One Eighty


oneeighty.jpgOne Eighty/Ambrosia

 プログレバンドだったアンブロージアが一転、AOR路線に。アルバム全体を通してAORというか、AORってこういう音楽のことを言うんだよなと感じる1枚。それが良いか悪いか、好きか嫌いかは別として。

 僕がこだわる"AOR(Adult Oriented Rock)"とは何ぞやという話なのだけど、この辺のジャンルに詳しい音楽ライターの金澤寿和さん曰く「今の時代でAORと呼べるのはノラ・ジョーンズとジャック・ジョンソンぐらい」とのこと。僕もすごく同感。なんとなくつかみにくいかもしれないが、言葉の定義じゃなくて、音楽による定義でもなくて、全体的なバランス・世界なのではないかと僕は思う。ノラ・ジョーンズなんて、AORとしか言いようがない。まあジャンルなんて誰がどう決めたっていいと思うのだけど。

 アルバムの話。どうもアップテンポの曲はロック色が強くなりすぎで、しかもこう言っては何だけどバンドメンバーの質がそこまで高くないのであまり良いところはない。スティーブ・ルカサーやジェフ・ポーカロ、デビッド・ハンゲイトといったスーパープレイヤー達のいたTOTOみたいにはなれなかったんだろうな。でも、ちょっとミディアムテンポになるといい具合にまとまり出す。スティーリー・ダンをちらつかせるボーカル具合が何とも(音楽そのものではない)。

 <Biggest Par Of Me>は名曲。デビッド・パックの綺麗なボーカルがいい。彼はバンドじゃなくてソロでやるべき・・・と思ったらやってますね。そしてサックスのアーニー・ワッツが聴かせてくれます。
 Ambrosiaはこの1曲だけ切り出され、コンピレーションアルバムで使われてそうな気がするのだけど(予想通りありました)、やっぱりそれはダメなんだよなと思う。アルバム1枚で世界を作るべきだし、そういう音楽を僕は愛してきたし、そしてこれからも。


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1981年12月23日生まれ
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