UNDERWEAR/槙原敬之


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 僕が中2の時に買った、素敵な素敵なアルバム。当時はまだCDなんて数えるほどしか持っていなかったし、時期が時期だけに思いでたっぷりなので、多少のバイアスがかかってしまう点についてはご了承下さい。とにかく素敵な素敵なアルバム。

 この頃のマッキーの音楽は、もうほとんど打ち込み中心のスタイルが確立されていて、たまにベースの小倉さんや時の人になったギターの佐橋さんが登場する程度。まあ、この人ほどピコピコ人工音のバックが合う人もいないのだけどね。

 死ぬほど聞いた<PENGUIN>。高校生の時にやたらはまって、「製鉄所のコンビナートは赤と白の市松模様 君に見せるつもりだったロケットの模型と同じで」なんていう出だしの歌詞から胸がキュンキュンするのです。やたら切なくて、手に届きそうなものが届かなくて、それでもそこまで暗いイメージがつかないのは彼の歌唱力のなせる業だろうか。

 続きまして、羽根が舞い散るPVが印象的だった<どうしようもない僕に天使が降りてきた>。サビを聞く限り、勢いだけの曲の気もする。「走る君の髪でシャツで 揺れるたくさんの白い羽根 いっぱい道路に落ちている 本当は探して欲しい」。よくよく考えてみると意味不明です。この頃のマッキーは勢いがあったんだよね。

 こういう明るいのほほん曲は彼の十八番、<君の自転車>。大学生の時に、これ聞いて自転車が欲しくなりました。『君は僕の宝物』に収録されている<三人>と同じ雰囲気。<うん>、<I need you.>、<revenge>、<オオカミ少年>、<THE END OF THE WORLD>と素敵な曲が続きます。

 東京生活を歌った<PAIN>。どうしたらこういう曲が書けるのだろう、歌えるのだろう。「今日ずっと抱えてたのが 僕だけにしかわからない痛みなら 誰も気づかない場所に 捨てて何もなかったように 今すぐ笑いたい」。

 そしてハイライトの<LOVE LETTER>。Aメロ、サビ、Bメロ、サビの後の転調部分は日本のポップス史上最も美しい展開と言っても過言ではないと思う。「何回も何回も書き直した手紙は ずっと僕のポケットの中」。なのです。そういうものなのです。

 全ての曲が素敵な1枚(1曲目は恒例のおふざけ曲だけど)。マッキーはとにかく歌詞なので、歌詞の引用ばかりになってしまいました。


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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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