角松敏生 "Player's Prayer" RETURNS "Player's Presents Ballad Night"


tkppballad.jpgTDK Presents
TOSHIKI KADOMATSU
Performance 2007?2008
"Player's Prayer" RETURNS
"Player's Presents Ballad Night"
2007.12.15 中野サンプラザ

角松敏生(vo&g)
石川雅春(ds)
今剛(g)
山内薫(b)
森俊之(key)
友成好宏(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

 年末恒例の中野サンプラザ。12日に発売された『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』を引っさげてのライブ。日本最高のPlayer達が作り、演出した、一夜限りのバラードナイト。

 ライブ中に角松も言ってたように、彼はある程度、自分の歌に自信を持ち始めているのだろう。そうでなければバラードづくめのライブなんてやろうとすら思わないだろうし、僕が知る限り初の"カラオケ"で歌うこともなかっただろうし、モアアンコールで独唱することもなかったはず。賛否両論あるだろうけど、音楽だけでなく、歌に命が生まれたことを、僕は素直に歓迎したい。

 序盤はしっとりとしたバラードナイト。もしかしたら初めてライブで聞いた<DISTANCE>や、<POLAR>が嬉しかった(気になってたことだけど、「君から離れてもう5000マイル」というのは<5000マイルのカウンター>と何か関係あるのだろうか・・・)。そして、<What Is Woman>の厳かな魂の叫びには、心の底から震えた。湾岸戦争がきっかけで作られた歌。20周年ライブリベンジのときよりも、はるかに壮大で儚く聞こえた。こんなにも貴重な時間があって良いのだろうかと思った。

 ミュージシャン達は、これまでずっとツアーを回ってきた"Player"達。僕は新生角松バンドの完成形を見た気がする。日本屈指のギタリスト、今剛。彼の存在が角松を支えている。べースの松原秀樹と山内薫。タイプは違えど、安定感抜群のベースライン。キーボードは残された角松バンドの友成好宏と、天才小林信吾。これに、今後も重要な存在となるであろう森俊之。本当に素敵な出会い。バラードナイトなのにツインパーカッション、角松お気に入りの田中倫明に大儀見元。おかえりなさい、江口信夫。そして異色のコーラス、沖縄からの千秋と凡子。偶然なのか必然なのか、現時点での理想形と言えると思う。そして、僕らは、このステージにいない、小林信吾、江口信夫(2人は中島みゆきに拉致されたらしい)、梶原順(彼は本田雅人に・・・)にも拍手を贈った。このツアーで、もはや一種の角松ファミリーが出来たと言っても良いのではないだろうか。

 さらに、急きょ助っ人で入った石川雅春が本当に素晴らしかった。これはあくまでも僕の好みだけれど、バラードだと、パワープレイでどうにか音を作り出そうとする江口信夫よりも、純粋なテクニック派の石川差雅春の方が合っていると思う。

 青木さんと浅野さんの穴は計り知れない。もう彼らの音楽は二度と聞けない。それでも、角松は歌い続けるし、僕らはそれを期待する。だから音楽は続いていく。

 今年を締めくくるコンサート。いつもいつも、かけがえのない時間を、僕は角松にもらう。この瞬間を共有することができて、この時代に生きていて、良かったなと思う。あなたがこの世界に生きていてくれて良かった。心からのリスペクトと感謝を。本当にありがとう。最高の3時間。

 Music is my life. That's all.


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