2006年3月 archive


最後の最後まで母校に来るという愛校心たっぷりの僕ですが(嘘です。生協の出資金を返してもらいにきただけです)、いよいよ9年間見守り続けてくれた大隈重信ともお別れ。
進取の精神、学の独立。これからも僕の中に何かが残り続けるのかな。今まで本当にありがとう。

で、何で本部キャンパスはこんなに汚いんだよ…。




 どんどんせまってくる入社式。まずは研修が1ヶ月ほど続き、この期間、服装はスーツが"基本"とのこと。そんなわけで、職場は私服だから全然気にしてなかったのだけど、まともなスーツ1着だけじゃ足りないと思い、今日はスーツを買ってきました。ちょっと遅いですね…。

 買ったのはチャコールグレーのスーツ。黒系は既に持っているので、1着あると便利なグレーを。あと少し薄目のカラーシャツ2枚に、ネクタイ2本。とりあえずこれで研修は乗り越えられる、と思う。2日ほどでネーム入れやら裾直しができるとのことで、ぎりぎりセーフ。

 それにしてもスーツってかっこいいですね。思わずストライプが入ったのも1着買おうかと思ってしまった。就活中は割と私服勤務の方が魅力があったというか、スーツがやたら堅苦しく見えていたのだけど、やはりビジネスマンの基本スタイルはスーツであり、スーツを制せずしてどう世界を制せるというのか。自分に合ったスーツを着れば、それなりに見栄えがよくなる(できそうに見える)ところがすごい。

 ちょっと違うかもしれないが、私服の高校の人たちが制服に憧れるのと同じようなものなのかも。嘘だと思うかもしれないけど、僕が高校生のときは制服ブームみたいのがあったのです。近くの公立校は私服だったが、そこの女の子たちはあえて(他校の?)制服を着てたり。あとはどこどこの学校の指定カバンがいいとか。僕が通った高校にもよく女子高生が侵入してきたよ…(男子校なのに)。ちなみにうちも一応制服(学ラン)はあったものの、どちらでも良くて、最初は制服で通っていたけど、高2の途中からは私服で通いました。ということでスーツがいいなと思うのも最初だけなのかもしれない。

 別に職場でスーツを着たらいけないってわけでもないだろうけど、おそらく浮くしなあ…。作業着でないだけよしとしますか(あれはあれで格好良さがあると思うけど)。くたびれたスーツはみっともないしね。気の抜けた私服はそれ以上にみっともないけど。気をつけようと思います。


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 結局ナナオの17インチ液晶ディスプレイ、S170で落ち着きました。これぐらいあれば必要十分ということで。研究室でもずっと17インチのを使っていたから、そんなに感動はないのだけど、とりあえず快適。ドット抜けがなくてよかった。

 ビデオカードがデュアルディスプレイに対応しているのでこれまでのとダブルで使ってみたが、スペースの都合上、今までのは左側に置かなければならず、マウスを右側にもっていくと左のディスプレイに現れるというおかしな状況に。特に使い道もないし、死にかけの液晶だし、そのうち使わなくなるでしょう。


kwpbabyface.jpgKirk Whalum performs the Babyface Songbook

 デビッド・サンボーンは別格として、僕の一番好きなサックス奏者カーク・ウェイラムがベビーフェイスの作品をカバー。ベビーフェイスは今さら取りあげることもない超有名プロデューサーで、誰しもが収録曲のほとんどを今まで耳にしたことがあるはず。ボーカルの代わりに、カークの文字通り唄うようなサックスが絶妙に絡み合っていく。


 改めまして。先日無事大学院を修了しましたタケダです。もう学生でもないが、しかし社会人でもない。ということで現在の肩書きは無職(!?)。職業を記入する欄があったら何て書けばいいのか本当にわからないのだけど、幸いにもまだそういう機会に遭遇していないため、かろうじて助かっております(別に無職でもいいけど)。それとついに父親の扶養家族を抜けるわけで、健康保険も父親の勤めている会社の組合への加入は今年度いっぱいで終了、入社式までにもし何かあったら僕はどうなるのだろうと、そんな細かいことが気になるのですが、実はそんなことより大事なことがある気がする今日この頃です。

 あとは今後のこのブログのあり方。最近はどこの企業も情報の扱いに非常に厳しく、僕の就職する会社もその例に漏れないため、仕事についての具体的な何かをここに書くことはしないようにするつもりです。それで1日1エントリー続けていけるかどうかが疑問なのだけれど、宣言してしまった以上やるしかないわけで、ポイントはストック記事かなあ…。でも、既に4月以降で10公演以上のコンサートのチケットを取ってあるし(仕事はどうした)、もしかしたら何か運命的な出会いがあるかもしれない。この先今まで以上にプライベートを充実させていく必要があるだろうしね。良い意味での息抜きで何かしら続けていけたらなと思ってます。

 さて、入社式まであと6日。


地元の駅にて。
もうすぐ満開かな。


 もう来週は入社式だというのに、特に残された時間を惜しむわけでもなく、ただただ時が過ぎていくのを待っている今日この頃。本を読むか、パソコンの前にいるか、リビングでテレビを見るか、あてもなく外をぶらぶらするか、ぐらいしかすることがない。と、ここで大問題発生。ついに液晶ディスプレイが寿命を迎えつつあるみたいなのです…。

