角松敏生 The beginning of the SEASON III


tk2008nakano.jpgTOSHIKi KADOMATSU
Performance 2008
The beginning of the SEASON III

2008.12.18-12.20 中野サンプラザ

角松敏生(vo.&g.)
江口信夫(ds.) ※1
今剛(g.)
梶原順(g.)
松原秀樹(b.)
山内薫(b) ※2
小林信吾(key) ※1
友成好弘(key) ※1
森俊之(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
千秋(vo&cho)
凡子(cho)

※1 except 12/19
※2 except 12/18

 恒例の中野3days。3日間連続で行ったのは2年ぶり、スティーブ・ガッド事件以来。3日間も素敵な音楽に触れられ、至福のひとときでした。

 ファンクラブ向けに限定で販売したアルバム(来年発売のニューアルバムの、いわばプレリリース)を中心とした構成。3日間ともファンクラブでチケットは完売してしまったらしいので、まさにファンクラブのためのコンサート。角松はCDが売れないので、ファンクラブに落としている少しのお金がわずかでもその助けになれば、音楽活動を支援することができれば、それはそれで満足です。なんだかんだで加入して10年。角松も音楽活動を解凍して10年。

 座席は、1日目が2F後ろから2列目という特等席。中野は2F席が高いので(ほぼ天井)、立ち上がってステージを見下ろすと結構怖いが、開放感たっぷりですぐに気持ちよくなる。2日目は4列目、ちょうど角松と今さんの間ぐらいで、ドラムレスのアコースティックだったけど、とてつもないグルーヴを至近距離で感じ続けることができた。3日目は1Fの後方。音が抜群に良かった。音響工学的には、2F席に隠れる前方あたりがベストらしいです。ちょうどPA席もそこにあるしね。

 もはやキーボードが3人、パーカッションが2人いるのは当たり前。今回はさらにツインギター(角松を加えて3Kだそうだ)。中1日は前述のとおりドラムレスで、さらにキーボードも森さん1人で、ややアコースティックな雰囲気。ドラムがない分、1つ1つの音が繊細に聞こえてきて、聴いている方もかなり大変だった。

 新アルバム以外では、懐かしい曲のオンパレード。まさか<Galaxy Girl>や<This Is My Truth>が聴けるとはね。<All Is Vanity>。気づいた瞬間、鳥肌が立った。終始ベースラインがフィーチャーされた角松の最もAORな曲。マイケル・ランドーとバジー・フェートンが、梶原順と今剛か!と。実際は松原さんのベースソロが入ったりして、僕の期待の一歩も二歩も上をいかれて圧巻だった。

 ちょっと前までは意地でも昔の曲はやらねーぜっていう感じだったのに、角松も年をとって丸くなったのか、思うところがあったのかは知らないけど、なんにしろこれまでの楽曲の数々を、今の力量を活かしたとびっきりのアレンジで披露してくれるのは嬉しい限り。きっと素敵なミュージシャンに囲まれている部分が大きいのだろうなと思ってしまう。未だに、今剛が角松ツアーのギタリストだということが信じられない。あとは何と言っても森俊之。Tripodからこの人の音作りが、角松にとてもいい影響を与えているのは確かだろう。なんていうか、ほとんど一人舞台。とんでもない才能の持ち主です。

 <君をこえる日>。ありがとう、角松。この曲をやってくれて。ギターソロで一気に感情がこみ上げてきた。ありがとう、大好きだった人。ありがとう、大好きな人。

 僕はどうしても青木さんやブッチャーのことを忘れられない。皮肉なことに、最近は森さんや今さんが入り、角松の音楽の幅が一気に広がったなと感じてる。でもそれだけで片付けられないのは言うまでもなくて、絶対に忘れてはいけない音楽を耳に残しつつ、今の角松の音楽を全身で受け止めていきたいなと思ってる。シーズンIIIと題した、角松自身の音楽キャリアの締めくくり。彼と同じ時代に生きられている喜びを感じながら、1つでも多くの音楽を、これからも。


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