2011年10月 archive


来年用に恒例のほぼ日手帳。1日1ページは中身スカスカだけれど、これに慣れてしまうと他の手帳は使えないのです。

今回は3年ぶりにカバーを新調。仕事で細々したものを手帳と一緒に持ち歩くことが多いため、ジッパータイプ。早く来年にならないかなあ(カバーを付け替えればいい話…)。

Posted from iPhone4S.


 大好きな『宇宙兄弟』の話の中で、こんな一節がある。

 「モノづくりには…失敗することにかける金と労力が必要なんだよ」
 「本気の失敗には価値がある」(11巻より)

 たとえ結果的に失敗に終わってしまったとしても、本気で取り組んだのであれば、それは価値のあるものであり、決して蔑まれるようなことではないという意味(だと思う)。これを初めて読んだ当初は、「なるほどね、うまいこと言うな」と感じていたのだけど、何かのきっかけで考えが180度変わってしまった。

 我々日本人は、失敗から成功に導かれた話を美化する傾向にある。映画化された「はやぶさ」にしても、もし様々なトラブルがなく、予定通り順調にそのまま地球に戻ってきたとしたら、ここまで騒がれることはなかったはずだと思う。もちろん小惑星に着陸して、そのサンプルを採取し、地球に戻ってきたというのは、科学的に素晴らしい成果だ。ただし一連のトラブルに見舞われたのは、モノづくりの観点からすれば、探査機の不具合という言い方もできなくはない。

 モノづくりにおいて本当の成功というのは、そうした不具合なく、すべてのミッションを想定内のうちに終えること。要求された性能を満足する製品を造り上げること。これはものづくりに携わる人間なら、誰もが思っているはず。お金をもらって時間をかけて開発し、想定外のことが起こったから不具合が生じてしまいましたと弁明しても、客に認めてもらえない。

 だから僕らモノづくりの人間は、決して失敗することではなく、本気で失敗しないことを考える。あらゆるケースを想定し、失敗しないことにはあらゆる金と労力を惜しまない。想定外のことが起こったら、それはもう技術者としては負けを意味する。次があるなんて思ってはいけない。かつて自分が携わったプロジェクトで、製品を納入数分しか製造しない計画を立てていたら、それではダメだと教えられたことがある。万が一のことを考え、たとえ1つ2つダメになったとしても納入する品はすべて動作させる、そのためには絶対にスペアが必要となると。予算的にも時間的にもスペアを作ることは負担となるが、しかし納期間近にスペアがあるという安心感は絶大だった(結局このスペアを使わずに済んだ)。研究そのものが目的であるなら失敗でも評価されるのかもしれないが、モノづくりでは失敗しないことこそが至上命題。

 そして技術者があれこれ考えた努力とか苦労とかいうのは、世間一般には見えなくていい部分だと思う。そういうのは後々、酒の肴としてでも語ればいい(鬱陶しがられるかもしれない)。

 モノづくりのエンジニアとして本当に誇れることというのは、成功させることに命を懸け、失敗なく成功のうちに終わらせること。この一点。極端なことを言えば、失敗なんてしないに越したことないし無理にする必要もないのだ。


 ようやくiPhoneを持つことができました。思い起こせば1年半前、iPhone4を買おうと予約しに店頭に並ぶものの、トラブルで1人も予約できずに終了。オンライン予約もサーバーがダウンしており、予約できたのは翌日の夜。発売日から1週間ほど経って在庫確保の連絡がきたものの、アンテナ問題などで少し冷めつつあり、結局見送ることに。

 そして今年。Let's talk iPhoneをリアルタイムで見守り、iPhone5でなかったのも何のその、iPhone4S購入を決意。予約開始日の10月7日は会社終わって速攻で帰って予約作業。今回思いの外スムーズにつながったので、パケットプランと色で30分ぐらい悩みました。結局、少しでもパケットを使ったら上限に達するだろうということで、月4410円定額を(端末代金の割引額が480円高くなるので実質4000円弱)。色はずいぶんと出なかった白、容量は音楽を入れることを考えていたので迷うことなく64GB。発売日14日の前日に在庫確保のメールが届き、既に15日配達分はなかったため、最速の16日午前着の配達申し込み(オンラインは最速でも発売日翌日着)。今回は在庫も豊富だったのか、1年半前の4の時に比べたら天国でしたね。ちなみにauから出ることでも話題になったけれど、僕はJ-Phone時代から使っているため、機種変更です。まだメールアドレスはvodafone。

