colors/Kirk Whalum


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 久しぶりに素敵な音楽を紹介したいと思います。音楽で何かを表現できる人を、音楽を通して誰かに何かを伝えられる人を、僕は心の底から尊敬する。

 テナーサックス奏者であるカーク・ウェイラム7作目、1997年のアルバム。僕がこの人を知ったのはもっともっと後で、よもや我らが角松の楽曲でも吹いていることを知ったのはそのさらに後のことだった。

 もうサイト名は忘れてしまったけど、アーティスト名(曲名もかな?)を入れると、それと同じような雰囲気の曲を勝手に選んで流してくれるという、今のappleがやっているgeniusの著作権無視版みたいなサービスがあって、確かトム・スコットを入れたら流れてきたのがこのアルバムに収録されている曲。サックスが歌ってる、この言葉が本当に意味することを初めて教えてくれたのが彼だった。

 正確に言えば、歌っているのかどうかはわからない(そもそも何を持って「歌っている」と定義するのかもわからない)。でも間違いなく、その音の持つ表現を超えた何かを感じる。僕らは色々なことを「言葉」を通じて理解する。そういう意味で、人は自分の感情を「言葉」で理解するから、その感情が伝わってくることを、「歌っている」と表現するのかもしれない。彼よりも前にデビッド・サンボーンやトム・スコット、ウェイン・ショーターなんかに出会っているのだけど、単なるメロディを超えた何かをサックスで僕に伝えてくれたのは、このアルバムだった。

 例えばデイヴ・コズやケニー・Gと比べたらずっと泥臭いのだけど、音楽に対するリスペクトと音楽を楽しんでいる気持ちがひしひしと伝わってくる。今の季節にピッタリの1枚です。


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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