2011年7月 archive


ookinakabu_harumura.jpgおおきなかぶ、むずかしいアボカド/村上春樹

 村上春樹のエッセイ集。『村上ラヂオ』以来の実に10年ぶりとなる続編で、何が驚いたかって、この前作も10年前にAmazonで買ってたということ。10年前ってまだ19歳ですよ。その時からAmazonで本買ってたのか…(ちなみに本作は紀伊国屋で買いました)。ananに掲載されてたとのことで、女性が羨ましいです。全然anan向けじゃない気がするのは置いておくとして。

 作家として間違いなく円熟の域に達しているというのに、80年代に発売された『村上朝日堂』シリーズから全然変わってないところがほっとさせてくれる。常々標語というものをおかしいと感じ、食べ物へのこだわりがあり、オープンツーシーターが好き。正直、読み終えて印象に残った話は1つもないけれど、多分これらの話は展開されたはず(唯一心に残ったのは"僕的"にはという言葉を使ってて、驚かされたこと。高校の時国語の先生が話題にして以来、気になってしまってしょうがない。ananの読者層を考え狙ってなのかもしれないけど)。

 作家にとってエッセイというのは、難しい存在だろうなと思う。面白い小説を書いてる人でも、人間性が出るエッセイで反感持たれてしまったら嫌じゃないですか(あまりないケースだと思うけれど)。その点では村上春樹のエッセイは良くも悪くも全く害がないし、意見の相違があったとしてもそういうおじさんもいるんだなというぐらいで、ほのぼのとした気持ちになれる。ちなみに、江國香織のエッセイは小説の雰囲気そのままで笑えます。

 彼のエッセイは寝る前に少しずつ読むのにちょうどいい。そしてよく外国の話が出てくるせいか、きまってどこかに行きたくなります。


今日何度この言葉を口にしただろう。サマータイム導入もシフト勤務もましてや夏休み増加もないけれど、とりあえず明日から9連休。

夏休みの始まりはいくつになっても嬉しいもの。このワクワク感を胸に、一人とぼとぼ家に帰るのはあまりに惜しい。それが例え明日も仕事だとしても…。


 ついにアナログのテレビ放送が終了となりましたね。テレビ放送が開始されたのが1953年とのことだから、58年続いた歴史が変わる(モノクロからカラーへの変遷はあったけれど)。これは結構な大英断だと思うし、ちょっとタイミングが良くない気もするけれど、こうして歴史的な場面に居合わせることができるのは嬉しい。

 テレビ自体は4年半前ぐらいに地デジチューナー付の液晶テレビを買っていたので、慌ててどうこうという話もなかったし、HDDレコーダーはアナログチューナーのみのしか持ってなかったのだけど、去年会社の先輩がくれたのでこれまた問題なし。

 というわけで、味気はないけれど、アナログ放送が停波する瞬間をこの目で見たくて、12時前からテレビをつけ待機。普段押すことのないアナログ放送への切り替えボタンを押し、あと1分を切ろうかというところであることに気づいた。我が家の地上波はアンテナで受診しているのではなく、ケーブルテレビ経由だった…。いつの間にかアナログ放送も16:9になってるし。ケーブルテレビ会社がデジタル・アナログ変換をして送信してくれるので、テレビが地デジに対応してなくても、2年ぐらいそのまま見られるのです。

 運命の12時。当然ながら何の変化もなし。巷ではアナログ放送終了のメッセージと共に音楽が流れているらしいが、どのチャンネルもそのまま。と思ったら放送大学だけアナログ放送終了のブルースクリーンが!放送大学の番組は地デジで見られるらしく(12ch)、テレビの再スキャンしてみたら見られたよ!でも放送大学は見ないな。


 このブログは、Six Apart社が提供しているMovable Type(MT)という製品を使っております。今は色々なところがブログサービスを始めているしその多くが無料で利用可能で、5分もかからずブログの設置・登録が可能だけど、昔はそんなサービスほとんどなかったので自分でやるしかなかった。サーバレンタルして、ファイルをFTPでアップロードして、パーミッションやディレクトリの設定して。テンプレートもあらかじめ用意されてるものにCSSを書き足したりして。僕の場合は独自ドメインまでとってしまったというオマケ付き。

 というわけで今から7年前に全部自分でやって今の形があるわけだけど、この間、MTが幾度となくアップグレードされ、Six Apartさんとしては色々直したし魅力あるサービスも付けたので更新してねという感じだろう、現在の最新バージョンはMT5.1。が、このブログの右下を見てもらえばわかるとおり、MT3.171…。一度だけ今の3へのアップグレードは頑張ってしたけど、それ以降徹底放置状態。