 今はSONY製の15インチ液晶ディスプレイを使っているのだけど、購入したのが2002年のW杯開幕直前だから、およそ4年前。4年も使えばそれなりにへばってくるのは当然で、しかもTVチューナー搭載でテレビとしても使っていたから、もうかなりの点灯時間のはず。例のタイマーも発生せず、よくここまでもってくれたなと思う。

 そんなわけで、すっかり液晶テレビを買う気でいたものの、まずは液晶ディスプレイを買わなければいけなくなりました。問題は何を買うかなのだけど、実は前々から、目にやさしいSHARPのASVパネルを使っているというナナオのL887なんかが欲しいなと思っていたので、今日は夕方から暇にしている友人を誘って横浜に。

 やはりL887は値段相当のものはあるのかなとも感じたが、液晶ディスプレイに10万以上ってどうよというか、そもそも20.1インチなんていう大きなディスプレイを机の上に置いて邪魔ではないか?という疑問が。友人にも言われたけど、DTPやCADをやるわけでもないからUXGA(1600×1200)の解像度だっていらないし。それなら19インチか?と思ったが、友人は19インチの液晶を使っていて、19は解像度が中途半端(SXGAで17インチと同じ)なので、19なら17インチでもいいのではないかとのこと。そんなわけで、いつの間にか17インチでもいいかなと思うように。でも17インチってもう下火なんですね。一昔前ならそれなりに選択肢もあったのだろうが、今は各メーカー廉価製品みたいなのかしか出してない。まあ17インチで99800円なんて値段がついたら、絶対に売れないと思うけど。

 今日は何も買わずに帰ってきたのだけど、もうわけがわからなくなってきました。17インチでは欲しい製品がない、でも19だと中途半端だから、やはり20.1のナナオ?でもそこまで必要かどうかは疑問だし、文字サイズは17インチより小さいし・・・するとやはり1クラス下の19・・・でも中途半端・・・17だと候補がない・・・。と、堂々巡り。

 さてさて、どうしますかね。17か19か20.1か、はたまた21(ナナオL997)か。でもディスプレイに17万はないな…。さすがに。


村上春樹氏:チェコの「フランツ・カフカ賞」を受賞

 プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身の作家フランツ・カフカ(1883-1924年)にちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。

 今までノーベル賞に最も近い人のうちの一人として名前を挙げられてきた村上春樹だけど、これまで2年連続「フランツ・カフカ賞」を贈られた作家がノーベル賞を受賞しているだけに、ついにそれが現実のものになりつつあるのかな。どうだろう。

 村上春樹は大学1年の春にはまり、授業などお構いなしに彼の作品を読みふけっていたのを思い出します。こう言ってはなんだけれど、やはり前期三部作が最高傑作のような気がする…(その後の作品も好きだけどね)。


 すっかり忘れていたのだけど、今日は横浜市長の選挙。選挙は国民の義務ということで、きちんと義務を果たしてきました。投票後は読売新聞の出口調査に捕まった。こんなの初めて。市長選だと、こんな横浜市の西端にある街にもメディアがきてくれるのかな。

 しかし、この選挙、全く盛り上がらないというか、全体的にやる気が感じられない。駅前で演説やビラ配りをしている光景を見たことがなければ、選挙カーが回ってきたこともないと思うし。そもそも現職の市長以外の候補者は全然知らないし。今の市長の信任投票みたいな感じになるのは明らかで、とんでもなく投票率低そう…。ちなみに我が家の投票率は50%(僕と母)。いつも両親揃って必ず投票に行ってたのに、父親は結果分かってるし面倒だからと結局行かず終い。母親は僕が無理矢理行かせた。

 即日開票じゃないので、明日の夕刊一面にでも載るのかな。まあ、圧勝だろうな…。


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 ついに卒業式を迎えました。正確に言うならば、大学院前期博士課程修了なので、修了式になるのかな。色々なことがあったけれど、無事、工学修士の学位をもらうことができました。


ジーコジャパンのエース・久保はクロマティがお好き

数々の奇行伝説に新たな1ページ

 ジーコジャパンのエース・久保竜彦(29)の意外な一面が発覚した。

 「野球は好き。王さんのWBCはよく知らないけど。昔の巨人のファン。クロマティとか…」

 このまま怪我をしなければ、ドイツW杯の日本代表FWの座はまず間違いないと思われる久保。いきなりクロマティが好きというのは確かに意味不明だが、年齢を考えれば、別にわからなくもないと思う。ただ、久保が野球を見ていて、しかも巨人ファンというのは意外のような感じがするけれど。っていうか、クロマティが好きと発言しただけでニュースに取りあげられるなんて、この人ぐらいだろう…。

 それにしても普通に"エース"と書かれているところが、久保ファンの僕にとっては嬉しすぎます。

参考:久保竜彦の伝説、久保竜彦(Wikipediaはてな


 卒業を胸に部屋で一人しんみりとしていると、友人2人に拉致されました。カラオケに。

 僕なんか連れていったってお金の無駄だから(代金は奢ってくれた)と抵抗したのだけど、強制連行。相変わらず、何も飲まず食べず。当然歌わず。なんかもう膝を抱え込みたい気分だったので、そんな体勢でずっと過ごしたのだけど、友人達はどういうわけか僕を励まそうとしてくれた。失恋ソングのオンパレード。って別に失恋なんかしてないよ・・・ちげーよ・・・。その後は僕のことがどうでもよくなったのか、彼らは自分の歌いたい曲を歌い続けましたとさ。

