2012年2月 archive


 本日、午前10時よりチケット争奪戦に参加。目当ては昨年から行われている山下達郎のツアーで、神奈川県民 or(and)中野サンプラザ。今回のツアーはやたら公演数が多く、既に2回東京での公演申し込みがあったのだけど、いずれも瞬殺であり、もはや一般発売でチケットを獲ることは不可能とすら思った。発売開始1分後に繋がるも売り切れマークを見た瞬間は絶望した。

 しかし、やはり本命は神奈川県民ホール。神奈川在住なのにここに行かずどこに行くというわけで、今回初発売となる神奈川県民ホールに全てを託したわけです。気分の高まりは土曜日なのに僕を8時前に目覚めさせ、1時間前から準備、過去の経験から色々と対策を立てながらいざその瞬間へと臨んだ。

 運命の10時、チケット発売開始。予想通りネットは混雑ページに飛ばされ、全く繋がらない。ダメ元で電話もかけるが、案の定パンク。そしてリロードすること5分、神奈川県民の申し込みページに繋がる。指定席は2日間とも売り切れ、立見席はまだある。しょうがないので立ち見でも良しとし、申し込みボタンを押す。が、ここからまた繋がらない。ようやく繋がった時は、希望の席・枚数を用意できないとのメッセージ。ちなみに中野も同時並行でリロードを進めていたが、こちらはその後繋がったものの売り切れ表示(立見はなし)。もはやここまでか、と今まではこれで諦め、試合終了だった。時刻は10時10分になろうとしていたところ。

 それでも諦めがつかず、ひたすら混雑ページに飛ばされるも、リロードを繰り返す。と、なんと神奈川県民の公演で指定席に空席表示。何かの間違いか?と思うも、とりあえず1枚申し込んだところ、すいすいと進み、気づけば申し込み完了!しかも席は1階前方というかなり良い席。これまで2ツアー行ったが、いずれも3F席だった。こんな前の席ファンクラブでしか取れないだろうと思ってたけど、キャンセルか何かで偶然空きができたのかもしれない。ちなみに同様に中野も空き表示が出ていてて、少し粘ってみたのだけど、こちらは完全にダメでした。とにかく最初に売り切れ表示が出ても、15分ぐらいは諦めないで頑張ってたら良いことあるかもしれません。

 というわけで、山下達郎ツアー今回も参戦します。何だかんだで3ツアー連続。嬉しすぎる。あとはエイプリルフールじゃないことを願うばかり。4月1日、神奈川県民ホールでお会いしましょう。


wherethelightis.jpgWhere The Light Is/John Mayer

 シンガー・ソング・ライターであり、抜群のギターテクニックを持つジョン・メイヤーのライブBlu-ray。2007年のカリフォルニアNOKIAシアターで行われた内容を収録。CD1枚ぐらいの値段で映像も音もかなりのクォリティということもあり、最近この手のライブBlu-rayを立て続けに買ってます。たぶん音楽業界が生き残る鍵はこの辺にある(日本みたいなぼったくりカルテルやってたらダメだろうけど)。DVDや地デジを初めて目にしたときも感動したけれど、ブルーレイは円熟味という点でまた別の感動があります。ついに家庭でもここまできたかと。

 実際のライブがどう展開されたのかはわからないが、最初はアコギ弾き語り、続いてジョン・メイヤー・トリオ、そして最後はフルバンドという構成。

 アコギ一本で始まる<Neon>からもう鳥肌モノ。ギターのテクニックは最初から定評があったけれど、実際のパフォーマンスを目にするともう圧倒的と言う他ない。Tシャツにジーンズというどこにでもいそうな青年は、ギターをもたせたらとんでもなかった。3大ギタリストが世代交代するとしたら、間違いなく真っ先に名前が挙げられるだろう。声もブルース調が似合ういい声で、ファルセットも綺麗、おまけに甘いマスク。クラプトンと比較するのは時期尚早かなとも思うが、まあそういうレベルだと思う。

 続いて、スティーブ・ジョーダン、ピノ・パラディーノとのトリオ。トリオと言っても、ジョン・メイヤーはギターにボーカルなので、どちらかというとスリーピースバンド。スーツに身をまとったジョンは一気に大人っぽくなり、音も貫禄たっぷり、顔だけが若いというアンバランス。スティーブ・ジョーダンはプロデュースもやっていてて、音楽的には間違いなくステップアップなのだけど、初期の若さ全開のロックンロールから離れつつあるのが寂しいところでもある。とは言え、凄腕ミュージシャン2人に全く引けを取らないばかりかむしろ悠長に主張している感さえあるところは、さすがとしか言いようがない。収録されてるインタビューでジョンが言っていたが、凄い音楽に触れた時はどういうわけか笑いが込み上げてくる。そんな感じ。

 最後はフルバンド。ジョン・メイヤー・トリオは、その若さで一体どこまでいくつもりなんだよと思ってしまうが、こっちは少し安心する。通常のバンド編成+トランペット・サックスに、ギターは自身も含めて3本というのはやはりこだわりなのだろう。自分でソロを弾かずにリズムに徹することもあって面白い。レイ・チャールズのカバー<I Don't Need No Doctor>はただただ凄い。一見の価値ありです。あと、この人は一体ギターを何本持ってるんだろうと思うぐらい、曲によってギターを変えてます。こういうのもライブ盤CDではわからないところ。最後の<I'm Gonna Find Another You>まで、全く飽きさせることなく楽しませてくれます。

