Turn Back


turnback.jpgTurn Back/TOTO

 TOTOのサードアルバム。大ヒットした『TOTO IV』の1つ前の作品で、割と地味な扱い。セールス的にもあまりよろしくなかったらしい。彼らの中で最もロック色の強いアルバムであり、TOTOは色々とスタイル変えてきたのだけど、このアルバムが最高と言う人もいれば、駄作という人もいて、評価が完全に二分している。僕はAORなTOTOから入ってるので、ロック色の強いのはそこまで好きではないものの、オリジナルメンバーの作品はどれも気に入ってます。

 TOTOがやるロックは、いわゆる"ロックンロール"とは一味違う。それがいいのかどうかは別として、何かを表現するためのロックではなくて、スタイルとしてロックに仕上がったという印象。アルバムとしては悪くないのだけど、市場にあまり受け入れられなかったという理由も自然とわかる。

 元々AORベースのミュージシャン(ボズ・スキャッグスのバックミュージシャン)たちで結成されたバンドなので、これはあまり良くないことなのだけど、TOTOにはこれといったコンセプトがない。それは彼らのメンバーがコロコロ変わるという歴史にも表れている。このアルバムに限らず、それぞれテクニックを追求したら、結果的にこういう音楽になりましたという感じ。それでも数々の名作を残してきた素晴らしいバンドの1つではあるのだけどね。

 やはり僕としてはグラミー賞を総ナメした『TOTO IV』や、『The Seventh One』の方が好きかな。この辺が彼らの真骨頂の気がする。

 ちなみにTOTOは先日来日しており、チケットも余っているみたいだったから最後まで行こうかどうか迷ってたのだけど、結局行かなかった。メンバーはデビッド・ペイチ抜きの5人。デビッド・ハンゲイトがいなければ、スティーブ・ポーカロもいなくて、そして何より故ジェフ・ポーカロ…。前にテレビでやっていた彼らのライブを見たのだけど、なんかもうこの人たちの時代じゃないんだよなということを改めて感じた。ボビー・キンボールは復活したし、サイモン・フィリップスやグレッグ・フィリンゲンズに興味がないわけでもないが、1つの時代が終わってしまったのだろう。


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