 でも槇原敬之の<遠く遠く>を歌ってくれたのは嬉しかったな。23時半にいきなりカラオケに連れていこうとする友人がいるというのは、それなりに幸せなことなのだろうと思う。


 今日は研究室の追いコンでした。


 えー、タイトル通り、右手の人差し指に髪の毛が刺さって大変でした。とげ抜きで抜こうとしたらプツリと切れてしまい、1,2mmの短い髪の毛が皮膚の中に残った状態に。放っておけば自然に排出されるような気がしたものの(昔手のひらに小さな石ころがいくつか入り込んでしまったことがあるのだけど、自然に出た)、なんか気になるので、針を使って無理矢理その部分をほじくり返した。よい子は真似しないようにね。

 今日は髪を切ってもらい(髪の毛が指に刺さった理由はこれです)、横浜をブラブラしてたら偶然にも友人も横浜までコンタクトを買いに来ていたので、一緒に昼ご飯をを食べ(タイ料理)、無印良品で少し買い物をし、友人宅でしばし過ごした後、夜はファミレスに行きました。ごゆっくりと言われたので結局5時間ぐらい居座り、0時過ぎに帰宅。

美容師さんとの会話内容:卒業のこと、働き続けるということ、東京への憧れ、最近読んだ本・観た映画(これは毎回おなじみ)、メイドカフェ(横浜にできたらしい)、秋葉原、勤務地のこと、研修のこと

友人との会話内容:海外旅行、江ノ島・鎌倉・横須賀、社会人とは、30歳になったら、出会いのなさ、売り手市場・買い手市場、合コン体験談・恋愛話(僕は主に聞き手…)、結婚するかしないか

 なんか色々な話ができて楽しかったです。

 さて、明日は研究室の追い出しコンパ、そして明後日が卒業式。早いなあ。


neverturninb.jpgNever Turnin' Back/Bruce Hibbard

 ここまでくると誰も知らないというか、「いいよねこれー」なんていう反応があると逆に怖い。そんなマイナー路線をひた走りつつあるものの(とは言えこれも割と有名な1枚なのだけどね)、やはり良いものは良いということで取り上げます。ブルース・ヒバードのセカンドアルバム、1980年の作品。例のごとく日本が世界初CD化。


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 素敵な写真が満載のONE VISONのLOTUSさんから、旅バトンが回ってきました。ありがとうございます。


 この前友人宅で、『Mr.Children Tour 2004 シフクノオト』のDVDを観ました。これがなかなか良かったのです。

 最近の曲はほとんど知らないのだけど、昔の曲ってほとんど歌えるんですよ。ミスチル。僕が中1のときに<Innocent World>がものすごくはやって、<抱きしめたい>に<Cross Road>、<Over>と、飛ぶ鳥を落としそうな勢いだった。<Tomorrow Never Knows>はめちゃくちゃ売れたなあ。いやはや、僕の青春時代(前半)。<ニシエヒガシエ>あたりからだんだん疎くなってしまったのだけど。でも<終わりなき旅>で何かを確立させた気がする。もう何をやっても大丈夫だろう。日本のポップス史に残るよ。

 やっぱり日本語ってメロディに乗りにくいのだけど、彼らはあまりメロディにこだわることなく、日本語を壊すと言うか崩しても、きっちりと歌ってくる。自分達の詞を大事にしているんだなという印象。すごく単純なことなのに、伝わるものがある。

 こうやってツアーDVDを観るとかじゃないと今はほとんどミスチルを聴くことなんてないけど、それでも僕にとって等身大ギリギリちょっと上ぐらいの歌詞が好きです。一番好きな曲は『名もなき詩』。


 WBC決勝戦には目もくれず(おめでとう日本代表!)、5年ぶりぐらいに部屋の模様替えをしました。模様替えと言っても僕の部屋は6畳のごく平凡な部屋なので、机・本棚・ステレオをどうするかだけなのだけど、将来くるであろう薄型TV設置を念頭に置いたレイアウトに変更(下図を参照)。

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 ビデオを置く場所がなくなってしまったのが悔やまれるものの、とりあえず音楽環境は格段に良くなった。スピーカー2本と自分で正三角形が基本なのです。ようやく部屋の横幅いっぱいにスピーカーを配置できるよ・・・と思ったらスピーカーケーブルが足りず微妙な感じに(本当はスピーカーを部屋の端と端に配置し、間にCDラックを入れたかった)。今使っているSPケーブルはモンスターケーブルの1メートル2000円ぐらいのやつだったと思うから、2メートルぐらい必要だとして、×2本で計8000円?えええええ…。

 あとはですね、今のオーディオラック(図中のステレオ)を、テレビをのせることを考えてもっと幅のある平べったいやつにしたいのだけど、これがなかなかいいのがなくて、若月製作所NW-8050がいいかなとも思うが、10万近くする値段と85kgという重さにびびってます。しかしラックって高いですね。欲を言えばプリンターを2台入れてるラックも、もう少し幅が狭いのが欲しいのだけど、無印のでも2万以上するし。かくなる上はDIY?

