2008年6月 archive


 夏のボーナスは、色々なエクスキューズがなくなり(新人とか、研修中とか、まだたいした仕事をしてないとか)、額もそれなりにこなれたものになりました。でも、健康保険・厚生年金・所得税のトリプルパンチでとんでもない額を持っていかれ、凹んだだけでした。老後は年金いらないから、厚生年金は勘弁して下さい。本当に。そして6月給与分から住民税が去年の2倍となりさらに凹みました。

 気を取り直して、最近欲しいものリスト。

HP 2133 Mini-Note PC
 発売日に申し込みが殺到し、すぐに入荷待ちとなった新製品。このサイズのノートが今熱い(火付け役は工人舎?)。1世代前のスペックだとしても、レッツノートより重くても、小ささで全てが許される。欲しいという気持ちになる。これで何がしたいっていうのは特にないけれど、枕元に置いておきたい。ちょっと外出するときも、このサイズなら持ち出してやろうと思える。最近のホテルはLAN接続無料を謳うところが多いけれど、わざわざPC持って出かけるのも手間。でもこれならきっと、という思いだけが僕の中にある。

デヴィッド・サンボーンの新譜
 ご存知、アルトサックスの王者、サンボーン。彼の新譜が、どういうわけか国内盤のみ先行発売(USでは8月発売予定)。僕は基本的にCDは輸入盤しか買わないので、8月まで待たなければいけない・・・。フィル・ラモーンがプロデュースとあって、非常に楽しみなのだけど、なんか納得いかない日々。あと、今年の東京JAZZに出演するらしいが、例によって国際フォーラムでJAZZ(フュージョン)ってどうよ?と思ってしまうので今回も見送り。でも最終日のフォープレイ+サンボーンなんて、早々見られるものじゃないから惜しいと言えば惜しい。ブルーノートかどっかで見られなら、2年ぶりに見たいなあ。

FIAT 500
 チンクェチェント。通称ルパンカー。これはさすがに本気じゃないけど。ガソリンがリッター180円なんていう、おかしな値段なうちは車なんて欲しいとは全く思わないが、最近知り合いが買ったらしい。エンジンは1.2リッター、車両価格は225万。リッターカーのクセして200万越えるし、しかも実質二人乗り・・・こんな車買おうと思うのはかなりのエンスーか、単なる世間知らずの可愛い物好きかのどちらか。でもなんかいいですよね、これ。BMWのミニよりずっといいと思う。絶対乗ってるだけでハッピーになれる。リッターカーは、家族を考えたらデミオだけど、1人なら500でも。デザインを気にせず、利便性を求めたらフィットかな。


 最近、仕事で論文を書いてます。正直に言うと、僕は論文とか学会とか学術方面のことが好きではなくて、そんなことしている暇があったら、もっと開発方面に注力したい。C++ばっかりじゃなくて、もっと回路チックなこともしたいし、それこそ半田付けもしたい。とは言え、上司に出張に行けと言われれば「いえ、嫌です」と言えないと同じように(今ののところ出張は楽しいけどね)、論文を書きなさい発表しなさいと言われれば「はい、是非」と二つ返事をしなければいけない。ビジョンもなく自分の思うがままに仕事をしていったらとんでもないことになるだろうし、何より自身のキャリアにとってもプラスとなる。ある程度の目標は自分の中であるけど、仕事上の大きな方向性は今の上司に委ねてみようと思ってる。

 それで論文をせこせこと書き上げ上司に添削してもらうのだけど、書いても書いても真っ赤になって戻ってくる用紙を見るたびに、自分の文章の下手さを恥じ、情けなくなる。なにしろ、1回目に添削してもらったのを反映して出したら、その倍修正されて戻ってくるからね。相変わらず文章に口語調があるし、社内文章としてはいいけど論文レベルではないとはっきりと言われる。3年目なのに、大学院でも論文書いてきたというのに、自分は何やってるんだろうと思ってしまう。

 「常に読み手の気持ちになって書くこと」。それが上達の秘訣だと毎回聞かされる。でも、今ひとつ僕はそれをうまく消化することができない。自分が考える読み手の気持ちというのは、結局自分の想像の域を越えないわけで、それは果たして読み手の気持ちと言えるのだろうか?という屁理屈すら思い浮かぶ。まあ意識するのとしないのとでは全然違うのだろうな。まだまだだな。