 本日10時過ぎに到着。第一印象は小さい!ダンボールを開けると、iPhone4Sの箱と、USIMカード。しかし小さい。宝箱みたい。

iphone4S01.jpg

 中身一覧です。左上のケースの中に、簡単なスタートアップガイド、こまごました注意書き、りんごシールに、USIM取り出し用クリップ。シールはどこに貼ったらいいのやら・・・。左下がUSIMカード、iPhone4からマイクロUSIMで、これまでのシムカードとは互換性なし。が、これまでのカードも回収されず手元にあるため、通信以外の機能は使えます。水没してしまったノキアN82が生きてたら面白かったのになあ(その後、液晶が暗くなったぐらいでなんとか使えるような感じではあるけれど)。

iphone4S02.jpg

 それにしても美しいですね。一応ケースを買ってみたものの、スティーブ・ジョブスがそういったカバーの類がついたiPhoneを見て良い顔をしなかったというのもよくわかる。とは言え、逆に美しいから保護したいという思いが出てきてしまうわけであって、複雑です。

iPhone4S03.jpg

 アクティベーションはすぐにできたのだけど、電話帳を移すのがえらく大変でした。NOKIA N82を一度Google Contactsに同期させ、それをiTunesでiPhoneに同期させる設定にすれば良いと思い込んでいたら、ひらがなの振り分けが全くできておらず、結局Google ContactsとOutlookを同期させ、Outlookでちまちま入力して完了しました。ひとまずグループ分けもできたし、満足。

 そしてiPhoneはここから、自分の好みにカスタマイズできるところが最大の魅力。強はもう気力残ってないので、また来週のお楽しみ。1日遊んだ感想は、もっと早く買ってれば良かった!!

 iTunes上でのこのiPhone 4Sの名前は、もちろんSteve。


今日は1日これで潰れました。 iPhoneから送信

 昨晩、小学校時代の友人たちと再会してきました。きっかけとなる連絡をくれた友人2人は20歳以来の9年ぶり、もう1人は2年前に会っていて、そしてここが一番、17年ぶりの友人が経営するバーに集合。

 最初待ち合わせの駅ではお互い顔がわからず30分も待ち続けるというハプニングがあったものの、オープンして1年強だというお店に。小学校卒業以来全然会ってなくて、正直引け目みたいなものも感じていたのだけど(僕は中学に入るタイミングで引越しをしたので、なんとなくフェードアウトみたいな感じになってしまった。ものすごく仲が良い友人だったのに)、「おぅ!」みたいな感じで感動の再会。しばらくは何だか照れくさくて顔を見れなかった。でも面影が残っているもんなんだね。人と出会えるだけで嬉しいと思える、ちょっと言葉にはできない不思議なうきうきとした気持ち、久々に味わいました。

 当たり前だけどみんな今年で30歳。それぞれが色々な事情を抱えながら、なんとなくもうどうしようもないよという思いを抱きつつも、それでも少しだけの期待を胸に抱きながら生きている。彼らと一緒にいると、いかに普段が上っ面の世界なのかということが思い知らされる。そこにはリアルな社会があって、リアルな意思があり、リアルな感情がある。

 またねという、きっと果たされる約束を口に解散。明日仕事だから、カミさんに怒られるから、と、この辺もすごくリアルな30歳。金曜夜だから朝まで、という元気はもはや僕らにはない。

 お店はこじんまりとしたすごく雰囲気のいいところで、料理はイタリアンが中心。ラザニアを頼んだのだけど、間違いなく今まで食べたラザニアの中で一番。まあラザニアなんてほとんど食べないけどね、でもめちゃくちゃ美味しかったです(お酒は飲めないので、ウィルキンソン・ウィルキンソン・カナダドライ・ウィルキンソン、みたいな感じで、ひたすらジンジャエールを飲んでました)。友人がやっているからという理由抜きで素敵なお店なので、今後も通いたいと思っってます。30歳にもなると、意識的に少しばかりのお金を出して美味しいものを食べなければダメ、安さを求めるとキリがなく落ちていく、というのは話題の1つ。もちろん、頑張って欲しいという応援みたいな意味合いもあるけれどね。

