David Sanborn at Blue Note


davidsanborn.jpgDavid Sanborn
Blue Note Tokyo
2005.12.6 2nd stage

David Sanborn(sax)
Geoffrey Keezer(p, key)
Mike Pope(b)
Terreon Gully(ds)
Don Alias(per)

 ブルーノートでデビッド・サンボーンのライブを観てきました。世界最高のサックスプレーヤーとして、僕の中では唯一無二の存在。

 今回もスチューデントナイト(学割)で半額。20時半頃に行ったら41番、空いてるのかなあとちょっと驚いた。そして、なんと係の人が学割だと気付かずに内側の席に案内してくれようとしたので、思わず「えっ、いいんですか?」と口にしてしまったよ(ブルーノートは外側・内側と別れており、学割だと内側の席には座れない)。バカバカ俺!と思った時には既に遅く、じゃあこちらでと外側に。でもガラガラだったのでそれでも良い席に座れました。まあ半額だしね。贅沢言っちゃいけない。相手のミスで得するっていうのも何だか気が引けるし。
 というか本当にガラガラで、7割も埋まってなかった気がする。トム・スコット以下…。サンボーンだよ?本当に?と、僕は少し悲しかった(何度も来日してるからかな?)。おかげで見やすかったからいいのだけどさ。

 それにしても!出だしの一発目の音で僕は感極まってしまった。一気に飲まれたよ。この音が時代を彩り、そして世界を作ってきたんだよね。それは海を越え、時を越え、僕の胸に届いた。スティーリー・ダン、ラリー・リー、ケニー・ロギンス、ビル・ラバウンティ・・・etc.どれだけのアーティストが、サンボーンのサックスを必要としたことか。そしてどれだけの曲を、彼の参加により特別なものにしたことか。
 他のサックスプレーヤーはたいてい途中ソプラノやシンセに持ち替えたりするのだけど、彼は最後までアルト一本。これで食ってきたんだ、みたいな主張をされてるようで良かった。かっこいい。独特のプレイスタイルから奏でられるあの音色は、彼にしか出せないだろうな。ワンフレーズで、ワンブロウで、全てを包み込む。時を止められる。「むせび泣く」という言葉がぴったりかもしれない。

 サンボーン以外のバンドメンバーもなかなかだった。おそらく5分以上もあったパーカッションソロなんて生まれて初めて聴いたし、キーボードのジェフリー・キーザーは、フェンダー・ローズ、グランドピアノ、キーボード2台と、計4台を器用に弾きこなしてた。右手フェンダー、左手ピアノ、みたいに。
 一人一人のソロがじっくり聴けるというのも、ライブの魅力。曲の途中で拍手ができるところがいい。そこで一段落、次のプレイヤーに、みたいな形でとめどなく続いていく。こんなの聴いちゃうと、もうCDは聴けないよなあ…。音楽は生に限ります。

 アンコールの<The Dream>(20ドルでやってくれた!)では、永遠と続きそうなメロディがすごく心地よくて、いつまでも終わらないでくれと願っていた。この夢がいつまでも続きますようにと。
 もちろん夢から覚めるときはやってくる。でも、だからこそ、また新しい音楽に出会える。

 しつこいようだけど、サンボーンは(僕の中で)世界最高のサックスプレーヤー。それを改めて揺るぎないものにしてくれたステージでした。


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