CIRCUS TOWN


circustown.jpgCIRCUS TOWN/山下達郎

 シュガーベイブ解散、ナイアガラトライアングルを経て、ついにソロアルバム。1976年の作品。彼の原点がつまっていて、今でもなお愛されている曲だらけ。なんでデビュー作でここまでできるの?というのが、初めて僕が耳にしたときの感想。

 このクオリティの高さは賞賛に値すると思う。たしかにその後の彼の作品と比べて、演奏は少しちぐはぐなところがあるし(NYとLA半々でレコーディングをやったとか)、アレンジもなんとなく"青さ"が目立つ。30年近く前の音楽なのだから仕方のないことだけど、そもそもそうやって今の音楽と比べられるところが凄い。そしてポップスとしては、おそらく今よりも上だと思う。なんていうか、この音楽には今は失われてしまった自由がある。

 1曲目の<CIRCUS TOWN>からそうだけど、全体的に曲が凄くシンプル。歌詞の「文字数」が少なくて、言葉であまり多くのことを伝えようとしていない。幅を持たせたかったのか、あるいは、この頃はまだくどくどと歌うのが流行っていなかったのか。
 
 一番好きな曲は最後の<夏の陽>。彼のバラード最高傑作だと思う。単純な固定パターンの上に、ちょっとヘタウマの、でも味のあるコーラス。山下達郎のファルセットが最高。炎天下の夏に、からっとした風が吹く。


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彼のソロ・デビュー・アルバムの最後に入っている曲で、シンプルで、スローなテンポの曲ながら達郎の若々しい素晴らしい歌声、シャウトがきける曲です。 技巧的だったり、シティーぽかったりしないので、達郎っぽさ?が苦手な人でも大丈夫と思います。 「そうじゃない... 続きを読む

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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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