As We Speak


aswespeak.jpgAs We Speak/David Sanborn

 もちろんこんなの人によって違うのだろうけど、僕にとってデビッド・サンボーンは世界最高のサックスプレーヤー。1982年の作品。

 とは言え、このアルバムが最高の出来なのかと言われれば、そうでもなく、少し中途半端なところが否めない。

 リズム隊はオマー・ハキムとマーカス・ミラー、ギターにマイケル・センベロ、さらにバジー・フェイトンやジョージ・デュークが参加してたりもする。これだけで垂涎ものだけれど、そういうバンドの良さがでることはなく、ただただサンボーンが"歌い"続けている。しかも、それで特別彼のプレーがフィーチャーされているわけでもなくて、なんかはっきりしない。もっと前に出てくればいいのになあと感じる。
 だから逆に、ボーカルが入る<Back Again>はすごくいい。裏でボーカルとのかけ合いをするサンボーン、もはやこれは"デュエット"。これこそが彼の真価なのだと思う。

 あくまでも僕の印象だが、彼のプレーはとことんメロディアスで、さらに他の人のバックで吹くときなんかは、ワンフレーズで曲を飲み込んでしまう強さをもっている。早い話、このアルバムでは全体的にそういったサンボーンの良さが出ていない曲が多い。フュージョンに徹することができていないのも一つの原因なのだろう。豪華なバックが消化不良というか、ちょっと虚しい。曲作りが問題なのかな。
 それでも、デビッド・サンボーンのようなセッションミュージシャンを、ソロアルバムなんかで評価することはできないからね。最初に書いたとおり、僕の中では世界最高のサックスプレーヤー。不動の地位を保っている。

 当然、来週行ってきます。


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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