Breath from the Season/Tokyo Ensemble Lab


tokyoenlab.jpgBreath from the Season/Tokyo Ensemble Lab

 とびっきり夏の1枚を。数原晋率いるビッグバンドにシンセサウンドの融合。こんなことする人は角松ぐらいしかいない。ってことで1988年の角松敏生プロデュース作品であり、一歩間違えると非常に危険なこの組み合わせを、夏をテーマに絞り込むことで、見事に成し遂げた傑作。このゴージャスなフルバンドはきっと二度とない、忘れかけられた80年代の煌きそのもの。

 ポンタさん参加のナンバーは忠実なビッグバンドっぽい一面もあるが、本作はあくまでもフュージョンというカテゴリーの中で、ビッグバンドを活用したものと言ってしまっていいだろう。なので決してジャズとしてのそれではないのだけど、これはこれで良いという音楽もある。梶原順、難波弘之、山木秀夫、佐藤博、島健、ジェリー・ヘイ(!)といった豪華メンバーも参加してます。この辺の変わらなさがいい。

 頭から最後まであっという間に駆け抜けてしまうけど、やはり出だしの<Lady Ocean>と最後のボーカル曲<Morning After Lady>が秀逸。夏独特の焦燥感と切なさが見事に曲に表れている。角松自身の『SEA IS A LADY』や『Legacy of You』にも繋がる本作、もうほとんど市場に残っていないので、もし少しでも曲を気に入ったのであれば即買をお勧めします。


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コメント(2)

こんにちは。
角松さんのインストといえば、「SEA IS?」や「Legacy?」が一般的に知られているのかな?と思いますが、私はBreath from the Season 大好きです。リリースされてからもう20年以上(!)になりますが、毎年この時期になると聴いてますね。88年リリースの作品ですが、プロフィールから察するに、このころtakeさん小学生ですよね…リリース当時から聴かれていたのでしょうか??(笑)
30th横アリ楽しみましょうね。

>tomiさん

こんにちは。
確かにリリース時は7歳の小学生ですので、
角松さん自身を知ったのも解凍後ですし(初コンサートはHe is Back for the Future)、
このCDは最近ようやく手に入れました。
というわけで、今年の夏がこのCDと迎える初めての夏です。

30周年まで2週間を切りましたね。
解凍前からのファンの方々には及びませんが、自分もなんだかんだで13年です。
感謝の気持ちとともに、めいっぱい楽しみたいと思います。

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take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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