F1 Grand Prix 2010開幕


 待ちに待ったこの季節。去年のF1は色々とひどくて、全然見る気になれなかった。気づいたら始まってて、気づいたらバトンが優勝し、シーズンが終わっていた。でも今年は違う。僕がF1を見始めるきっかけとなったヒーローが戻ってくる。前人未到の7度のタイトルを獲得し、皇帝という称号を得たミハエル・シューマッハの復帰。

 ミハエルの復帰には正直複雑な思いがある。フェルナンド・アロンソがタイトルを獲ったとき、彼は潔く身を引いた。その引退が象徴するかのように、それからF1では世代交代が進み、若き才能が台頭した。ただし、あらぬ方向に進み始めたのも事実。世界最速のモータースポーツの伝統とプライド、そして存在意義。それらが失われつつあることを、もちろん僕らF1ファン達はただただ傍から事態を見守る(見ないフリをする)しかなかったわけだけど、この危機に、僕らのヒーローは立ち上がってくれたのかな、と勝手ながらに思う。生涯フェラーリだと思われていたところ、まさかのメルセデスからの復帰。祖国ドイツのため、そしてF1のため、3年の時を経てついに。

 開幕戦バーレーンGPの予選。バトン、ハミルトン、アロンソ、ミハエルというチャンピオン4人が揃う中、彼らを「過去の人」と嘲笑うかのようなレッドブルのヴェッテルの速さが光る。去年も相当の力を見せてくれたけど、今年タイトルに最も近いはず。ウィリアムズ、マクラーレンと最速マシンを作ってきたエイドリアン・ニューウィーの力なのだろう。あとは去年を捨てたフェラーリの2人がどこまで仲良くできるか。マクラーレンも同様の問題を抱えてるかな。ただしバトンはハミルトンよりもいろんな意味で遅い。

 メルセデスGPは、ミハエルがロズベルクの糧となってくれたらいいなと思う。たしかにミハエルの活躍を見たいという気持ちはあるものの、2007年からひそかに応援してたニコ・ロズベルグこそが、次世代のF1を担うだろうと確信している。彼とヴェッテルが、ミハエルとハッキネンのようなライバル関係になってくれたら、これは本当に面白い。気づいたら、またもやミハエル、ロス・ブラウンのゴールデンコンビ。ホンダを失った去年にタイトルを獲ったロス・ブラウンの力は間違いなく本物。今年はさらにノルベルト・ハウグも加わる。チームをぜひ強くして、F1を盛り上げて欲しい。

 あとは去年驚きの一瞬の速さを見せたフォース・インディアのスーティルが10位に入ったりと、やっぱりこれだからF1は面白い。ちょっとチーム数が多すぎだし、予選タイムを見ても差がつきすぎと、色々と思うところはあるけれど。マシンも去年よりはずっと格好良くなった。

 今年は楽しみが1つ増えました。


| コメント(0) | トラックバック(0)

コメントする

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.blue-jam.com/mt/mt-tb.cgi/2531

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

2015年11月

Sun Mon Tue Wed Thu  Fri   Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ

最近のコメント

BlogPeople

Powered by Movable Type 4.292