 で、いつテレビを買えるんですかね。


dreammaster.jpgDream Master/Bill Hughes

 ビル・ヒューズ1979年の作品。僕は全く知らないのだけど、フジテレビの「もう誰も愛さない」というドラマのエンディングテーマ「とどかぬ想い」を歌った人(日本でもヒットしたらしい)。そんな彼のソロデビュー作。
 よくわからないが、最初このレコードは関西地区限定で発売され、その後全国に広がったらしい。念願のCD化。


yuribashmet.jpg東京フィルハーモニー交響楽団 第719回定期演奏会
2006.3.19 Bunkamura オーチャードホール

指揮・ヴィオラ:ユーリ・バシュメット
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D.417『悲劇的』
ホフマイスター:ヴィオラ協奏曲 ニ長調
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74『悲愴』

 Bunkamuraオーチャードホールで、東京フィルの定期演奏会を聴いてきました。


ぶらぶらしてます。
あと少しで、楽しい音楽の時間。


mamiyabros.jpg間宮兄弟/江國香織

 ほのぼのしていて良かったです。江國香織のこだわりというか感性を、いつもだったら女性の主人公が持っているのだけど、今回は三十歳を超えても2人で住んでいる兄弟が持っている。女性だとそれが1つの魅力になるが、男性だとちょっと風変わりになってしまうというのが面白いと言えば面白い。

 ストーリーはこの風変わりでストイックな間宮兄弟、およびその周りで普遍的な恋愛問題が展開していく。何となく幸せの再定義をさせられた感じがします。ほんの小さな取るに足りないこと、平たく言えばどうでもいいようなことに溢れていて、でもそれがすごく心地よくて温かくて。気づいたらみんな間宮兄弟を好きになっている。

 この話は映画化されていて、5月に公開予定だとか。前に予告編を見たことがあるのだけど、ほんわかしていて面白そうだった。

オフィシャルサイト
2006年5月公開予定の映画


モディリアーニ 真実の愛  本当の君が見えたら、その瞳を書こう。

 2ヶ月ぐらい前、つまり修論執筆中にDVDを借りて観ました。

 画家モディリアーニの生涯が描かれた作品で、半分フィクションで半分ノンフィクション。半分というのは50%という意味ではなく、正確に言うなら大まかな事実に基づいたフィクション、という感じになるのかな。とは言え、モディリアーニの生涯なんて全然知らなかったので、僕は何の予備知識もなくこの映画を観て、あとで映画のオフィシャルページの年譜から知りました。

 ストーリーには成功した画家としてピカソがしばしば登場し、実際にこれほどまで絡んでいたかどうかは別として、いい味を出してる。最後、久々にぶわーっと、心の中に広がるような感情みたいなのを感じた。ピカソの登場もそうだけど、全体的に"陰"と"陽"の対比が強調されているというのが印象的。相乗具合がうまい具合に出ていて、一人の画家の半生を描いた作品としては(たとえフィクションが混じっていたとしても)すごく良かったと思う。

 全然関係ないけど、中学のときに美術の宿題で資料集から1枚好きな絵を選んで模写するというのがあって、モディリアーニの『黄色いセーターを着たジャンヌ・エビュテルヌ』が書きやすいとかで大人気だったことを覚えてます。美術の授業も、ただ絵を見せるだけじゃなくて、この画家はこういう人間だったんだよなんてことを教えてくれれば、より理解が深まるというか興味を持てて良かったと思うんだけどね。


ライブドア株の売却損「経営責任はない」・フジ日枝会長

 フジテレビジョンの日枝久会長は16日、USENの宇野康秀社長と共同記者会見し、ライブドア株売却で多額の売却損が発生することについて「経営責任はないと判断している」と語った。

 別にフジテレビに恨みがあるわけでもないんですが。

 フジテレビが保有するライブドア株が、USENの宇野社長に1株71円で売却されましたね。経営危機感のなさから440億円でライブドア株を購入させられる羽目となり、結局95億円で売却。差し引き345億円のマイナス。この分は損害賠償で求めていくことになるのだろうけど、どこまで取り返せるかは全くの未知数。

 仕方ないと思うんですよ、ある企業が業務提携で損失を出すことはあるだろうし、ほとんどの人はライブドアの虚偽報告に気づいてなかっただろうし。でもやっぱり、ぬるま湯なんだろうなというか、普通の一般企業じゃあり得ないよなと思うのが、経常利益が444億、純利益が228億の会社で(2004年度連結決算)、350億の損失を出しても日枝会長は責任をとらないばかりか、自分の選択は間違っていなかったと自らを擁護する発言をしているところ。僕は株主じゃないから関係ないと言えばそれまでだけど、これには呆れました。保有株を売却して赤字逃れをするらしいが、そんなことして一体何の意味があるのかもわからない。

 まあフジテレビが単独で一連の経営判断を行っていたはずもなく、どこかしらの銀行とくっついて動いてきたのだろうが、いずれにしてもフジテレビの経営陣の程度の低さを露呈する展開で幕を引くことに。これで社員や株主が黙ってないと面白いことになりそうだけど、保守的なテレビ局ではそういう文化はないのだろうな。このままだと近い将来、フジテレビもTBSや日テレの二の舞になりそうな予感がする。

