2011年5月 archive


 tweetというのは、基本的にTwitter上でのみ、つぶやくという意味をもつらしい(つぶやく=ツイートする)。ならば普通に「つぶやく」というのは英語で何と言うかというと、mutterもしくはmurmurとのこと(ALCより)。どちらも発音してみると口ごもる感じがして、いかにもつぶやくといった感じでなるほどと思った次第です。実際のところはわからないけれど。

 というわけで、いつも持ち歩いているノートに書かれていた、ツイッターでつぶやく程度のネタを。

・英語でコミュニケーション取るのに必要なのは英語力ではなくて会話能力
 仕事で何日か英語圏の外人さんと一緒にいたのだけど、大事なのは英語をしゃべれるかどうかではなく、見知らぬ人と打ち解けられるかどうかということを改めて痛感。外人どうこうというより、初対面の人とすぐに打ち解けられるわけない。こういうのに長けている人が、俗に言うコミュニケーション能力に優れている人なのだろう。そして言うまでもなく、それは英語能力なんかよりもずっと大切なこと(一部の職種には)。

・太陽電池は決して原発の代わりにならない
 原発問題でにわかに脚光を浴びている太陽電池。確か神奈川県知事も全家庭に太陽電池パネルを、なんてことを言ってた気がする。当たり前だけどそんなことできるならとっくにやっていたわけで、じゃあなんでやらなかったというと、原発の方が安価だし、確実に電力を確保できるし、リスクも今回の震災が起こるまでは低いとみなされていたから。もちろん今回の事態を踏まえ、安全対策を取る必要があるとは思うけど、安易に原発批判というのは良くないと個人的に思う。これまでもそして今現在も原発の恩恵に預っているわけだからね。なんか、飛行機が1機墜落したから、これからは全部陸路・海路とすべきと言ってるのと似ている気がする(そして飛行機が墜落する可能性の方が、今回の震災が発生する確率よりもはるかに高い)。

 太陽電池パネルの発電効率は未だに良くないし、多分ある周期でパネルの交換が必要になると思うし、今は国から補助金でてなんとか成り立ってるレベル。じゃあその補助金は誰が負担するかというと我々国民なわけで、いずれにしろ電気料金の値上げと太陽電池パネル敷設代として税金アップを覚悟する必要がある。しかも一番の問題は夜間や天気の悪い日は発電されない。電力会社だって、そんな不安定な電気いらないだろう。それにもし、技術的・コスト的な問題は時間が解決するとしても、オフィスビルの屋上程度だったらいいのかもしれないが、家の屋根が太陽電池パネルに覆われた家が並ぶ姿は、さぞかし異様な光景なのだろうなと思う。

・みんな綺麗事しか言わない
 病んでるな、これ。8時に家を出て23?24時に帰ってくるという生活が1週間続き、さらに土曜日も12?21時まで仕事していたとき。テレビでヨーロッパ各国の労働時間比較というのをやっていて、大体どこも1週間あたり30時間後半だったのだけれど、そんなの3日で抜くよ…。大事なことは何だろう。

・良いことなんて全部終わってしまった。早くも梅雨だし、LTCMも破綻してしまった
 天気の悪い日が続くなと思ってたら、早くも関東は梅雨入り。雨が降っているという理由だけで仕事に行きたくなくなる。でも、天気が良くても会社に行きたくないな。結局行きたくないだけだな。LTCMはLong Term Capital Managementの略で、ソロモン・ブラザーズを追われたジョン・メリウェザーが創設したファンド。もちろん、この破綻は10年以上前の話。大学教授や投資銀行の精鋭といった最高の人材を集め、ブラック・ショールズモデルを用いてオプション価格を算出し、理論値と乖離のあるものを買いまくるという戦法を基本として、栄光を極め、そして一気に転落した。その一部始終が書かれた本を今読んでいるのだけど、実に事細かに当時の様子が書かれていて面白い。


tk19982010.jpg1998?2010/角松敏生

 ベストアルバム嫌いを公言する角松の、デビュー30周年記念ベストアルバム。アルバムタイトルのとおり、彼の1998年から2010年までの作品を集めたものであり、それはすなわち、音楽活動を再開した「解凍」後から昨年までを意味する。ただしベストアルバムを出せるほど(しかも2枚組)シングル曲をリリースしていないので、その多くはアルバム収録曲。まぁ、解凍後10枚以上もオリジナルアルバムを出してるからね。

