Chicago 17


chicago17.jpgChicago17/Chicago

 大ヒットした<素直になれなくて(Hard To Say I'm Sorry)>が収録されてる前作『16』ではなくて、あえてこちら。それほど深い意味はないのだけど、アルバムそのものとしての評価はこっちの方が高いはず。
 前作からボーカルのビル・チャンプリンが加わっており、そして今作もデビッド・フォスターがプロデュース。もう笑っちゃうほど80年代ベタベタの音楽。

 当時こういう音楽が流行っていたというのはなんとなくわかるけど、今聴くとちょっと時代遅れに感じるかな。つまったようなリズムパターン、大げさなシンセ、やけに強調されたハーモニー、ストレートすぎる歌詞。もうリリースされてから20年以上経ってるのだから、そんなの当たり前かもしれないけど、ただ同年代あるいはもっと前にリリースされていたって、未だに古くささを感じさせない音楽は山ほどある。

 でも個人的には、こういう一瞬だけ成立していたような音楽も、特にバラードはかなり好きなんです。詞とかメロディだけじゃなくて、曲そのものに小さな命が宿ってる気がする。昔はこんな音楽で人は恋に落ち、愛を語ったのかな、なんてね。

 アップテンポの曲は、本当にいかにもって感じなので、やっぱりバラードに注目してしまう。<Hard Habit To Break>、<Remember The Feeling>、<You're The Inspiration>、<Once In A Lifetime>(これをバラードというのは微妙か)、どれも時代を彩った名曲。とは言え<Prima Donna>みたいなのが、一番Chicagoっぽい気もする。

 色褪せてしまった音楽だけど、色褪せる前のことに、あるいはその過程に思いを巡らせてみるのも、たまには悪くないんじゃないかなと思う。


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