東京交響楽団 名曲全集 第19回


ahits19.jpgミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団
名曲全集 第19回
2006.7.1 ミューザ川崎シンフォニーホール

指揮:西本智実
トランペット:アントニオ・マルティ

ハチャトゥリヤン:バレエ組曲「ガイーヌ」より
アルチュニヤン:トランペット協奏曲
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年)
(アンコール)
チャイコフスキー:クルミ割り人形組曲より「花のワルツ」

 ミューザ川崎で、オールロシアプログラムを聞いてきました。もちろん目当ては西本智実。割とミーハーです。

 今回はいい音楽を聴けたなというよりは、いい経験ができたなという感じでした。

 ハチャトゥリヤンと言えば「剣の舞」。というわけでいきなり剣の舞。演奏自体にそれほど問題があったわけではないと思うのだけど、この時点で??と疑問が。その後、「バラの娘たちの踊り」、「ゴパーク」と続くも、だんだん帰りたくなってきてしまった・・・。どれもどこかで耳にしたことのある曲であり、悪くはないが、わざわざここで聴くような音楽かなあという印象。オケもやっつけ仕事みたいな感じがした。トランペット協奏曲も何だかまとまらず。

 休憩を挟んでストラヴィンスキー。これはおそらく曲が良いのだろう。音楽を聴くというより、映画を観ている感じだった。西本智美はやたらパワフルで、音楽を鳴らす魔法使いのよう。ポイントは魔法で音色を変えているのではなく、音楽そのものを作り出しているところ。細かいテクニック云々というよりは、指揮そのものを、音楽を"魅せる"ところに重点が置かれてる気がした。でも、あのかっこよさは格別だな。

 アンコールは「花のワルツ」。なんかベタベタな気もしたし、これもやはり演奏云々ではなく曲の知名度で聴かせたような感じ。こういうインパクトの強い曲をやられると、それまでの音楽が頭から吹っ飛んでしまうので、できればやめて頂きたい。すごく綺麗にまとめてきたけど…。

 西本智実はなんとなく"ロシア"な人だけれど、やはりまだまだ若い気がする。そのルックスというか話題性から、今回の公演もチケット完売だったらしいが、音楽そのものに関しては、残念ながらそこまでして聴くべきものではないのかなと。まだ交響曲なんかを聴いてないのでわからないところも多いが、それも何となく想像つくしな・・・。でもあのかっこよさは一見の価値があると思う。

 ところでこのミューザ川崎、ホールとしては新しいだけあってすごくいいです。今回一番安い席、4Fの最後列というおそらくステージから最も遠い席だったのだけど、それでもそこまで遠いというわけでもなかったし、音響もまずまずだった。でも2F席や1F席なんかはさらに良いのだろうな。次からはチケット代をあまりケチらずに、音楽だけではなくて、環境から整えていきたいと思います。


| コメント(0) | トラックバック(0)

コメントする

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.blue-jam.com/mt/mt-tb.cgi/1767

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

2015年11月

Sun Mon Tue Wed Thu  Fri   Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ

最近のコメント

BlogPeople

Powered by Movable Type 4.292