 Windowsに例えるなら、Windows7全盛(数としてはXPかもしれないけど)のこの時代に、Windows98でやっているようなもの。実は一度だけ、せめてMT4.2へのアップグレードを考えたこともあるのだけど、3.Xからガラリと変わってしまった部分も多いみたいで、バックアップ取るの面倒だし、設定項目色々あるし、サイトの構築崩れたら嫌なので無理だと諦めた。もはやMT5なんて、雲の上の存在。既存データを残したままOSのアップグレードなんで死んでもやりたくない(昔Win95からWin98でうまくいかず、結局クリーンインストールするハメになった。しかも2回)。違うディレクトリを使って既存データを移動させるという手もあるが、それはそれで何か気持ち悪いし。

 ただしブログはOSほどバージョンのインパクトがあるものではないし、とりわけ何か不自由があるわけでもない。実は知らない便利なサービスがたくさんあるのかもしれないし、このデザインも相当やぼったいけど(今は優れたテンプレートが提供されてるみたいですね、しかも設定も簡単で)、未だにHTML書いてHP更新している人もいるのだから、このまま行こうかなと思います。Windows98は軽くて好きだったし。どうせいくらOSが進化しようが、基本的に使うのはOfficeとブラウザぐらいなのと同じで。有料でもいいからMTアップグレード代行とかあれば考えるけど。

 あと、地味なことだけどHirataさんが提供してくれているmoblogがこの2ヶ月ぐらい不調だったため、ubicast Mail Bloggerでも投稿可能なよう設定しました。ついさっき。メール送信で投稿できるのはやはり便利。自前でMail2Entryの設置をやらないといけないかもと思っていただけに、安堵しました。ただし携帯カメラ(Nokia N82)がまたも起動しなくなり、写真投稿が今のところできません。。いい加減スマートフォンかなあ。

 ともあれ、2004年から現在までに2000以上のエントリを書いてきました。どこで何があるかわからないけど、とりあえずの10年を目指し、20年、30年と生涯1万エントリぐらい書けたら幸せだろうなと思います。退職した後、自由な時間が存分にできて気ままにブログを綴れたら楽しそうじゃないですか。その時はさすがにMovable Typeのバージョンも上がってると思います。きっと。


legacyofyou.jpgLegacy of You/角松敏生

 夏のマストアイテム。僕の夏はいつからかこのアルバムと共にあり、夏の日差しを感じ始めると自然と“Sunrise, Daylight...”とアルバムのイントロが頭の中に流れる。90年発売の本作品は全編インストで、世界広しと言えども、シンガーソングライターでインストアルバムを製作し(しかも2作品も!)、さらにインストツアーまでやっちゃうのは角松ぐらいじゃないだろうか。なぜギターの音色が夏を想像させるのかわからないけれど、この音楽を聴いたら夏を連想しない人はいないっていぐらい夏全開の1枚。

 インスト作品としては87年にも『SEA IS A LADY』を発表していて、こっちもこっちでメロディの良い佳曲が満載なのだけど、どうも気合の入りすぎている感がところどころにあって、聴く方もそれなりに体力を要する(色々と凄いので興奮してしまうので)。対して本アルバムは、どことなくゆったりと構えた雰囲気があり、連続リピートでもなんでもござれ。とにかく気持ちいい。目を閉じれば海の前まで誘ってくれ、そしてミュージシャン達の本気のプレイが手に取るように感じられる。

 フュージョンというジャンルとして考えたときこのアルバムが一般的にどう扱われるのかはわからないが、角松敏生というエクスキューズ抜きにしても、このアルバムの完成度は異様に高い。インスト作品と言えど角松は決してギタリストなんかではなく、どこまでいってもシンガーソングライターだと僕は思っていて、そのことがいい味を出しているのだと考えている。あらゆる意味で正当なフュージョン系ではなく、ポップスに準じたフュージョンであって、だからこそシンセサウンドもさらりと扱うし、特徴のコーラスワークを綺麗に入れ、さらには三味線を取り入れるなど今でこそ珍しくもないが当時にしては相当斬新なこともこなしてしまう。

 そしてこのアルバムでは本当にいいミュージシャンに恵まれている。村上“ポンタ”秀一や斎藤ノブ、鈴木茂、数原晋といった当時既に大御所だったミュージシャンと、若手と言うべき角松バンド(青木智仁、浅野祥之、小林信吾、友成好宏)そして多分そんなに世に出てなかったはずの本田雅人(T-SQUARE加入前)や梶原順が、フュージョンという言葉通り面白いぐらいうまく融合している。驚くべきは彼らが今も皆第一線で活躍しているということ。ちなみにこの共演がきっかけでNOBU CAINEが結成されてたりもする。本田雅人なんて音が全然変わってなくて思わずにんまりとしてしまう。