 ちなみに場所はJR関内駅からすぐ、横浜近郊の方は良かったら行ってみて下さい。10月30日はハロウィンパーティらしいです。takeの名前を出せばきっと面白いことの1つか2つはやってくれると思います。

Kitchen and Bar BarreL PoD

barrelPod.jpg


昼に食べたカレー丼とそばのセット。これで680円は安い。蕎麦を出す居酒屋なのだけど、居酒屋ランチは美味しいです。


 3.171のままだったMTをアップグレードしたので、投稿テスト。とりあえず表示されてるし、投稿も成功しているのでOKなのかな。見た目は変わってないけど、Movable Typeはおそろしく進化しております。ちなみに右下を見てもらえばわかるけど、色々とあって最新の5.1Xではなく、4.292。デザインもしばらくはこの野暮ったいまま、昔と変わらずでやっていきたいと考えています(設定が面倒なだけ…)。

 少しずついじっていくつもりなので、しばらく不安定な状態が続くかもしれませんが、お許し下さい。目標は今月中に安定動作。


バジルソースを買ったので、カッペリーニに合わせてみます。バジルって買うと高いですよね。


 今回のiPhone発表イベント、“Let's Talk iPhone”は、ほぼリアルタイムで内容を確認した(ustreamでライブがないことが発覚し、結局海外のengadgetを見てた)。楽しみにしていたiPhone5こそ発表されなかったが、爆発的に普及したiPhone4の正統進化。前作のiPhone4を見送った僕は、待ってましたとばかりに新型iPhoneの予約を行った。

 使っていたノキアが水没したというタイミングもある。そろそろ機は熟したように思えるし、appleが提供するユーザエクスペリエンスを試してみたかったという思いも強い。でも、それより何より、僕の心を掴んで離さなかった言葉を見てしまったから、購入を決意した。とってつけたような言葉だけど、それはきっと永遠に残るだろう。

 iPhone for Steve(iPhone 4S).

 伝説とも言わしめたスタンフォード大学でのスピーチは、今も僕の心に残り続けている。

 「人生はあまりにも短いのだから、誰かのために無駄にしている場合ではない。外から発せられる雑音に、自分の内なる声を埋もれさせてはいけない。最も大事なのは自分の心と直感を信じる勇気を持つことだ。それらはどういうわけか、自分が何を求めているのかを知っているのだから。それ以外のことはすべて二の次だ。?Stay Hungry. Stay Foolish.」
 (http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html)
 

 あなたがいなくても、誰かしらが今の世界を築いていただろう。でもあなたは、それをひどく鮮やかな形で、そして圧倒的な興奮をもって僕らをここに連れてきてくれた。

 I'd like to express my sincere condolences to him and his family.


20111002702.jpg

 クイーンズ伊勢丹の売り場案内表。距離あるところから写真が撮れなかったので不恰好だが、たまらなく格好良い(広角の一眼ならなんとかなったかも…)。

 それはさておき、ついてない時は本当についてないことが立て続けに起こるものです。本当はついてることもついてないこともランダムに起こるのだろうし、その時の精神状態によって自分の受け止め方も異なるのだろうけどね。とにかく、ついてないことが連続して起こってしまい、やり場のないため息を抱え込んでしまった時は、こうして文章として書くしかない。あとで良い思い出として昇華されることを祈って。

 ついてないその1。土曜日、先日書いたお気に入りのパスタ屋に一人で行ったときのこと。数十種類あるメニューの中から今日は何を食べようかと楽しみにしていたものの、手渡されたのは5種類程度お店のオススメが書いてあるメニューのみ。えっ!?と困惑していたら、店員さんが即座に「お決まりでしょうか」とものの20秒ほどでやってきてしまったため、仕方なくちょうど目に入ったアスパラとパンチェッタのパスタを注文。「ではメニューお下げします」、とその手には、きちんとしたメニューがあるじゃないですか。どうやらオススメメニューを手渡され、その下に隠れるような形で普通のメニューが置いてあった模様。全然気づかず、別にアスパラなんか好きじゃないのに、アスパラとパンチェッタ。っていうかパンチェッタって何だよと、好きじゃないアスパラと正体不明なパンチェッタの組み合わせという、絶望的なコンビネーションのパスタが注文されてしまったわけです。ただし、このパスタもまた美味しくて、これは結果オーライなんだけど、当初自分が食べたいと思っていたパスタとは全然違うものを食べたというお話(ちなみにパンチェッタは豚肉の塩漬けみたいなものでした)。

