TOTO


totototo.jpgTOTO/TOTO

 最近再びかなりの頻度で聞くようになったTOTOのファーストアルバム。TOTOと言えば『TOTO IV』があまりに有名だけれど、AORという観点においてはこのデビューアルバム『TOTO』が圧倒的。デヴィッド・ペイチ、ボビー・キンボル、デヴィッド・ハンゲイト、スティーブ・ルカサー、スティーブ・ポーカロ、ジェフ・ポーカロ、このオリジナルメンバーのTOTOはAOR史上最高のロックバンドだろう。

 いきなりインストの<Child's Anthem>から始まり、Airplayっぽい<I'll Supply The Love>と続き、今なおTOTOの最高傑作と名高い<Georgy Porgy>。1978年にこれだけの音楽をやったのは賞賛に値する。雰囲気を壊さないまま<Manuela Run>、<You Are The Flower>、ロックバンドであることの証明<Girl Goodbye>。ジェフ・ポーカロが完璧。一息ついた<Rockmaker>ではメロディの美しさを見せつけてくれる。<Rockmaker>(ルカサーのギターが鳥肌もの)で元に戻り、そして<Hold The Line>。最もTOTOらしさが出ている曲だろう。これを聞いてポーカロすごい!何この音楽!と思える人はどっぷりと浸かってもらえばいいし、そうでない人は無理に聞くことはない。最後の<Angela>は無理矢理締めにきたという感じかな。でも最後まで守備範囲の広さを見せつけてくれる。あっという間に全曲が終わってしまう珠玉の1枚。

 最近のロックは、どうも音が軽すぎて好きじゃない。音(音楽)の表情が全然見えない。好みの違いだろうけど、音が音として成立してないような音楽は音楽ではないと僕は思ってる。1つ1つのベース音、きちんとフレーズを弾くギター、分厚い音のシンセ、手足の動きが見えてくるドラム。そういうのがAORと言われる所以なのかもしれない。

 AOR好きなら絶対に1家に1枚。


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1981年12月23日生まれ
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