 というわけで、3年目の目標は良い文章を書けるようになる。基本的な文章だけではなく、構成というかフレームワークも含めて。結局のところ、最終的に評価されるのは内容ではなくてアウトプットだからね。良い文章というか良いアウトプット。

 あと付け加えたいのが、タイムマネージメント。同じ部署にいる研究室OBの上司は、どれだけ仕事が忙しくても自分の時間を作って研究の時間にあてているとのこと。そういうことをしないと、一端の研究者にはなれない。会社の中で、自分のスケジュール管理をきちんとすることが非常に大事だと改めて感じる今日この頃。会社にいる時間というのは結構貴重なもので、いかに時間を有効活用していくのかというのかが大事なんだなあと。学生時代の余りある時間をどう有意義に過ごすか?っていうのに似てるような似てないような。


 本日は有給休暇を取得。サラリーマンの最も素晴らしい権利、有給休暇。なにしろ働かなくたってお金がもらえる。本当は先週の月曜日に取得する計画だったのだけど(特に理由はないが、6月は祝日がないから1日ぐらい休もうと年度初めに計画していた)、そんなことすっかり忘れており、ようやく実現したのです。

 有給にはポジティブなものとネガティブなものがあると思っていて、前者は何か目的を持って休みをとるのに対し、後者は休まざるを得ない状況で仕方なくという場合(病気とかその他諸事情とか)。僕の今回の休みは、その両方。というのもですね、今週月曜からずっと熱があって、何度も休もうと試みたのだけど、いざ朝起きてご飯食べて着替えてしまったら会社に行くしかないわけで、ついでに言うと雑用ばっかりで全然夜早く帰れない状況が続き、このままじゃさすがに体が持たないと思い、「明日は休みます!」と宣言して休んだわけです。名目としては療養。が、実際のところは、昨日の夜には熱が引いてしまい、今日は朝からそれなりに元気。暇を持て余しております。

 今日わかったことは、午前だけ休むのも結構いいかもしれないということ。どうせ半休取るなら午後とった方が時間の有効活用ができる気がしてたけど(ポジティブな休み)、ネガティブな休みなら1日でなくても午前半休だけでもいいのかなと。

 さて。たまりにたまった未読の本・雑誌をちょっと片づけようと思います。


heroes.jpgHeroes/David Benoit

 僕の大好きなピアニスト、デビッド・ベノワが敬愛する音楽のカバーアルバム。つい最近、日本ではポップスの名曲をカバーするのが流行ったけれど、オリジナルアルバムが売れないから曲の力を借りて何とかしようという商業主義の塊とは主旨もレベルも桁違いに異なる。確かにジャンルはバラバラだ。ビル・エヴァンスやオスカー・ピーターソンがある一方、ドアーズやマイケル・ジャクソン、それにエルトン・ジョンやビートルズまで。でもそれらは彼が音楽家になった理由。きっかけと、成長と、現在が全てこの1枚につまってる。このアルバムは、デビッド・ベノワそのものなのだろう。

 最初、デビッド・ベノワが<Waltz For Debbie>をやるのはどうだろうと疑問に感じてた。ポップスのアレンジ曲とはわけが違う。でも聴いてみたら、なるほどこの人らしいなと思った。すごく実直。彼はビル・エヴァンスを敬愛していて、プレイスタイルも少し通じるところがあると思うのだけど、多分自分でも同じことをやるのは無理だとわかってるし、自分は自分の道を行くしかないこともわかってる。そのことが本当にストレートに、曲に出ている。こざっぱりした真面目なワルツ。そして、<Your Song>がすごく素敵。

 彼は数少ない、音楽に対して本当に真っ直ぐに向き合うピアニスト。だから聴いていてすごく気持ちいい。リリカルという言葉がよく似合う。聴く人に情景を浮かばせるテクニックと、音楽への愛に溢れている。

 ライナーノーツに面白い言葉が載ってるので、ぜひともこれを紹介したい。

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 チャーリー・ブラウンがシュローダーの部屋に入ると、彼は厚いコートをかぶりながらステレオから流れる音楽を聴いていた。 「シュローダー、なんでコートなんか着てるんだい?」

