The gentle sex


thegentlesex.jpgThe gentle sex/角松敏生

 角松敏生が綴る11編のラブソング、なんていうのがコピーだったような気がする。過去女性シンガーに提供した10曲のセルフカバー+オリジナル1曲という構成。これらの楽曲で女心が歌われているのかどうか僕には知るよしもないけれど、アルバムとしてのまとまりは素晴らしいと思う。

 音楽のスタイルがちょっと古いかなという感じは否めない。ポンタさんのドラムが光る<Bless Myself>、ストリングスフィーチャーの<花瓶>をのぞいて、これが狙ってなのか、それとも当時の流行だったのかはわからないが、全体的になんか音が軽い。でも、とにかく角松のコーラスワークがいい。彼の真骨頂はここにある。

 小田和正のバックグラウンドボーカルを務められるのは佐藤竹善か角松敏生ぐらいという話をどこかで聞いたことがあるのだけど(本当かどうかは知らない)、たしかに角松のコーラスはすごいと思う。僕が彼に惹かれた理由の一つでもある。一瞬で世界を作り上げ、あらゆるものを飲み込んでしまう。
 そしてそれが最も顕著に出ているのが、名曲<You're My Only Shinin' Star>。かつては歌詞が恥ずかしいということでセルフカバーでは英語で歌っていたのだけど、ようやく日本語で歌える年齢になったらしい。

 で、こんなこと言ってはなんだが、いずれの曲もオリジナルの歌手より絶対うまい。プロデューサーとしてはあるまじき行為のような気もする…(コーラスで参加した時は完全に曲を食ってるし)。
 ともあれ高校生の時からもう何度繰り返して聴いたかわからないアルバム。曲順がいいのか、全体的な流れというか雰囲気が素晴らしい。最後に「男」に戻るというのも何とも。

 ちなみにこのアルバムをひっさげたツアーには千秋楽も含めて3回行った。<MERCURY LAMP>の感動は忘れられない。このコンサートの帰りに、そういえば18の誕生日を迎えたりしたんだっけな。


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