 エンディングでカリフォルニアの夕暮れをバックに、<The Heart Of Life>を演奏するのもかっこいい。そしてエンディングクレジットで同曲のライブ版をもう一度。

 万人受けはしないかもしれないが、ジョン・メイヤーは本当にうまいです。ギターがうまい、歌がうまい、というよりも、音楽そのものがうまい。音楽の神に愛された青年とでも言うか。ルックスが良いので若干ゴシップを賑わせたこともあるが、周囲からの評価も高いし、このままきっちりと音楽に向かい続けて欲しい。この腐りきった現代の音楽シーンの中で唯一の光と言っても過言ではない。同年代として生きられることを、リアルタイムで彼の音楽に触れられることを本当に嬉しく思います。


bpday0401.jpg
(グラシア通りから, Nikon D90 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G)

 実質バルセロナ最終日。探せば色々と名所はあるのだろうけど、お土産を探しながら街をぶらぶらしました。結局スペインで買ったお土産は、サグラダ・ファミリアのスノードームとピカソ美術館の絵葉書2枚、あとは職場バラマキ用にスーパーマーケットでお菓子類だけ(妻は本場ZARAで服を買っていた…)。


fallinbtwnlive.jpgFalling In Between Live/TOTO

Steve Lukather(vo, g)
Bobby Kimball(vo)
Simon Philips(ds)
Greg Phillinganes(vo, key)
Leland Sklar(vo, b)
Tony Spinner(vo, g)

 TOTOの解散ライブBlu-rayを買ったらとても良かったので紹介したいと思います。TOTOというのはボズ・スキャッグスがレコーディングで集めたバンドメンバーから生まれたようなバンドで、1970年代後半にデビュー。いわゆるLAサウンド的だけれど、その演奏レベルは他のバンドとは一線を画す。いわゆるAOR(Adult Oriented Rock)の代名詞的存在。しかしその後メンバーの入脱退が繰り返され、もはやオリジナルで残っているのはスティーブ・ルカサーとボビー・キンボールだけ。そういう意味で、本来バンドなのだけどライブのクレジットを書いてみました。

 僕がTOTOを知ったのは、多くの人同様、不世出のドラマーJeff Porcaroが参加しているということからだった。特に大学の時に車の中でしょっちゅう聴いていたので、今でもTOTOの曲を耳にすると車を走らせていた時のことを思い出す。ただしオリジナルメンバーが残したアルバムはわずか4枚。まずベースのデビッド・ハンゲイトが抜け、スティーブ・ポーカロが抜け(メンバーとして抜けたがその後も変わらず参加し続けた)、そして何より1992年ジェフ・ポーカロの死去。この時点でTOTOは終わったようなものだけど、彼らは続けた。代わりにサイモン・フィリップスを迎え、賛否両論あったようだけど、その後も黙々と活動を続けた。ちなみに僕はサイモン・フィリップスが参加したアルバムは1枚も持ってません。別に彼に恨みはないけれど、それ以上にポーカロの存在が大きすぎた。

 そして決定的なのがデビッド・ペイチが一線から退いたこと。ポーカロとペイチなくして何がTOTOだということで、バンド自体も解散に向かう。このライブはそんな中での最後の公演(と思われていたもの)であり、ペイチは不在、しかもハンゲイトの代わりとしてベースをつとめてきたマイク・ポーカロも病気により欠場(その後彼を支援すべくいくつかライブが行われた)。でもとりあえずTOTOは自分の青春そのものでもあるので、解散ライブは観ておきたいと思い購入。

 デビューからおよそ30年、みなそれなりに衰えるし、それが良い方向に向かうこともあれば悪い方向にも向かう。やはりボーカルはキンボールもルカサーも高音がきつそうで(それでも出てるところが凄い。皆50過ぎだし、キンボールなんか60だ)、<Stop Loving You>はサポートのトニー・スピナーがボーカルをとってた。でも面白いのはそれでもTOTOはTOTOで、もうポーカロ以上にTOTOメンバーとしてドラムを叩いてきたサイモン・フィリップスはバンドメンバーの顔をしていたし、グレッグ・フィリンゲンスもうまくて面白い。演奏自体はデビッド・ペイチより上なんじゃないだろうか。ボーカル含めたらペイチの代わりにはなれないけど。

 ブルーレイということで音質も画質も非常に良いです。音はおそらくスタジオでいくらかいじっているはずだけど、それでもこれぞプロのライブという感じで非常に見応えがある。ロックなんだよな、TOTOは。これが1400円とかで買えるのだから、いい時代です。日本の詐欺みたいな価格のCDが売れなくて当たり前だろう。TOTOは何度か来日公演に行くチャンスがあったけれど、メンバーや衰えを理由にパスしてきた。今思えば行っておけば良かった。いいライブであればあるほど生で観たいなという欲求が出てきてしまうし、何よりTOTOがライブをやることはもうないのだから(ただし、前述のとおりマイク・ポーカロ支援を目的として去年日本でも公演が行われた)。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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