 シュローダーはこう答える。「ベートーベンを聴いていると震えがとまらないんだよ!」

 これが音楽の力だ。
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 ちなみにデビッド・ベノワはアルバムを出してしまうほどチャーリー・ブラウンのファン。シュローダーは、いつもおもちゃっぽいピアノを弾いている人です。ベートーベンに心酔しているらしい。

 今年の夏も、コットンクラブで聴いてくる予定です。


 この前、会社の人たちと宿泊行事に行く機会がありました。予想以上に料理がおいしかったことと、夜のどんちゃん騒ぎが面白かったこと以外特に良いことはなかったものの、こういう行事に参加すると改めて仲間というか共同体みたいな意識を持つ。会社内では決して感じられない雰囲気。素敵な人たちに囲まれ、人間関係という点においては非常に満足しております。

 夜は上司と女性以外は寝る部屋が適当で、騒ぎから脱落していった人順に空いてる部屋で寝るという感じだったので、2時ぐらいに脱落した僕は、同じ部なのに未だに名前を覚えてもらえてない人と一緒に4人分の布団を引き、早々に寝ようとしたのでした。が、どうも顔のあたりがスースーする。冷房の風なんかが直接あたることを極度に嫌う僕にとって、これは決して許せない状況。調べてみるとエアコンではなく、どうやら部屋特有の空気の流れ。我慢して寝ようかと何度か試みたものの、やはり無理。そして深夜の大捜索が始まったのでした。目指すは風の当たらない場所。

 部屋は和室+ちょっとしたスペースなので、どれだけ探したって寝られる場所は限られており、結局僕の落ち着いた場所は布団が収容されていた押し入れ。押し入れなら風は来ない。当然ながら。小さい頃ドラえもんに憧れて何度か押し入れで寝ようと試みたことはあるものの、結局1度も寝たことはなかったと思う。それがまさか、社会人になった今こんな形で叶うとは。

 ただし問題があって、というか山積みで、まず何より、押し入れに僕の体が収まりきらない。身長が1メートルそこそこの子供ならまだしも、170センチの人間が入れるようには設計されておらず、膝を折らないと収まらない。実際にやってみたらわかると思うけど、これは結構苦痛で、横向きで膝を抱えて寝るなんていうのは、何だか自分がいけないことをしてしまった気分でいっぱいになる。まあ膝を抱えて寝るのは我慢するとしよう、次に問題なのは布団が入らないこと。これも当然と言えば当然だけど、元々押し入れは布団をしまう場所であって、間違っても布団を敷く場所ではない。なので、押入のスペースに布団を敷こうとしたって全然サイズが合わない。さすがに床の上で直接寝ることには抵抗があり、この時点で押し入れで寝ることは諦め始めた。あと、これまた当然だけど、押し入れは中からだと閉まらない。閉まらないと風は入ってくる。わざわざ窮屈な思いをしてまで押し入れで寝る意味がない。
 
 結局、僕は押し入れに頭だけつっこみ、胸から下は外に出すという状態で寝ました。その時既に時は3時半を回っており、風が当たろうが何だろうが、もうどうでも良かった。このことが誤解され「押し入れで寝てた人がいる」なんて言われたこともあったけど、僕は決して押し入れでは寝ていない。頭を突っ込んで寝ただけだ。あと半年で27歳になる僕は、ドラえもんにはなれなかった。

 ちなみに最悪だったのは、次の日「7時だよー!」と朝からやたらテンションの高い人に起こされたこと。でも朝食後のジャグジー風呂は快適だった。今度宿泊することがあったら、僕はベッドで寝たい。


 今週発売された、とある漫画20巻で出てきた台詞。

 止まってはいけない。休んでる余裕なんてどこにもない。1日の終わりが昨日と全く同じ場所であるならば、今日という時間を生きた意味がない。僕らはあらゆる犠牲の上に生きている。その犠牲を無駄にすることは、ましてやなかったことにするのは、許された行為ではないのだと思う。多分、今はまだ。

 会社に入って2年強、周りに何とかついていこうと頑張ってみて、でも全然ついていけなくて、諦めてしまったことも何度もあるけれど、ようやく自分の中で何かが変わりつつあるということを意識できた1週間だった。木だけではなく森を見て行動し、現在だけではなくある程度の先も見据えた計画に基づいてアクションを起こすことができた。それはある日突然やってくる。経過はわからない。でも歩き続けてみたら、無事下を見渡せる高台に到着することができた。あとは、この道が光の差す方へ続いていることを願うのみ。

