でいることを好むことが多かったし、それに幸運なことに、こんな僕でも必要としてくれる人が少しだけど何人かいてくれた。そんな状況に安心というか、慢心していたところがあったのだろう。
 もっと外に目を向ければ、世界はさらなる広がりをみせているのかもしれない。そういう思いがないこともなかったけど、この今が変わってしまうことを知らないうちに恐れていたのだと思う。それと同時に、否が応でもその今が変わってしまう日はくるということを認識していたのに、その事実から目を背け続けてきた。受け入れたくなかったし、受け入れられなかった。当然時が経てばそのことが表面に出てくる。知らないふりをしていた終わりがやってくる。気づいたときには、終わりを迎えている。

 明日に希望がないわけではないが、やっぱり二十歳を過ぎたあたりからあらゆることが終わり続けているのだと思う。具体的なことは書かないけど、僕が大切にしたいと思っていたことが、どんどんこの手の届かないところへと遠のき始めている。それは僕が原因であることもあれば、最初からそうなることが決まっていて、元の位置に戻っただけのこともある。いずれにしろ僕にはどうすることもできない。
 結局のところ、全てのことは既に始まってしまっていることで、終わりに向かっているのだろう。人はそれを進展と呼び、あるいは退化と呼び、そして喪失と呼ぶ。僕はどうしようもない気持ちで、その1つ1つの終わりを見送り、そして嘆くことしかできないのだろうか。僕にできることは何もないのだろうか。

 なんてね。友達でも恋人でも、"振り向けばそこにいてくれる"という存在の人の大切さをしみじみと感じている今日この頃です。

Why do the birds go on singing?
Why do the stars glow above?
Don't they know it's the end of the world
It ended when I lost your love.
(The End of the World/Skeeter Davis)

Posted by take at 17:45 | TrackBack(0)
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