Another Night


anothernight.jpgAnother Night/Wilson Bros.

 世界初CD化とのこと。1979年の作品。前にも書いたけど、この辺の音楽(AOR系)を評価しているのって世界中で日本人ぐらい。こんな素晴らしい音楽に出会えたのだから、僕はそのことを嬉しく、そして誇りに思う。

 全体的にギターがフィーチャーされてるかな。正確なクレジットがないので確かなことは言えないのだけど、そのほとんどがスティーブ・ルカサーのはず。うまいというよりは味がある。派手なソロ、地味なプレイ、そしてうねりまくりのフレーズ。彼の参加が、このアルバムを特別なものにしているのだろう。

 AORのボーカルって、あくまでも僕の好みの話だけど、あまり上手すぎてはいけない。あまりにも上手いボーカルはバックを消してしまう。でも当然下手でいいというわけでもなくて、理想形がスティーリー・ダンのドナルド・フェイゲン。歌唱力はアベレージでもいいから、何かユニークなものが欲しい。このウィルソン・ブラザーズはその条件に当てはまっていると思う。ハーモニーがすごく気持ち良いです。タイプとしてはペイジスに近いところがあるけど、より力がある。ずば抜けてる曲はないけど、捨て曲も1つもないアルバム。AORの名作。

 音楽的に、アレンジ・スタイル的に、やっぱり80年前後の音楽だなと感じる。その辺が、かっこいい音楽のピークだったのだろう。もうこんな音楽は二度と帰ってこないのだろうなとわかる。残念ながらね。
 CDで出会えたことをありがたく思い、大切に聴いていきたい1枚。


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1981年12月23日生まれ
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