 350億円あったら、良質なテレビ番組が一体いくつ作れたのだろうなと考えてしまいます。

関連:それはないだろ、フジテレビさん


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 この春から寮に入るかもしれなかったので、白物家電やパソコン、テレビなど色々と必要になるだろうと思って少しお金を貯めておいたものの、結局自宅から通うことにしたのでこのお金がまるまる浮いた。無理に使う必要もないのだけど、せっかくなので液晶テレビでも買おうかと検討中です。


 DVDで『ふたりの5つの分かれ路』を観ました。

 タイトルに"5つの分かれ路"とあるぐらいだから、分岐点となるエピソードが5つあるのだけど、離婚・いさかい(告白?)・出産・結婚・出会いという感じで、ストーリー(時系列)が通常とは逆に進行していく。ちょっと斬新だけれど、前から見ようが後ろから見ようが、そう大差はないのではないかなとも思う。ただしこの方法だと、間の展開は視聴者に委ねられている、というかいちいち描く必要がないので、そういう意味では、秀逸のような気もするな。普通に進めたら(逆順ではなく)何てことない話でも、こういう風に少しひねって見せると、それは1つの映画になるということ。この1発ネタのような感じもあるので、それが気に入るかどうかだと思います。

 因果応報と言う言葉があるが、あらゆる結果には何かしら起因となったものが存在している。過去を振り返ったとき、そういう起因や分岐点が見えるものの(いつ見えるようになるかはわからないけど)、当然その当時ではそんなこと全然気づかない。まあ起因はどうしようもない?これは偶発的かつ運命的のように思える?にしても、せめて分岐点については「これがそうなんだ」と少しでも感じられる時がくるのかな。案外そういうものではないのかもしれないけど。失った後悔を取り戻したい。


 『大いなる休暇』をDVDで観ました。小さな島の人たちが、あの手この手を使って何とか医者を島に住ませようとするお話。

 人口が少なく、産業もなく、島の住人達は生活保護を受けて暮らしている。この状況を打開するため、島としては工場を誘致して仕事を作りたいのだけど、工場が建設されるには医者がいることが条件。しかし島には15年も医者がいなくて、必死に島に来てくれる医者探しを始めたところ、偶然とある理由で医者が1ヶ月限定で来ることになった。というわけで島の人々が一丸となって、この医者に「この島にもっと住みたい」と思わせようとするのです。

 なんかベタな話かなと思ったけど、いい話でした。随所に心温まる笑いが鏤められてて、思わず笑顔になってくる。特に"ATM"と呼ばれることを極度に嫌う銀行員のキャラがすごく良かった(島にはお金の受け渡しぐらいしか業務がないため)。

 映画を観て一言。今さらだけど「真実」ってすごく大切だと思いました。どんな結果が待ち受けていようとも、それが真実であるならば(真実である限り)、受け容れていくことができる気がする。もしかしたらひどく失望するかもしれないが、少なくともフェアではあるからね。これは映画とは直接関係なくて、個人的な話です。


morphthecat.jpgMorph The Cat/Donald Fagen

 スティーリー・ダンの中心的人物であった(と言っても二人組だけど)ドナルド・フェイゲン、実に13年ぶりとなる3枚目のソロアルバム。何度も書き続けているが、僕の中で音楽の頂点を極めているのがスティーリー・ダンであり、フェイゲンは僕にとって神様のような存在。彼の音楽は"黙って正座"して聴きたい。本当に正座するわけじゃないけど、それだけ大好きだということです。全てが究極的。


どういうわけか打ちっぱなしにきてます。


リンダリンダリンダ

 この映画は映画館に観にいこうと思っていたのだけど、例によってタイミングを逃したというか思い出した時には公開が終了。そんなわけでDVDを借りて観ました。

 女子高生4人が文化祭でブルーハーツを演奏するという、あり得そうでおそらくあり得ないような話。ちょっとしたところまで気が配られていて面白かったです。 テンポ良く小さな笑いも収められていて、"映画作品"としての出来も良かったと思う。

 活き活きと動いている彼女たちは、すごくかっこよかった。思わず「うん、それでいいんだよ」なんてつぶやいてみたり。高校時代に誰もが感じていた"もどかしさ"みたいなのがうまく描かれている気がしたな。二度と戻ってこない、ひたむきに生きていたあの時間。当時はそんなのに気づくはずもないのだけど、今ならその先にあるものが少し見える。

 ブルーハーツは僕が小学生の時に少し流行ったぐらいだから、彼らを今の若い人たちが知っているのかどうかは知らない(フジテレビのドラマで聴いたことがある人は多いかな?)。まあこう言ってはなんだけれど、ひっどい歌だよなあと思う。でもきちんと伝わるものが、たしかにあるんだよね。そういうのを受け容れられるスペースがまだ僕の心の片隅にもあるんだという喜びを感じさせてくれた、いい映画でした。


4月からはこれで通います。合わせて5万ちょい。むふー。


 満月は明日だけど、月明かりがすごく綺麗。青白い光線はやはり何かしらの力があるんじゃないかと思わされる。これだけ強い月明かりだと、オオカミに変身してもおかしくない気がするんだよね。


