音楽で振り返る結婚式 前編


 式を挙げて2ヶ月が経つ。もうずいぶん遠い昔のことのような気がするし、記憶も薄れつつある。

 結婚式の音楽は、全部僕一人で決めた。これだけが楽しみだった、と言っても過言ではない。自分にとってとても大切な音楽と一緒なら、結婚式も悪いものでもないだろうと思えた。素敵な音楽とともに、式を振り返ってみたいと思います。

01. So Amazing/Luther Vandrros <新郎新婦入場>

 初っ端はこれで行こうと、前々から頭の中にあった。多分、この曲に出会った瞬間から。盛り上がり場に欠ける曲だけれど、全体を通してこれほどまでに甘い曲もない。"I follow you to the moon and sky above"というサビの歌詞がすごくいい。

02. In The Blink Of An Eye/Christopher Cross  <乾杯>

 パーティーのスタートとして。ちょっと弱いかなと思ったけれど、自分でもびっくりするぐらい綺麗にハマってくれた。クリストファー・クロスの曲が、僕にやすらぎを与えてくれた。うん、ずっと聴いてきた僕の大好きな音楽だ、と。

03. Deacon Blues/Steely Dan <ウェディングケーキ入刀>

 この使われ方は想定外。元々は新婦中座のときに、"sue me if I played too long"というフレーズを、お色直し長いなあという意味合いを込めシャレっぽく使いたかったのだけど、当日音響担当のスタッフにこの曲を使ったらどうですか?と言われた(元々決めてなかった)。世界広しといえども、Steely Danでウェディングケーキ入刀を行ったのは、ほとんどいないのではないかと思う。だってサビが、"Drink Scotch whiskey all night long."ですよ。

04. PEG/Steely Dan <新婦中座>

 一方、これは僕が中座するときに使ってもらおうと思ってた(新婦のお迎え)。スティーリー・ダンの中でもかなりキャッチーな曲。リック・マロッタとチャック・レイニーのリズム隊が非常にすばらしい。この後に出てくるマイケル・マクドナルドのフィーチャー前哨戦という意味も含めて。

05. Drowning/Backstreet Boys <新郎新婦再入場>

 これはCDを作ってるときに急きょ決定した。本当はJaye P. Morganでいこうと思っていたのだけど、そういえばこんな曲あったなと。ベタベタだけど。ちなみにこの曲は、昔深夜やってたアニメのエンディングで使われてた。幽霊を見ることができる少年の話で、その内容と曲との不釣合いさのインパクトで覚えたのです。

06. Here To Love You/The Doobie Brothers <テーブルラウンド>
07. I'm Gonna Make You Love Me/Michael McDonald <テーブルラウンド>
08. Loving You Is Sweeter Than Ever/Michael McDonald <テーブルラウンド>
09. Ain't No Mountain High Enough/Michael McDonald <テーブルラウンド>
10. Baby I Need Your Lovin'/Michael McDonald <テーブルラウンド>

 ここからは、めくるめくマイケル・マクドナルドワールド。ちなみにテーブルラウンドとは、僕らが各テーブルを回って喋ったり写真撮影をするという、披露宴唯一とも言うべきイベント。ドゥービーから1曲、あとはMotownシリーズから4曲。
 
11. 君がやりたかったSCUBA DIVING/角松敏生 <友人スピーチ>

 僕の友人というか非常に大切な人のスピーチ。彼女に結婚式に来てもらえたことが、もう奇跡としか言いようがなく、本当に、何よりも嬉しかった。曲は僕が宮古島に行くきっかけ、すなわち彼女と出会うきっかけとなった曲。18の頃からの思い出が一気によみがえり、涙をこらえきれませんでした。素敵な思い出と、海の世界をありがとう。これからもずっと海を求めて生きたいと思います。

12. You've Got A Friend/村上“ポンタ”秀一 feat. Kiroro <友人スピーチ>

 新婦側の友人代表スピーチ。僕もよく知っている人で、不器用な生き方をする彼女には、キャロル・キングではなく、Kiroroバージョンの方がいいかなと(英語の拙さが逆に良い味を出してる)。スピーチの中身は予想外に良く、結構関心しました。

13. If I Could Reach The Rainbow/David Benoit <新婦手紙朗読>

 クライマックスです。今の家に引っ越してきた日、ベランダに出て両親をいつまでも見送り、そして寂しいと泣いた君を、これからは僕が幸せにしなきゃいけないんだなと誓った。僕としては、尺もピッタリでなかなかの選曲だと思ったのだけど、どうだろうな。

14. Reunion/Randy Goodrum <新郎新婦両親花束贈呈>

 照れくさいですね、これ。ウェディングプランナーさんに、やらなくていいですか?と言ってみたら、「普通やります」と一蹴されてしまった。元々は、(たしか)高校の同級生だったクリントンが大統領に就任するときに贈られた曲。あったかい曲です。いつでも帰る場所があるんだよ、というような雰囲気が良いかなと。

15. あるがままに/角松敏生 <新郎謝辞>

 スピーチの内容は、最初はかなり好戦的な内容で、これはまずいと思い直し、でも自分の正直な想いをぶつけることだけは変えなかった。この結婚式で最も嬉しかったのは、やっぱり大事な大事な友人たちに来てもらえたこと。はっきり言って親戚なんてどうでも良くて(付き合いでしょうがなくという人も中にはいただろう、きっと)、人生の偶然の出会いによって、ここまで関係を築けた人たちへの感謝を、僕なりの拙い言葉で話させて頂きました。

 曲はかなり迷ったけど、今の僕を構成する大きな要素となったこととその時にずっと響いていた、角松の最高傑作で。これは別れの曲じゃない。前を向く曲だ。

 遠く消えゆく過去は 今という未来を作った 君と僕そのもの
 あるがままの今を あるがままの昨日とともにずっと 愛し続けていこう
 あるがままの君と あるがままの僕を このままそっと愛し続けていたい

16. All For Love/Bryan Adams, Rod Stewart, STING <退場>

 ブライアン・アダムス、ロッド・スチュアートにスティング。単純だけど極めて壮大な世界が締めにふさわしいだろうと、最後は豪勢に。All For Love.


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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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