Who's Foolin' Who


whosfoolin.jpgWho's Foolin' Who/Frankie Bleu

 記念すべき(?)CDレビュー100エントリー目はこの作品。これまた知る人ぞ知る1枚という感じではあるけれど、僕にとっては原点回帰の1枚。特別思い入れがあるわけでもなく、そして音楽的にもそんなに面白いことをやってるわけではない。でも、何かが僕の心に届いたアルバム。

 1970年代後半から80年前半にかけて、まさにAOR黄金期のこの時期、スティーリー・ダン、エアプレイ、ボズ・スキャッグス、ボズがきっかけで結成されたTOTO、クリストファー・クロス、引っ張りだこのビル・チャンプリンがいて、そしてデビッド・フォスターが大活躍していた。舞台はロサンジェルスに、ニューヨーク。一流のセッションミュージシャン達が、名プロデューサーのアイディアを具現化し、さらにそれぞれが持つ技量を惜しみなく音楽に注ぎ込んでいった。

 そんな中、自分の好きなように音楽を突き詰めていったら、偶然にもそれらの音楽と同じようなところに到達した人がいる。それがこのフランキー・ブルー。

 ・・・というのは僕の勝手な想像であって(すみません)、実際のところは違うというか、ビーチボーイズファミリーのジョー・シャーメイがプロデュース、山下達郎のファーストアルバムに絡んだミュージシャンなどがサポートしているのだけど、"LA録音"みたいな華やかさはないんですね。これまた適当な解釈なんだけど、ローカルではトップだけど、世界に出てみたら全然通用しなかったみたいな。

 でもそういうあか抜けてないところがいいかなって。いきなりビルボードだハリウッドだと言ったって、そんなのはリアリティがなくて、最初はもっと次のステップとして足下が見えてる方がいいのかもしれないなと。そんな音楽が収められてます。久々に、周りに何もない感覚を味わった。"Who's Foolin' Who"、いい言葉だなと思う。

 そして、ここから始まっていくんだ。


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1981年12月23日生まれ
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