 常に生産性のある日々を。


 出るぞ出るぞと言われ、ついに日本でも出ることになったiPhone。正直、タイミング的にちょっと遅いかなあという感じはする。が、ひとまず殿様ドコモではなく、勢いのあるチャレンジャー・ソフトバンクから出ることに喜びたい。まだまだ謎も多いが、そこらのソフトバンクショップで、iPhoneに機種変更できる日が来るかもしれないのだから。

 それでまあ、僕はiPodがあまり好きではなくて、なぜ好きではないかというと、皆が持っているからというのと、日本の技術力が負けた気がするからというのが大きな理由。要は偏屈なだけです。あとは音質面の不安(ちなみに愛用しているKenwoodのポータブルHDDプレーヤー、HD30GA9は非常にいい感じです)。でも操作性・デザイン面で優れているのは認めるし、本来携帯プレーヤーというのは、こういうところに重きを置いて然りなのだろう。そういうわけで、今さらiPodを買いたいとは思わないが、iPhoneはかなり欲しい。ディジタルガジェットへの物欲として。

 多分、iPhoneと日本の携帯を比べてしまってはダメで、普通に使う分には絶対今の携帯の方が使いやすい。そしてこれで必要十分。iPhoneの目指す市場はそこにはなくて、もっと別のところなのだろう。だからどれだけ日本で「携帯電話」として受け入れられるのかは未知数。

 iPhoneは欲しい。きっと予約もできないし、いつ手に入るのかさっぱりわからないし、利用料金もWebはかなり高くなるのだろうけど、欲しい。1週間だけでいいから。というか1週間だけ欲しい。音楽プレーヤーとして使うつもりは全然ないが、とにかく使ってみたい。所有する満足感と、優越感と、最初に経験するであろう世界が広がっていく気持ち。それだけが僕の望みで、その後は静かに、今の912SHに戻るだろう。何もなかったかのように(と言いつつ、秋頃にはiPhone最高とか言ってたりしてね)。


 関係ないけど、発表前に"ケータイ業界に詳しい識者5人"がiPhoneはどのキャリアから出るかを予想してて、見事なまでに5人全員ドコモを予想して外しているのには笑った。一人ぐらい違う回答をしておけば良かったのに。

大胆予想!iPhone採用キャリアはここだ!


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 先週の日曜日、久々に野球を見てきました。青とオレンジと緑のコントラストが非常に美しい横浜スタジアム。日ハムファンの同期と話していたら、ちょうど交流戦が開催されるので行こうという話に。最後に野球を見たのは、23歳の夏、これは高校野球の東東京決勝戦。プロ野球はあまり覚えてないけど、二十歳かそこらで行った東京ドームの巨人戦、もしくは横浜スタジアムの広島戦。とにもかくにも、久しぶり。

 試合自体は、もの凄いクソ試合。何しろ横浜のピッチャーが3回までに8失点と自滅。そこで試合終了。が、時折出るホームランや、ファインプレーなどを楽しみに、結局9回試合終了まで飽きることなく試合に食いついたのでした。

 それで改めて感じたのが、地元横浜に対する愛着意識。何せ日本ハムは点をとる度に、「そーれそーれ、北海道?」なんておちゃらけやがる。野球チームではなく、横浜が北海道にバカにされている気がして我慢ならなかった。最近やたらと横浜を意識することが多いのです。僕の育った街。ハマッコがベイスターズを応援しなくて誰がする、という想いが徐々に芽生え始めた。

 何て言っても、横浜のこの弱さ。何しろ交流戦に入ってから18試合中3勝しかしていない!打線は悪くないのだけど、ピッチャーがボロボロ。かつて、横浜球場が揺れてた頃の強さはもはや幻。これは是が非でも応援したくなる。僕が応援したって何一つ変わらないけれど、ここまで圧倒的に弱いと、1勝できただけでも歓喜乱舞だろう。どこかの常勝軍団では絶対に味わえない喜びだ(よく考えてみれば寂しい空しい)。

 ちなみに先日、今度横浜で行われる巨人戦に行こうと誘われたのだけど(僕は元々巨人ファン)、なんか横浜が負けてるのもなあと思ってしまった。ということはやはり、横浜ファンだ。巨人が負ける分には別に良いが、横浜が負けると「またか」と悲しくなる。僕がベイスターズを応援するしかない。

