Eric Clapton Japan Tour 2009


ec2009.jpgEric Clapton Japan Tour2009
日本武道館
2009.2.27

Eric Clapton(vo, g)
Abraham Laboriel Jr.(dr)
Willie Weeks(b)
Doyle Bramhall II(g、vo)
Chris Stainton(key)
Michelle John(cho)
Sharon White(cho)

 日本武道館で、エリック・クラプトンのライブを観てきました。クラプトンは何となく高校生のときから聞いているので、かれこれ12年ぐらいの付き合いになるのだけど、このたび初ライブ。

 "ギターの神様"とまで呼ばれるエリック・クラプトン。間違いなく音楽の歴史に大きな影響を与えている人物だし、今まで僕が観てきたライブのアーティスト達とは、何もかもが桁違いに違う。例えばそれは、60年代におけるビートルズであり、言うなれば絶対的に築かれた壁。日本にここまで偉大なアーティストがいたかと言われたら答えに苦しむ。

 クラプトンのファン層はかなりバラエティに富んでおり、会場内も、それはもう本当に色々な人がいて、でもきっと多かれ少なかれ皆クラプトンが好きだという思いは同じで、なんかそれがすごく嬉しかった。僕はヤードバーズもデレク&ザ・ドミノズの時代も知らなくて、純粋にシンガーソングライターとしてのエリック・クラプトンに惹かれて聞き始めたから、きっと昔からのファンにはにわか扱いされるのだろう。今回ライブに足を運んだのだって、前回の来日公演のバンドはスティーブ・フェローネ&ウィリー・ウィークスというリズム隊というのを知って、何か期待できるかも!と思ったのが一番の理由だし。でもまあ、許してください。歴史に名が残る人のライブを、一度はこの目で見たかったのです。

 ライブの方は、息つく間もなく最初から飛ばしまくり、気づいたらアンコールで<Crossroads>をやって終わってたという感じです。そのあまりの存在感の大きさに圧倒されてしまった。クラプトンは黙って正座!という雰囲気すらあった。ソウルフルで、音楽の重みがずっしりとつまったステージ。特筆すべきは、<Isn't It A Pity>かなあ。もうちょっと後半だったら涙もの。あとは12弦ギターの<Motherless Child>や<Running On Faith>が良かった。お決まりだろう<Layla>のソロはいつまでも終わって欲しくなかった。

 ミュージシャンも非常にすばらしかったです。エイブラハム・ラボリエルJr.は初めて生で聴いたけれど、タイトなリズムでパワフル。ウィリー・ウィークスもめちゃくちゃうまい。実はこれだけで大満足。武道館の音響も、これまで聴いてきた他のアーティストに比べてずっと良かった。歌うまいねえ、クラプトン。それにしても、Hammond Organがここまで似合う人もいないだろう。

 正直なところ、会場が置いていかれた感はあった。でもそれは、クラプトンという存在だけで築かれてしまう高い壁のせいだろうと思う。僕らは黙って上を見上げるしかない。でも上を向けば神様がギターを弾いている姿を見られる、これがどれだけすごいことなのか。

 僕達は、エリック・クラプトンと同時代に生きているということを、もっともっと大きなこととして受け止める必要があるのだと思う。

ec200902.jpg


| コメント(0) | トラックバック(0)

コメントする

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.blue-jam.com/mt/mt-tb.cgi/2388

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

2015年11月

Sun Mon Tue Wed Thu  Fri   Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ

最近のコメント

BlogPeople

Powered by Movable Type 4.292