音楽へのこだわりは止まらない


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 僕の日常は音楽とともにあるということは何度となく書いてきたことだけれど、そんな僕の通学のお供というか、生命線であるSONYのポータブルHDDプレーヤーが壊れてしまった。これは例の何たらタイマーというわけではなくて、完全に僕の問題。HDDという精密機器が内蔵されているのだから、ボコボコ落としてたらそりゃ壊れて当たり前なのである。
 いつからか電源が一発で入らなくなるのは当たり前となり(電池の抜き差しをすると直る)、液晶もときどき半分のところでとぎれたりするようになってしまった。この数ヶ月そんな状態でだましだまし使っていたものの、年末ついにご臨終。まだ保証期間は3ヶ月ぐらい残っていたが、まず保証適用は無理だろうし(本体に何か刺さったような傷跡まである。覚えは全くないのだけど…)、性能自体にに色々と不満があったのでこの際買い換えることにした。

 堅牢性の観点からiPod nanoなどのシリコンオーディオという選択肢もありかなと考えたが、一度HDDタイプを使ってしまうと、たとえ4GBでも容量が小さく感じてしまう。経験ある人ならわかってくれるかもしれないが、人間とは贅沢なもので、いちいち曲の入れ替えをする作業が面倒になってくるのです。
 そんなわけで焦点はポータブルHDDプレーヤーに。この市場はとにもかくにもappleであり、iPod。そろそろ異なるデザインを出してもいいのではないかと思うものの、その先進性・コストパフォーマンスには目を見張るものがあるし、はっきり言って他社に比べ頭一つ飛び出てる。シェアで圧倒しているのも納得できる。

 が、そこはひねくれ者のタケダなので、大多数にのまれるようなことはできる限り避けたい。僕の求める条件は2つ、容量20GB以上とバッテリーのもち。あと音質とデザインは良いに越したことはない。

 そして僕が選んだのはKENWOODのHD30GA9という製品。オーディオメーカーということもあって、高音質がウリ(デジタルアンプ、Loseless圧縮、Supremeという音の補間技術を搭載)。HDDは30GB、バッテリーも連続再生20時間以上。これなら往復4時間の通学でも、1週間に1,2度の充電で済む。
 問題は価格。今売られている30GBのiPodと1GBのiPod Shuffleを足したぐらいする。音質にそこまでの価値があるのかどうか、正月中ぼんやりとずっと悩んだのだけど、やはり音は大事、背に腹は代えられないという結論に達した。
 よくよく考えてみれば、僕は6畳の部屋に30万以上つぎ込んだステレオを置いてるぐらい音楽をいい音楽で聴きたかったわけで、どうせポータブルだし最低限聴ければいいよな、なんて妥協をしてはいけない。あくまでも上を見ていかないといけないのである。

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 まだ2日しか使っていないのだけど、最初に音を聴いたとき正直驚いた。ポータブルでここまで出るのかと。これがデジタルアンプの力なのかな・・・。ひょっとしたらだけど、僕のステレオよりもいい音を鳴らしているかもしれない。今まで聞こえなかった音がくっきりと浮かびあがってきて、かつ、音が1つにまとまっているという印象。分解能っていうのかな、それがすごく高い。例えばギターだと、人の手で(あるいはピックで)弦をはじくかすかな音までもが聞こえてきそうだし、ドラムは叩かれて鳴っている楽器なのだということがまざまざとわかる。
 付属のイヤフォンも高音質。4,5000円クラスのイヤフォンなら買い換える必要はないと思う。僕は生理的にカナルタイプもヘッドフォンもダメなので、もしこの上を買うとするならばaudiotechnicaのATH-CM7TIぐらいしかないかもしれない。

 もちろんいい音質で聴くにはソースも大事で、本来ならWAVデータを元にしたLoselessで聴きたいところなのだけど、これはバッテリーも容量もかなり喰うとのこと。そんなわけでとりあえずMP3、CBRの320Kbpsでエンコードし直してます。面倒だけど、今までのVBR128Kbpsのものとは全然違う。やっぱり一度上を知ってしまうと、もう戻れない。

 問題点は転送ソフトのどうしようもなさ(悪いと言われてるSonic Stageの方がずっとマシに思えるほどである)、ボディが黒なので指紋などの汚れが目立ちまくるところ。あと何に原因があるのかわからないけど若干ホワイトノイズが入る。それでも素晴らしい音なので大満足です。

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 しかし、いい仕事するなあKENWOOD。実はこの製品、元は東芝のGigabeatで、PC上ではGigabeatとして扱われている。それにデジタルアンプを搭載し、音質のチューンを行ったのだろう。
 僕はこのケンウッドが昔から好きで、価格の割にすごくパフォーマンスの高い製品を作り続けてきた。かつてSOTECと組んでPC用のアンプ・スピーカーを作ったことがあるのだけど(VH7PC)、これは安いのにすごくいい音が鳴ると一部マニアの間で話題になった。僕がステレオを組んだのだって、ずっと欲しいと思っていたケンウッドのハイコンポが生産中止になったから。どうも業績が良くないらしいのだけど、数少ないオーディオメーカーとして、これからも音楽愛好家の期待に応えて欲しい。

 今度は絶対大切に扱います。


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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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