 ベースの青木智仁が他界したとき、角松はもうインストアルバムを作ることはないと言ったらしい。少し寂しい気もするが、でもこういうアルバムは、それ相応の若さの勢いみたいなのがないと作れないだろうなとも思う。今の角松が作ったら、相当凝ってしまいそうだし(ただしビルボードでインストライブはやるとのこと。行きたい…)。

 夏というのは過ぎ去ってしまった良い時代を懐かしむようなものであるとするならば、このアルバムは夏そのもの。


 事業者には使用する従業員の健康状態を管理する義務が法律により規定されており、年に一度の健康診断を受診させる義務を負っているとのこと。すなわち会社勤めであればその会社に健康診断受診を命じられるし、拒否しても自分自身に罰則規定はないけど、会社は罰せられるので、会社から罰則が下るかもしれない、ということ。健康診断受診拒否で懲戒処分なんて聞いたことないけれど。

 というわけで、今週の月曜日に健康診断を受診しました。さすがにいい年なので、1年に一度ぐらい自分の体を気にかけたっていいのではないかと思う。35歳過ぎたら一気に項目が増えるので今から気が滅入るのだけど。

・血圧測定が難所
 学生時代に血圧測定で再検査になるほど(わざわざ血圧測定のためだけに土曜日違うキャンパスに行かなくてはならず大変だった)、昔から血圧測定の器械が苦手で、昨年も下の血圧・脈拍が要注意の区分に入っていた。そして今年も、いざ血圧測定に臨んだところ、やはりというか何というかひどい数値が出てしまい、結果確認の係にこれは再測定してと言われると思ったら、まさかのそのまま通過。脈なんて130超えてるし、もう異常値確定だよ。一度ぐらい再測定してくれたっていいじゃないか。言い訳をすると、測定器に「ボタンを押すと30秒間リラックス音楽が流れます」と書いてあって、どれどれどんな音楽なんだろうと思っていたらいきなり測定が始まり慌ててしまい、異常値が出た次第。もともと少し高めなのかもしれないけど、器械じゃなくて看護師さんに測ってもらうと正常値になるので、これはもう血圧測定器アレルギーとしか言いようがない。会社のエレベーターホールに血圧測定器が設置されているので(使っている人見たことないけど)、来年に向けて練習しようと思います。

・視力が上がる
 半年前の免許更新での視力検査では、3回もやり直しをしてもらってギリギリ通過という有様だった視力。二十歳ぐらいまで余裕で両目1.5だったのだけど、PCとにらめっこの日々のおかげか、一気に急落。が、去年から遠視力と近視力の両方を測るようになり、今年この近視力が大幅UP。理由はさっぱりわからないが、両目とも1.0余裕でした。5年後の免許更新時こそ眼鏡だろうと思っていたけど、少しだけ望みが。(とは言え、ギリギリの視力での運転での危険性は認識しているつもりです。この2年以上車を運転したこともないし、またとりあえずしばらくはする予定もないが、もし車を運転する機会があり、少しでも危険を感じたら潔く眼鏡を作ります)

・身長はもう伸びない
 今年で30なのでさすがにもう身長が伸びることは期待してないけど、昨年の転記でいいですか?と尋ねられたのは、「もう身長変わらないですね」と言われているようで何だか悲しかった。まあ変わらないんだろうけどさ。ちなみにメタボ対策なのか腹囲が図られ、飲料水のCMか何かを思い出してしまい一人で気まずさを感じてました。一応基準値までは20cm以上余裕があるので、こっちはまだ気にしなくていいかな。


tk30thACD.jpgTOSHIKI KADOMATSU
30th Anniversary Live

2011.6.25 横浜アリーナ

角松敏生(vo&g)
江口信夫(ds)
玉田豊夢(ds)
梶原順(g)
鈴木秀俊(g)
中村キタロー(b)
山内薫(b)
小林信吾(key)
森俊之(key)
友成好弘(key)
田中倫明(per)
大儀見元(per)
本田雅人(sax, fl)
数原晋(tp)
中野勇介(tp)
中川英二郎(tb)
千秋(cho)
凡子(cho)

-Special Guest-
斉藤ノブ(per)

 角松敏生、デビュー30周年ライブに行ってきました。20周年は2日間野外ライブと思ったら初日は台風で中止、25周年は終演が0時半近くと、話題に事欠かない5年に一度のお祭り行事。シングルヒット1つないのに、30年歌い続けて、今なお横浜アリーナを満杯にできるっていうのは、彼が残した1つの軌跡だろう。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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