 その2。パスタ屋から帰ると、郵便受けに1通のはがき。曰く、12月の角松中野公演が、振込ミスにより取れなかったとのこと…。これはもう呆然としました。これまで何十公演とあって、一度たりともそんなミスしたことなかったというのに、よりによって久々に復活した年末中野をミスするとは。よくよく読んでみると、振込日が、振込期間対象外だったとのこと。ん、と調べてみると、振込期間が9月下旬だったにも関わらず、僕が振り込んだのは8月末日。たしかに、案内が到着して即座にネットバンキングで振り込んだ記憶がある(これまで案内到着日から?日までだったので)。ま、1日、2日とかだったら悔しさも残るけど、1ヶ月近く早いとなるともはや笑うしかない。それだけ行きたかったということです。あーあ・・・。

 そして総決算、その3。やりました携帯水没。これまで13年ぐらい携帯を使ってきたけれど、初めて。全て自分が悪いので何も言えないが、これはショック。ちなみに色々調べて、本当はアルコールに浸すのが良いっぽいのだけど、そんなものないからたまたま入ってた精製水に5分ほど漬け(おぼろげな記憶だけど、基板か何かを精製水で洗浄しているところを見たことがある気がする)、ドライヤーで乾かし、現在冷蔵庫にて保管中。とりあえずは前の携帯があるし、特になくなると困るようなデータもないので良いのだけど(ここ数年で数えるほどしか電話番号やメールアドレスを新規に登録してない、カメラの画像データはSDカードに保存してる)、気に入ってたノキア端末だけに相当凹んでます。もうあと2ヶ月で3年になるかな。そんなに使い勝手はよくないけど、Symbian OS搭載で自分好みにカスタマイズできるところがたまらなく良かった。タイミングとして、これは今週発表されると言われているiPhone5を買えってことですかね。ただNokiaユーザーならAndroidな気もするので、もう少し考えます。あと、冷蔵庫に保管しているNokiaが奇跡的に復活してくれることもひそかに願ってます。

 これだけ不運が続いたのだから(すべて自分の不注意だという気もするが)、今週は月曜日からつきまくりのはず!


 入社して研修やら何やらを終えた後、最初にアサインされたいきなり大きなプロジェクト(の末端の一部)。ふとこの前、そういえばこの時の自分の検討なり設計なりは、きちんと製品として存在して動いているんだよなと、とっくの昔に忘れ去ってしまっていた“ワクワク”がそこにあったことを思い出した。日本じゃそんなに大きく報道されなかったけど、前代未聞の結構どでかいこと。自分の担当部分は、飛行機で例えるなら車輪の開閉システムぐらいなものだけど、でも車輪が出ないと飛行機はきちんと着陸できない。もちろん自分一人ですべてやったわけではないし、様々な助けがあったものの、車輪開閉システムの基本設計は紛れも無く自分がしたと言える。これはいつまで経っても嬉しい。

 昨年度、それに比べたらずっと小さなプロジェクトだけど、初めてプロジェクト業務を経験し、ほぼプロジェクトマネージャーとして動きまわった(さらには設計も資材的なこともと、何でも屋さんだった…)。会社からは何の評価もなかったが、自分としてはいい経験になったし、新たな挑戦だったものを1つ成功させられたことは大きな自信につながった。完成する前は逃げ出したい気持ちでいっぱいだったけれど、全部が終わった時の、あの泣きそうな気持ちは絶対に経験者でなければわからない。

 この2つの仕事、どちらもそれなりに良いところ悪いところあるけれど、やっぱり自分としては最初の、技術的な仕事がしたいんだよなと最近切に思う。あの製品には自分が設計したXXがあるんだよ、と。自己満足でもいいし、機会があれば誰かに聞いてもらいたい。それはきっと理系と言うか技術者としての血がまだ残っている証拠。プロジェクトマネージメントもいいが、技術的な本質がどこにもない。新しい飛行機を開発したとすると、その開発を成功に導いたプロジェクトマネージャーよりも、例えば空力設計を担当した人の方が断然かっこいい。これから自分がどっちになるかわからないが、願わくば後者であり続けたい。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

2015年11月

Sun Mon Tue Wed Thu  Fri   Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

アーカイブ

最近のコメント

BlogPeople

Powered by Movable Type 4.292