東京フィル第719回定期演奏会


yuribashmet.jpg東京フィルハーモニー交響楽団 第719回定期演奏会
2006.3.19 Bunkamura オーチャードホール

指揮・ヴィオラ:ユーリ・バシュメット
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D.417『悲劇的』
ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲 ニ長調
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

 Bunkamuraオーチャードホールで、東京フィルの定期演奏会を聴いてきました。

 おそらくこれが最後となるであろう、1000円の当日学生券。13時半販売開始で、13時に行ったら一番乗り。でもその後かなりの列ができたので早めに行って良かった。席はA席(6000円)の6列目。また前の方だなあと思っていたら、オーチャードホールの6列目は最前列!決して見やすい席ではないけれど、まあ1000円で贅沢言ってはいけないね。大満足です。

 シューベルト。バシュメットは直感的な指揮というか、すごくわかりやすい指揮でした。本当のところは知らないが、音楽に対して真面目という感じ。でも、弦はいいのだけど全体的になんかまとまらないねえという印象。観客の反応もいまいちだった気がする。ホフマイスターではバシュメットがソリストとしてヴィオラを披露。この弾き振りは純粋にかっこいいと思ったけれど、曲の方はどうも今ひとつ。音がまとまらなかったよ。色々な要素があるので、どれが理由なのかはわかりません(一番の理由は僕自身かもしれないし)。ただこの曲を終えて休憩が入るのだけど、その前にアンコール(?)に応えソロでバッハを演奏してくれた。これは嬉しい驚き。

 チャイコフスキーの悲愴は良かったです。2週間前にアシュケナージ指揮のN響で聴いたのだけど、あっちが良い意味でのアベレージ的な演奏であったのに対し、バシュメットの方は"情念"みたいなものが感じられた。
 最後、演奏が終わったあとバシュメットが何かをかみしめるような表情で数十秒時間をとったのだけど、この終わり方ってすごく大事なんだろうなというのを改めて感じた。マーラーの5番みたいにバンバンバン!で終わるのもいいけど、こうやって音がないところでも聴かせるというのは、おそらくコンサートならでは。これもひっくるめて、悲愴はいい演奏だったと思います。

 ちなみにオーチャードホールのお客様は控えめなんだけど、いつまでも拍手を粘るので、最後バシュメットがコンサートマスターを連れて帰った…。それに対するクスクスッという笑いが温かかったな。

 日曜の昼下がりに渋谷でコンサートというのも悪くないね。もう学生券は買えなくなるので、これからはヤングシートで観にいこうかと考え中です(仕事はどうした)。


| コメント(0) | トラックバック(0)

コメントする

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.blue-jam.com/mt/mt-tb.cgi/1611

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

2015年11月

Sun Mon Tue Wed Thu  Fri   Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ

最近のコメント

BlogPeople

Powered by Movable Type 4.292