SING LIKE TALKING 25/50 ANNIVERSARY


slt25th_20130427.jpg25th Anniversary SING LIKE TALKING
Amusement Pocket 25/50
東京国際フォーラムA
2013.4.27

佐藤竹善(vo, g, key)
藤田千章(key)
西村智彦(g)

松原正樹(g)
松原秀樹(b)
小笠原拓海(ds)
塩谷哲(p)
大儀見元(per)
大滝裕子(cho)
露崎春女(cho)
村田陽一(tb)
中野勇介(t)
鈴木 圭(sax)

 良かったです。ただただ良かったです。生で音楽を聴くことの大事さと喜びを同時に噛み締めた3時間半強だった。

 最高のステージは、佐藤竹善とコーラスによるお出迎えの歌から。‘"Thank you for waiting, thank you for coming?"と始まり興奮は絶好調。

 そしてオープニングは高校生のときに初めて買った彼らのCDでもある<Seasons of Change>、当事なんて壮大な曲だろうと思ったことを思い出しながら、この曲が目の前から聞こえてくるという生演奏の感動に浸った。新曲や往年の有名曲を混ぜぜつつ最初のハイライトは<Standing>。心が震えるとはこういうこと。女性でも無理だろっていうほどの高音がひたすら続くサビは、ただただ圧倒されるだけ。心は何処へ 光の側へ。

 メドレーの流れから、これから先決して忘れることのできない<Maybe>。三拍子のバラードってどうしてこんなにいいんですかね。曲に命があるということは、歌に魂があるとはこのこと。これまで数々のライブをこの目で観てきたけど、ずっといつまでも記憶に残り続けるだろうという確信がある。

 後半はSLTがSLTたる理由のファンクを始めとした幅広い音楽。<RISE>の盛り上がりは凄かったし、アフリカのパーカッション奏者を集めた<La La La>は度肝を抜かれた。これができるからSLTは25年支持されてきたのだし、この混沌とした音楽シーンの中で確固たるポジションを維持してきたと言える。本編エンディングは<回想の唄>。移り行く時代を具体的にかつ壮大に歌ったこの曲を最後に持ってくるとは誰が予想しただろう。まだまだこれから続いていくんだという強い意志が示された。

 さすが25周年ともあって、バックバンドが非常に豪華。どのぐらい豪華というと、コンサートチケットにもミュージシャンがプリントされ、当初からこのメンバーでやることが前面に押し出されてきたぐらい豪華。ずっと一緒にやってきた朋友(だろう)塩谷哲、大儀見元、村田陽一と元オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバー・関係者が揃うところが面白い。ドラムは沼澤尚ではなく、新鋭の小笠原拓海。山下洋輔に見出されたらしいが、山下達郎のバックを務めたところから一気にポップス界に広がってきましたね。僕の知るSLTはタカさん抜きには語れないのだけど、彼らの前に進もうという気持ちを止めてはいけない。ギター松原正樹、ベース松原秀樹はさすがというところ。浅野祥之が生きていたら、絶対彼が弾いていたのだろうな。貴方の音楽はまだまだ続いてます。元気ですか浅野さん?

 村田陽一を始めとする豪華なホーンセクション、そしてコーラスの女性2人は大瀧裕子と露崎春女。佐藤筑前は基本的に声が高いので男性1人入てもいいのにと思ったけど、そこはSLTおよびバンドメンバーでカバー。単純にお祭りだからトップミュージシャンを集めました、というのではなくて、SLTの音楽をやるのに必要なメンバーを考えたらこうなった、と思わせるのが彼らの凄いところ。

 SLTの音楽は独特だなと思う。基本はシンプルなロックなはずだけれど幅が非常に広く、随所に光る音楽のセンスは他の追随を許さない。そして佐藤竹善のボーカルは、まるで洋楽のメロディに日本語の歌詞をつけたように聴こえてくる。メロディがあって、そこにたまたま日本語の歌が乗ったという感じがする。佐藤竹善ソロだともう少し歌詞に重きが置かれて日本のポップスのように聴こえるが、SLTだと洋楽あるいは洋楽と変わらぬ音楽と言っていい。よくわからない例えになってしまうが、もし世界各国からミュージシャンが集まって競い合う場があったら(何をだろう?)、日本に少しでも海外の巨人達と対等に戦える可能性があるとしたら、それはSLTだと思う。

 アンコールの代名詞<Spirits Of Love>、何度聴いてもいい曲だなと思う。実はSLTとの出会いは中学生のときに聴いたこの時代を越えていく名曲でした。

 また1つ、この日が会って良かった、この日のために生きてきたと思える時間でした。25周年おめでとうございます。これからも30周年、さらにその次へと、また新しい音楽に出会えるのを楽しみにしています。本当にありがとう。


(セットリスト)
00. Interlude
01.Seasons Of Cgange
02.89番目の星座
03.My Desire ?冬を越えて?
04.みつめる愛で
05.Dearest
06.Standing
07.飛べない翼
08.Steps Of Love
09.離れずに暖めて
10.Friend 
11.Maybe
12.The Great Escape
13.Together
14.Dancin' With Your Lies
15.RISE
16.Bunin' Love
17.LUZ
18.La La La
19.回想の唄

<Enocore>
20.With You
21.Spirits Of Love
22.Utopia


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1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
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