大事なのは会社にいないこと


 入社してあっという間に5年半が経ってしまった。年齢的にもキャリア的にも、そろそろ若手中堅どころの仲間入り。たぶんだけど、技術職では、大体において30から40ぐらいまでの人が、実担当として会社を引っ張っていく。20代はそれに向けた準備期間だし、40過ぎたら一線を退いてマネジメントに徹するべきだと思う。人員構成上そう上手くはいかないのが現実だけど(とにかく上が多すぎる。逆ピラミッドもいいところだ)、自分の知る限りでは、そうやって世代交代しないとあらゆる点で不都合が生じる。

 というわけで、まだ30ではないけど、最近様々な業務が自分のところに集中する。上司から命じられたもの、自分から自発的にやるとしたもの、同僚に頼まれたもの、そして自分の全然知らないところで自分がやることになっているもの。前2つはまあいいとして、課題は後ろの2つ。そして最近気づいたことは、会社にいればいるだけ仕事が増えるという事実。さらにはそうした増えた仕事をこなしたところで、自分の評価なんか全然変わらないという現実。

 昨日、前の職場メンバーでひと足早い忘年会があったのだけど、まさに会社を出ようとした瞬間に電話がなり、結局1時間近く時間をとられてしまった。全ては会社にいるせい。もし仮に僕が既に会社を後にしていたら電話に出られないわけで、それは次の日に先送りになったかもしれないし、もし運が良ければ電話することを忘れてくれるかもしれない。同様に、席にいると色々所用を頼まれるけれど、僕がいなければ自分で何とかしなければという気持ちが芽生えるかもしれないし、別の機会になるかもしれないし、運が良ければ忘れてくれるかもしれない。そんな悠長なと思われるかもしれないが、本当に必要なら忘れることもないだろう。そして大事なのは、たいていそういう依頼事項の大半は、なければないでどうにかなるものだということ。つまりは、そういったなくてもそうそう困らないことに、かなりの時間を費やしている。

 これを解決するための唯一の手段は「会社にいないこと」。これをどう実現するかというのは色々課題があるものの、とにかく会社にいなければ、少しは仕事がたまるかもしれないけれど、ずっと席に居続けた時の比ではない。そして上述の通りそれらの仕事は自分がやらなくともなんとかなるもの、時には全然やる必要のないもので、簡単に言うと自分のプライベート時間を削ってそれらの仕事に取り組んでいるだけと言えなくもない。だから会社にいないようにしようと心に誓った次第。なんともまあ不毛な社会です。


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