 角松はこれまでも『1981-1988』、『1989-1993』と自身のキャリアを振り返るようなベストをだしてきたけれど、上述の通りアルバム収録曲中心なのでやや異質。しかも彼のオリジナルアルバムは1つの世界として完結しているので、その中から曲を持ってくるというのは、どうも馴染めない。これだったら、時系列にシングル曲だけ並べてもらった方が、聞き手としてはすんなりといく。まあ角松を知らない人に聞かせるには良いかもしれないけど(それでも秩序のなさが目立つけど)、全アルバムを持っている人はいらないかなとも思う。

 とは言え、せっかく30周年ということなので、『1981-1988』のようなリテイクを出してくれないかなと思わず期待してしまう。ちなみにこの『1981-1988』は、シングル<Realize>で一気に惹かれた僕が最初に買ったアルバム、すなわち角松入門アルバムでもあります。いつの日か、この『1998-2010』が誰かが角松を知るきっかけになるのかもしれない。

 そして何より、山下達郎みたいなライブのベストテイクをまとめた『JOY』を出してくれないかと心待ちにしています。ともあれ30周年おめでとう!来月の30周年記念ライブ@横浜アリーナは死んでも行きます。


宇宙兄弟/小山宙哉

 GWハマりました。初日になんとなく1巻を購入し、最終日までに13巻揃いました。久々に良いです。高校生ぐらいに出会っておきたかったマンガ。

 ストーリーは、タイトルの通り、宇宙に魅了された兄弟が宇宙飛行士になって宇宙に行くという話。弟が既に宇宙飛行士で、兄もその目標に向かって歩き出す。設定が2025年という近未来だったので、変にSFチックなんじゃないかと敬遠していたのだけど、そんなこと全然なかった。いつの時代も不変なものを鮮やかに描いている。

 読んでると忘れかけてた「ワクワク」を思い出す。それはきっと、自分が失いつつあるものだからだろうと、痛いほどわかる。技術者として、そして人として。周囲の人間もいちいち魅力的だ。もっともっと掘り下げてもいいなと思うこともあるが、連載のテンポみたいなものもあるのだろう。いつしかサイドストーリー的なものも読みたい。

 現在最新は13巻、これからがますます楽しみです。


 学生の頃から、何かあると決まって鎌倉の海を見に行った。何があるわけでもないし、海を眺めたところで解決したことなんて何一つない。それでも、波の満ち干きに寄せられるかのように、僕は海に行った。そして今日も。

 駅前の本屋に行くだけのつもりだったのに、ふと海が見たくなった。切符を買わなくてもSuicaがあればどこにだって行ける。小田急線の片瀬江ノ島駅で降りた瞬間、潮の匂いに気づく。ここだけ時間の流れが止まっているかのような風景。海は、何千年、何万年前から、変わらずそこにあったのかなと思う。そして、きっといつの時代も、人は海に惹かれてきたのだろう。

 江ノ島から七里ガ浜まで歩いた。江ノ島から10分も歩けば鎌倉市。僕は昔から、鎌倉の海が好きだった。少し北に歩けば鶴岡八幡宮をはじめ、多くの歴史的神社・寺院があり、それらと海が同居していることが何だか不思議で、七里ヶ浜や由比ヶ浜に良く行った。帰りは鎌倉高校前から江ノ電に乗って。わずか1時間ぐらいだったけれど、とりあえず海に行くという目的は達成した。

 七里ヶ浜で岩に腰掛けながら気づいたことがある。それは、波の音が結構大きいということ。不快ではないけど、恋人たちが愛をささやくにはちょっと大きすぎる。そんな波の音が知らず知らずのうちに、心のモヤモヤを癒してくれているのかもしれない。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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