 寮問題。悩みに悩み抜いて、4月以降も自宅から会社に通うことに決めました。内定をもらった直後から考えていたことだから、実に9ヶ月以上。どっちもどっちなので、少し好材料を思いつくとそっちに傾くのだけど(あるいはその逆)、これと言った決定打がないので、ふらふらと揺れ続けていた。

 そして、今の自分が一番大切にしたいことなどを考えたときに、やはり自宅の方が条件的に良いという結論に至った。同僚との付き合い、一人暮らし、生活環境、趣味、お金のこと・・・その1つ1つを自分なりに検証していったつもりです。できるだけ論理的に、まあ時に感情的に。これだけ悩んだのだから、どちらを取ったとしても何かしらの未練・後悔があるのは当然のことで、そういうのは仕方ないのだろう。うまく割り切りができるといいのだけどね。とにかく、肝心なのは仕事なわけで、この問題は終わり。あとは入社に向けてモチベーションを高めていきたいと思います。

 これでもうこの家を出るのは親に追い出されるか、あるいは結婚するときぐらい(できるのか…?)かなあ。まあ先のことなんて誰にもわからないしね。どうだろう。

 そんなわけで4月以降も横浜市民なので、皆様よろしくお願いします(何を?)。


whosfoolin.jpgWho's Foolin' Who/Frankie Bleu

 記念すべき(?)CDレビュー100エントリー目はこの作品。これまた知る人ぞ知る1枚という感じではあるけれど、僕にとっては原点回帰の1枚。特別思い入れがあるわけでもなく、そして音楽的にもそんなに面白いことをやってるわけではない。でも、何かが僕の心に届いたアルバム。


 開幕戦バーレーンGP。見所の多い面白いレースでした。やはりF1はこうでないと。


kusanoue.jpg草の上の朝食/保坂和志

 『プレーンソング』の続編。これも面白かったです。前回育ったキャラがいい感じでまたそれぞれ動いているのだけど、だからといってやっぱり特別なことは何もなくて。夏の終わりから晩秋までの至福に満ちた日々。

 おそらくだけれど、話をそのままストレートに受け取れば、本当に何の変哲もない日々が描写されているだけ。ただし、見方によっては何か深いものがあるのかなとも感じる。やや笑い話として聖書やらニーチェなどの話題が出てくるが、実はすごいことを言おうとしているのかもしれない。何でもいいけど、突如ポンッと簡単に説明されてしまうとすぐにはそれを飲み込むことができない、そんな感覚とでも言うか。

 ま、そんなに難しく考えることが似合う小説だとも思わないけどね。


 4月に入社を控え、事あるごとに「残された学生生活を有意義に過ごして下さい」なんて言われている毎日ですが、問題は4月からどこに住むのかということ。

 一応会社には寮があって、最初の4日間は強制入寮なのだけど、その後は自宅通勤などでもOK。嬉しいことに自宅から会社までの通勤時間は、これまでの高校・大学までの通学時間に比べて約半分になるため、立地的な問題はなし(ちなみに寮からだと通勤時間はさらにその半分になる)。だから自宅から通っても全然いいのだけど、同期のほとんどは寮に入るとのことで、自分も入って皆とよろしくやっていった方がいいのかなあと思ったり。あと、もう24なのだからそろそろ自立した生活をすべきかなという思いもある。でもきっと色々と問題点も出てくるのだろうし、それが仕事に支障をきたしたら嫌だし・・・と、去年からずっと迷い続けているのです。

 そして明日までに返信をしないといけない…。一晩悩んで決めようと思います。


 ついに待ちに待ったF1グランプリの開幕です。今年はまたもや予選方式の変更、さらには使用エンジンの変更や決勝ルールでもいくつか変更点があって、今まで以上にF1ファン以外を困惑させてしまいそうだけど、まあ日本におけるモータースポーツの地位は低いので、そう大差はないのかもしれません。ヨーロッパなんかじゃ、オリンピック・W杯と並ぶ一大イベントらしいのですけどね。


 クライストチャーチ3日目、海洋編です。やっぱり僕は海の近くにいくと元気になります。


具なし…。
普通に忘れたらしい。おーい…。


 今年度1年間共同研究に取り組んできて、今日が年度末の成果報告・・・のはずなのに、なんかいつもとたいして変わらず。一応発表はしたけど、1ヶ月ぐらいほとんど何もしてなかったので、内容が頭から抜けつつあって焦りました。しかしこの共同研究、僕からすれば結構な予算額が動いているというのに、1年間やってこれだけでいいのかなあと。まあ、いいのだろう。とりあえず僕の役目はこれで終わり。

 そういうわけで、これで晴れて大学院での研究は終わり。と言いたいところだけど、教授とのバトルがまだ尾を引きそうな感じもあり、先行きが見えまぜん。このまま逃げ切って卒業(修了)したいなあ。卒業式まであと2週間ですよ。何が悲しくて最後の最後まで論文書いてなきゃいけないんだ。一応卒業判定ではOKが出ているので、なんとか時が過ぎてくれればなと思う。

 一言。そろそろコージーコーナーのお菓子詰め合わせは飽きてきました(贅沢)。


 久々に大学に行ってきました。明日ちょっと打ち合わせがあるため、その資料作りをしにいったのだけど、なんか特に頑張らなくてもいい感じだったので、M1をつかまえて就職活動の話を聞いたりしてました。