 ということで、今年は時間ができたら横浜球場へが合い言葉。あの球場の美しさは格別。


 飲み会の席で、お寺出身の偉い上司の話を聞くことができたのでそのメモ。

 仕事をしてれば苛立つことも多々あるのだけど、その憤りはすぐにスッと落ち着く。秘訣はまず深呼吸をすること。そして誰かが自分を見ているということを、頭の中に入れておくこと。親や先祖、誰かしらがどこかで自分のことを見ている。今の自分は、そういう人たちに対して恥ずかしくないかどうか。これを意識すると違うらしい。

 その上司はそういう家系で育ったので、もう身に付いているのだろうけど、僕もできれば見習いたい。

 普段は大胆かつ豪快なイメージしかなかったのに、神々しさすら感じた。会社で偉くなるにはこれぐらいの器量がある人間でないとダメなのだろう。


bb20080607.jpg 昨日、みなとみらいの臨海パークに行き、2時間ほどぼけーっと考え事をしてました。最近どうも感傷的になることが多くて、色んなことが大きな意味を持っているように思えてしまって、なんか大空と海の見える場所で、時間を気にすることなく、自分を見つめてみたかった。考えてみれば、社会人になってからこういう時間を意識的にとることはほとんどなかった。きっと、こういう時間も大事。

 社会に出て2年強。可能性なんて無限にあると思っていたのに、そうでもないことを知ってしまった。それは僕にとってすごくショックだった。何かを選ぶということは、その他全てを捨てることと等価。自分だけを信じて色々なことを選んできて、その結果が出始めてきている。後悔というよりも、その選択が正しいのかどうかが不安でたまらない。選び直しができない選択肢。プロセスよりも、結果だけが気になってしまう。

 でもそれと同時に、終わりに向けて始まってしまったことも、まだ数えるほどしかないのだろうなとも思った。

 北野武の『キッズ・リターン』という映画で、最後主役の2人がバイクに乗りながら「俺たち終わっちゃったのかな?」「まだ始まってもねえよ」なんていうような会話を交わすシーンがある。僕はもう始まっているのだと思う。でも、まだまだ終わりは見えない。終わらせない。止まっていた時計の針を、僕は自分の手で進ませることを選んだ。後戻りは出来ない。

 あと空って変わらないんだなって思った。27年目の発見。1日が終わると空が入れ替わるような気がするけれど、実は空はただ空としてそこに存在しているだけで、あとは光が当たるか当たらないか、雲があるかないか程度の違いしかない。この空は僕たちをずっとずっと、地球が誕生してきたときから見てきたのだろうなと。だから何だってこともないんだけどね。

 小田和正の大好きな曲がある。僕の人生の応援歌。

汚れなき想いと 譲れない誇りと
迷いのない心は どこへ行ったんだろう
あの時掲げた 僕らの旗だけが
今も揺れている 時の風の中で


自由な翼を 僕らはたたんで
二度とそこから 飛び立つことはなかった
やがていつの日か 僕らがこの手で
この国の全てを 変えてゆくんだったよね
(the flag/小田和正)


 先日、髪を切ってもらった後に(ちょっと早いけど夏仕様)、命の恩人とも言うべき人と横浜で食事をしてきました。その辺の顛末についてはこのブログにも書いたことがあるのだけど、簡単に振り返ると、僕が21歳のとき、宮古島でダイビング中に右半身がマヒし、沖縄の病院で1ヶ月入院した。その時に一緒に潜ってたのがその人で、彼女が自分よりも大きい僕をなんとか船に乗せてくれ、その後迅速に処置の手配をしてくれた。もしも彼女が僕をどうすることもできなかったら、きっと僕は溺れ死んでいたことだろう。

 最後に宮古島に行ったのは、22の秋だったと思う。彼女も経営していたダイビングショップを他人に譲渡して今はこっちに住んでおり、年賀状等のやり取りで今度ご飯でもという話はあったのだけど、結局実現することもなかった。でもふとしたきっかけで、食事をする機会ができた。僕はそれがすごく嬉しかった。18の時、初めて行った宮古島で初めて知り合った人と、それから7年半経った今、横浜で会うことができる。こんなに素敵なことはない。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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