2012年8月 archive


miyako018.jpg
(海に向かう道, Nikon D90 + AT-X 124 PRO DX II, 2012.8.11)


 することなくて、ぶらぶらさまよいました。

 ホテルから徒歩3分のところにあるパイナガマビーチ。平良市街から徒歩で行けるビーチはここぐらいなので、レンタカーを借りなかった昔はよく行きました。意外と地元率高いです。


 天気が良かったので、午前は2日目に行ったところに再び。

 まずは砂山ビーチ。天気が違うと、海の色も違います。波もずっと穏やか。


 今日も晴れてくれました。日焼けどめこまめに塗ったはずなのに、早くも真っ赤です。

 朝一番は、白い砂浜が綺麗な前浜ビーチ。素足で歩くと気持ちいいです。


 鳥の囀りと共に普段通りに起き、朝9時からビーチ巡りをしてきました。台風11号の影響で風と波が強かったけれど、予報だと曇りや雨だったのに、時折晴れ間も見えました。

 まずは砂山ビーチ。波が高くちょっと濁り気味だったが、ここから見る海は最高です。


 8年ぶりに宮古に来ました。さすがに色々と思い出があるので、帰ってきんだなと思う。空気、匂い、景色、すべてが懐かしすぎて泣きそうです。

Posted from iPhone4S.


 明日から夏休みです。今年は年末年始にヨーロッパ、GWにハワイと海外三昧だったので、夏はおとなしく国内旅行。台風が心配だったけれど、ギリギリで1日ずらしたが功を奏したのか、心配なく行ける模様です。

 これまで通算8回、期間にして2ヶ月以上滞在したけれど、色々なことが変わりすぎて実に8年ぶりとなってしまった。僕の心に今なお残り続けている大切な景色を、その欠片でもいいから、また見ることができたらいいなと思う。初めて行ったときからもう12年が経つ。

 思い出のあの地へ。


 電車の窓から夜空に浮かぶ丸い月を眺めていたら、ふと海面に映る月を思い出した。とは言え、そのような光景をいつどこで見たのかはっきりとした記憶はないので、正しくはそのような光景が浮かんだという方が正しい。水面にゆらゆら揺れる、青白くもあり、黄色くもあるような月を眺めながら、僕は夜の海のことを想った。

 夜の海に潜ったことはあるだろうか。僕はあります。R.E.M.の<Night Swimming>の"Night swimming deserves a quiet night"という出だしの通り、夜の海は想像以上に静寂で、ただ波の音だけが世界を支配している。太陽の光は明るさだけではなく、ある種の音というかざわつきのようなものを与えていたのだなと初めて知った。そこにまるで異世界からやってきたもののように、少々の気まずさを感じながら、僕はさも昼間と何も変わらないよう装い砂浜を歩き、海に入った。自然界の成り立ちとして、本来立ち入ることを許されない世界に足を踏み入れる後ろめたさと共に。

 言うまでもないことだが、海の中は真っ暗で、地上のかすかな光さえ届かない。手に持つ小さなライトだけが唯一の光。それは広大な闇の世界を照らすには話にならないぐらいか弱く、それでも僕はその光で道なき道を照らし、潜り続けた。泳いでいる魚もあまりおらず、無機質な珊瑚の海底を除けばただひたすら何もない。それが外からはわからない、文字通り海の中。その光景は、何かが終わったようでもあり、そして何かが始まるようでもあった。

 そしてその唯一の光を消すと、完全な闇に包まれる。目を開けているのに何も見えない。体の力を思いっきり抜くと、だんだん上下左右の感覚もなくなる。唯一自分の呼吸に伴って発生する音のみが生きていることの証。ダイビング中は決してしてはいけないことだが、もしこれでさらに呼吸を止め音からも解放されたら、そこには無の世界が広がるのだろう。スキンダイビングの選手はもしかしたらこれを知っているのかもしれない。

 体を動かすと夜光虫が光る。その光を見て、自分の手足がそこにあることを知る。息を深く吸い、深く吐く。泡は見えないが、レギュレーターから空気を吸い込む音、そして水中に吐き出される泡の音は聴こえる。本来属する世界ではないところに自ら入りこんでおきながら、ひどく場違いのような、決まりの悪さ。月の明かりがひどく恋しかった。でも水中から空を見上げても、やっぱりそこには何もなかった。真っ暗な海の中で、僕はただただ孤独だった。

 30分ほどして浜辺にあがっても、しばらくは何となく変な感じが残り続けた。知る必要のないことは知らなくていいし、知らないほうがいいこともある。でも、好奇心として、知りたくもなる。夜の海に潜るというのは、言うなればそのような行為だった。もしかしたら海に潜ること自体がそうなのかもしれない。

 地上では、上を見上げると天の川がくっきりとわかるほどの夜空が広がっていた。そのとき月はなく、海に浮かんでもいなかったけれど。

Profile

take(take@blue-jam.com)
1981年12月23日生まれ
横浜市の端に在住
音楽と夏と海をこよなく愛してます。
強く、やさしく、フェアに

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