 自分も1年前のこの時期、彼らと同じようなことをしていたのだと思うと、本当に時間が経つのは早いんだなあと思う。やはりうちの研究室はテレビに強いらしく、既にテレビ局(準キーだけど)に内定をもらっている人もいれば、まだ1つも内定がなくて早く終わってくれと焦っている人もいたり。

 一度経験しているからよくわかるけど、将来が見えないのが不安なのは当たり前のことで、焦らずにゆっくりやれと言われたって「はい、そうですか」なんて絶対に思えないものだけど、みんな同じなんだということで何とか自分を納得させるしかない。最悪なのは、だんだんどうでもよくなってきて、妥協し始めてしまうこと。内定が出始めるこの時期にトーンダウンしてしまうのはもったいなさ過ぎる。というか自分がそうだったのだけどね。なんとか鼓舞して頑張り続けて欲しい。

 困ったときには運命論。選考に落ちたところは縁がなかったということで、それについてくよくよ悩むより、次の企業に目を向けた方が建設的。それで最終的に残った企業が、最初から自分が行く運命の企業だったんだ、と考えれば楽です。多分。
 
 ちなみに今年はうちの教授が就職担当で、面談(打診)に来る企業の人が持ってくるお菓子が食べ放題。ごちそうさまです。


大学ではまた魅惑的なものを…。
まあ僕には関係ないのだどね(参加資格なし)。


 長らくお待たせいたしました。大きめの写真でお楽しみ下さい。


 ニュージーランド北島のオークランドから、飛行機で南島のクライストチャーチに移動。航空会社はカンガルーマークのカンタス航空。ちなみに向こうの発音はクォンタス。quantityみたいな感じで。


muzakawa.jpg東芝グランドコンサート2006
2006.3.7 ミューザ川崎シンフォニーホール

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ :横山幸雄
ロンドン交響楽団

 ミューザ川崎で、東芝グランドコンサート2006を聴いてきました。ショパンのピアノコンチェルト1番にマーラーの5番と、僕の大好物。


さあ、楽しい音楽の時間だ。


 時差ぼけが全くもって直らず、夜は日付の変わる頃には強烈な睡魔に襲われ、朝は6時?7時に自然と目が覚めるという、4月から社会人になる僕としては非常に理想的な生活を送れている毎日です。まだ帰ってきて3日しか経っていないからわからないのだけどね。というかまだ3日なんだよな・・・随分前のことのような気がします。

 季節の変わり目のせいか、それとも別れの季節だからか、なんだかメランコリックな毎日。色々と決めなければいけないことがあるし(それは僕にとって今後大きな影響を持つ)、受け容れていかなければいけないこともたくさんある。可能性はたくさんある気がしていたのに、気が付いたらいくつかの選択肢の中から選ばなくてはいけなくなっていた。しかもその選択肢には、直感的にこれだ!と思えるものがないから、自分の力量の範囲内で必死に吟味していかなければならなくて。そういう作業がとにかくしんどいです。

 いつかこういう日がくるというのは覚悟していたつもりだったんだけどね。やはり目の当たりにしてみると寂しいものがある。これからたくさん新しいものとの出会いがあるのかもしれないけど、そんなもの現時点では目に見えないから単なる不安要素に過ぎない。今わかっているのは、すぐこの先にある終わりだけ。

 そんな気持ちは全部春のせいにしてしまおうかな。目を閉じて待っていれば、そのうち大好きな夏がまたやってくるしね。

 さて。今晩はこれから川崎に行き、クラシックで僕の一番好きな曲を聴いてきます。すごく楽しみ。


 ニュージーランド旅行記、オークランド編。ニュージーランド2日目と3日目、旅行全体で言うと3日目と4日目になります。


 ニュージーランド旅行記です。1日目から2日目、ニュージーランドのオークランドに到着した日まで。今回は色々と名所を回ったわけではないので、1日単位で書くとネタがない日があるため、その辺はまとめていきたいと思います。


planesong.jpgプレーンソング/保坂和志

 冬の終わりから初夏、そして真夏の、海へ行く日まで。
 何でもない話なのだけど、僕にとって衝撃的な小説だった。なんだろう、新機軸とでもいうのかな。1つの完結している世界、それでいてどこかに広がっている可能性。独特の文体によって綴られたこの本から、そんなものをずっと感じ続けた。すごく面白かったです。

 他社との会話・関係性によってのみでしか語られない主人公。競馬が好きで、猫に餌をあげて、部屋に転がり込んできた3人と一緒に暮らしている。それだけ。自分が何らかのアクションをとったことを、そこに存在していることを示すとき、相手がいて初めて成立するのかもしれない。

 そしてこの話は、ある限定された"時代"がそっくりそのまま切り取られているようにも思える。始まらなかったストーリー、始まりようのなかったストーリー、始まらなくてよかったストーリー。言葉にならないようなことが言葉になっていくことに、僕は知らずうちに快感を覚えていた。

