INCOGNITO at Motion Blue YOKOHAMA


incog2010.jpgINCOGNITO
Motion Blue Yokohama
2009.1.6 1st stage

Jean Paul "Bluey" Maunick(g,vo)
Vanessa Haynes(vo)
Joy Rose(vo)
Tony Momrelle(vo)
Paul Greenwood(sax, fl)
Sid Gauld(tp)
Dave Williamson(tb)
Matt Cooper(key)
Francis Hylton(b)
Pete Ray Biggin(ds)

 昨年に引き続き、今年も一発目はINCOGNITO!平日で仕事だろうが、終業時刻で飛び出してギリギリだろうが、彼らが横浜に来ると知ったら行くしかない。

 ブルーイは、ライブ終演後にいつも同じことを言う。肌の色も、信仰も、国籍も越えて、音楽を通じて、僕たちは1つになれるのだと。One Love。観客たちは歓喜と興奮で、「破顔」とも言うべき表情を見せ、ステージと一体になる。それはもう、その場にいる人にしか感じることのできない、生きる喜びに満ちた時間・空間だ。

 今年もINCOGNITOに1年分の元気をもらうために、Motion Blueへ。去年は全てが初めてだったけれど、今年は彼らのステージがどういうものかを知っている。新鮮さで溢れた感動は二度と経験できないけれど、その分、心から彼らの音楽を楽しむことができる。

 30周年を迎えたINCOGNITO、特にCDリリースもないので、昨年とほぼ同じ内容だろうと思っていた(そしてそれでも絶対楽しいはずと思ってた)が、いい意味で期待を裏切ってくれた。今年はおそらく彼らの作品で最も有名な<Don't you worry 'bout a thing>(Stevie Wonderカバー)がない代わりに、同じくスティービーのカバー曲<As>を。これがオリジナルそっくりであり、かつ、INCOGNITOらしさも忘れてなく、非常に良かった。<Morning Sun>もかなりの盛り上がりを見せたし、彼らのルーツだという“Banda Black Rio”からも1曲。女性ボーカル2人にやや疲れみたいなのを感じたけれど、それでもバンドは相変わらずうまい。特にベース。あまりフィーチャーされることはなかったけれど、確実に、堅実に、それでもファンクな演奏を披露してくれた。

 総立ちになってからは、<Colibri>や<Reach Out>、<Every Day>ともうお馴染みのナンバーで、赤レンガの一角は完全なダンスフロアに。"put your feet on the ground"。そう、地に足をつけ、踊るんだ。下手でもいい、周囲は気にしない、明日のことも気にしない、気持ちよければそれでいい。目の前の最高の音楽と、最高のステージと、最高の喜びを、全身全霊で表現し、そして心行くまで味わう。それがINCOGNITOの意味するもの。

 今年も横浜に来てくれてありがとう。国籍ごっちゃ混ぜのINCOGNITOバンドと、日本人として、"the land of the rising sun"(日本)で、しかも地元横浜で、同じ時間を共有できることを本当に誇りに思う。

 こんなにも素敵な時間がある。僕はたまにそのことを忘れかけてしまう。だから完全に忘れないように、再確認しに行く。人生は生きるに足りるし、全体から見れば刹那とも言うべきものだけれど、確実に、この世界に生きてて良かったのだと心の底から思えるものがあるということを。


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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