Bill LaBounty


billlabaounty.jpgBill LaBounty
 引き続きビル・ラバウンティ。1982年の作品で、彼は1991年にもアルバムを発表しているのだけど、事実上これが最後と言ってもいいだろう。時代も見事AOR全盛期、極上の完成度に仕上げられている。

 あの有名なラス・タイトルマンがプロデュース。その影響もあってか、とにかく参加メンバーが豪華。ジェフ・ポーカロにスティーブ・ガッド、チャック・レイニー、ウィリー・ウィークス、ディーン・パークス、スティーブ・ルカサー、デビッド・サンボーン。コーラスが凄くてジェイムス・テイラー、ステファン・ビショップ、パティ・オースティン、ジェニファー・ウォーンズ。
 でもやっぱり、彼らが前面に出てきてボーカルが食われてしまうなんてことはなくて、きちんと自分の世界を持ち続けてる。どんな曲でも、ビル・ラバウンティはビル・ラバウンティ。素晴らしい。

 1曲目の<Livin' It Up>、これはAORを代表する名曲。曲自体は爽やかな感じなのだけど、最後のデビッド・サンボーンのソロがハンパじゃなく凄い。このアルトサックスの出だしは絶品すぎる。完全に世界を包み込むし、いつまでも耳に残る。僕が知っている中で最高のソロかもしれない。
 バラードの<Slow Fade>でもやっぱりデビッド・サンボーンが良すぎ。本当にさりげない演奏なんだけど、なんでこんなに味があるのだろうな。やっぱりサンボーンはソロよりも誰かのバックで吹いた方が圧倒的に好き。
 あとは<Look Who's Lonely Now>の、ポーカロ、チャック・レイニーのリズム隊に、スティーブ・ルカサーがリズムギター、ソロにディーン・パークスなんていう、もうたまらない演奏が聴けたり。言うことなし。

 あらゆる点において彼の最高傑作。これが出ちゃったから、もう続きはないのだろう。

billlabaounty2.jpg ちなみに上のジャケットは日本オリジナルで、こっちがオリジナル(リバーシブルになってる)。これだったら手に取らないだろうな・・・。よくやった日本。ジャケットだってアルバムの一部だよね。


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1981年12月23日生まれ
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