 最後の海での会話シーンは圧巻。読んでいて身震いがした。


sweetvendetta.jpgSweet Vendetta/Adrian Gurvitz

 エイドリアン・ガーヴィッツ、1979年の作品でAORど真ん中。当時のボズ・スキャッグの延長線上にあると言ってもいいようなサウンド、そして曲作り。曲良し、バック良し、アレンジ良しの3拍子揃ったアルバム。


nhkphil0304.jpgNHK交響楽団 第1563回定期公演 Cプログラム
2006.3.4 NHKホール

指揮:ウラディーミル・アシュケナージ
コンサートマスター:篠崎史紀
チャイコフスキー/交響曲 第1番 ト短調 作品13 「冬の日の幻想」
チャイコフスキー/交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」

 N響のチャイコフスキーを聴いてきました。


少し駅前から離れるとおそろしく平和…。
そして僕は、これから楽しい音楽の時間です。


 ブログを始めて2年が経ちました。2年という月日が長いのか短いのかよくわからないのですが、まあそんなことは気にせず、3年目に突入です。

 どこまでできるかわからないけど、ただの自己満足で終わるのではなく、誰かに何かを感じてもらえるような、何かを与えられるようなブログを目指して、これからも続けていけたらなと思ってます。

 毎日/ときどき/たまに/気が向いたら/なんとなく/暇でどうしようもないときに/ふと思い出したら/のぞきにきてくれている皆様に、心からの感謝と"愛"を。

2006.3.4 K.Takeda


flightfuji.jpg

 無事戻ってまいりました。久々にきちんとした環境で音楽を聴きつつ、1週間以上触っていなかったキーボードに違和感を感じながら、デジカメの写真を整理したりしています。旅行記についてはまた一つ一つ、なるべく丁寧に書いていきたいと思っております(暇なので)。なんだかブログがテキストばかりになってしまっていたので、できる限り写真を混ぜながら。

 ちなみにこの写真は帰りの飛行機の中から撮ったもので、主翼の折れ曲がっているところから少し下のあたりにある、盛り上がっているのが富士山です。さすが富士山だなと友人と2人で感心しきりでした。

 しかし日本は寒いですね…。少しは暖かくなっているかと思っていたのに。ニュージーランドは夏の終わりだったけど、日中は陽射しが強く、見事焼けてしまいました。顔と首だけなので、ちょっと間抜けです。


 本当にあっという間だった。

 就職活動はこの上なく辛かった。でもやっぱり、何度思い返しても、あれは僕にとって大切な経験だったのだと思う。もしかしたら何かを認めたくないからそう思いこんでいるだけなのかもしれないけど、一応、僕なりに時を過ごし、1つの選択肢を選んだ。

 研究室に居づらくなったのもこの年。僕を含めて、皆それぞれが勝手な事情を抱えている。トップが機能を果たさない。当然、組織は崩壊する。そういう状況を黙って見続けてきた。見てみないふりはできず、泥沼にはまりこんでいった。おそらく、自ら求めて。

 その後も状況が好転することはなくて、僕は不安を残したまま、研究室を去ることになる。かすかな希望さえないあの場所で、皆一体どういう時間を過ごしていくのだろう。そればかりが気になる。

 でも1つだけわかったこと。それは僕を見ていてくれた人が、どこかにいたのだということ。それは本当に嬉しかった。久々に人の温かさを感じた。

 そして自ら求めて、ある人と大きな約束をした。その約束は絶対に守るし、果たしてみせる。これからの人生をかけて。


 前期は授業が忙しかったことしか覚えてない。でも忙しかったけど、すごく楽しかった。学部の頃とは段違いだった。僕が求めていたのはこういうものだったんだなと、大学院で初めてわかった。

 ただし夏ごろから、前年の負のエネルギーで動き続けた反動が出てきた。今まで先のことを考えているつもりで実は全然考えていないことに気づいた。過去にこだわりすぎたのかもしれない。僕はあまりにも無力だった。

 でもそんなに悪いことばかりじゃなかった。むしろすごくいい1年だった。

 この年の秋は、今までの人生の中で一番素敵だったと思う。あのとき目にした風景、聴いていた音楽はいつまでも忘れたくない。いつか色褪せるとしても、たとえ一欠片でもこの胸の中に残しておきたい。それぐらい素敵だった秋。

 もうあんな時間は二度とないだろうなと思う。でも、それはそんなに寂しいことではないのかもしれない。多分。


 夢を失った年、なのかもしれない。

 かつて書いたように、僕はゴールデンウィークの連休後、宮古で潜って減圧症になり、沖縄本島で1ヶ月強入院した。医者に「ダイビングはもうするな」と、ドクターストップをかけられた。

 それまでずっとずっと、どこまで本気だったのか今では曖昧にしか捉えることができないけれど、それでも真剣に、僕はダイビングのインストラクターになることを考えていた。もしイントラになれなくても、例えば海の近くで暮らすことを夢見ていた。海さえあれば生きていけるような気がした。どんな困難がやってきても、一緒にいる覚悟を決めたつもりだった。

 甘かったのかもしれない。海が僕を拒んだのかもしれない。僕の居場所はここじゃないよと、十分すぎるぐらいな形で教えてくれたのかもしれない。夢はもろくも砕け散った。

 そんな喪失感を抱え、時はあっという間に流れ去った。もう何も残ってないんだな、なんていう思いとともに、言わば負のエネルギーで、卒論に取り組み続けた。きっとあのときが、研究面において僕のピークだったのだと思う。

 春に宮古に行った。僕の居場所は、まだあった。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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